資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ニッポンの国宝9/50~源氏物語絵巻

2017年12月07日 | 地理・歴史系資格とその活用

 毎週ニッポンの国宝が出版社から送られてくる。国宝検定用に毎週取っているんだが、この検定の学習は結構疲れる。まだ9号だ、あと41号もある。今週号は縄文のビーナスと源氏物語絵巻だ。縄文時代はあんまり興味がないからパス。源氏物語は興味深々だ。

 源氏物語は、西暦一千年頃にできた。その百年後、宮廷で物語の場面を選んで絵巻物ができた。しかし作者はわかっていない。現在二十数点の絵が残っている。徳川と五島美術館だ。彩色が美しいため、今でも人気がある。有名なものに、柏木(三)、そして宿木当たり。二千円札は鈴虫(二)、記念切手は宿木(二)だ。

 (鈴虫(二))

  

 (宿木(二))

 

 先日、京都の国宝展で、源氏物語絵巻をすぐそばで観た。柏木(三)だ。(写真:下段)物語の主人公、光源氏が不義の子を抱いている、複雑な表情が巧みに表現されている。光源氏が正面から描かれた絵だった。よくは見えないが、上段の夕霧は、ラブレターを勘違いして覗き込む夕霧が描かれている。源氏物語は、子供の頃は源平合戦の物語だと思っていた。読んでは見たいが、宮廷のドロドロした愛憎の物語だから、ちょとね。

 (下段:柏木(三))

 

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