ニッポンの国宝、毎週送られてくるが、そのペースでは読み切れない。今回は第10号と第11号の2号をまとめる。
第10号は、檜図屏風と雪舟。檜図は、確か正月に見たことがある。正月の東博は開館している。正月の平常点時でも東博はけっこういいもの持ってるからなかなかである。正月は箱根駅伝の応援ついでに東博に行ってみるか。
そして雪舟。雪舟の国宝は6点あるそうだが、慧可断臂図(えかだんぴず)が載っている。雪舟は童話で、涙でネズミの絵を書いた話を覚えている。山水画で一番有名な人だが、この絵は山水画ではない。達磨が座禅をしていて、弟子入りを願っている人が書かれている。どっかの展覧会で見たことがあるなあ・・今回気が付いたのは、入門を願っている人だ。この人、自分の腕を切っている。その位の覚悟ですよ、という意味だそうだが、ちょっと怖いな。
第11号は、中尊寺と鑑真の座像、中尊寺の金色堂はキンピカで超有名だから、あんまり書くことはない。鑑真座像は、展覧会で一度観たことがある。奈良唐招提寺にあるものだ。唐招提寺には鑑真のお墓もある。本堂から右奥に入った場所だった。御朱印を貰いに、大阪出張のついでに二度ほどお参りした場所だ。自転車で行くといい。唐招提寺から薬師寺も近いし。