火・水とクラブツーリズムの「秋から始める登山教室」第11回で、八ヶ岳へ一泊で出かけた。メンバーは17名、ほとんどが山小屋は初めての経験だ。桜平から約1時間半、オーレン小屋に到着。小屋からは、明日登る硫黄岳が見える。頂上はいい天気だ。明日もこの天気が持ってくれればいいが。
オーレン小屋の入り口にて
小屋からは明日登る硫黄岳が見える
ここは、山小屋には珍しく、風呂(シャンプーやせっけんは使用不可)が使える。入浴したが風呂が熱いので、水を入れると同時に、皆で、草津温泉の湯もみのようなことをかなりの時間やる。また小水力発電所を持っていて、夜中でも電気が使える。 夕食前には、珍しいお客さんが来た。「かもしか」である。皆で写真を撮る。さらに裏に「コマクサ」が咲いていると言うので見に行く。夕食は、さくら肉。
カモシカのお客さん
コマクサが生えている
山小屋のエチケットを聞く。同行者の一人が荷物に、スーパーのレジ袋を使っていた。ガイドさから、それは使わないようにと。早朝準備していていると、レジ袋は音がうるさい。布製の袋が売られているから、それを使うようにと。そして、添乗員から、ザックは座席には置かない。必ず人間が座るように開けておくようにと。団体登山を快く思わない人もいて、そんな人から注意を受けるそうだ。山のエチケットもなかなか。
翌日6時半に出発。天候は霧。前日450m登り、本日さらに450m登って硫黄岳山頂だ。早朝からの登りはきつい。稜線に出ると風が強い。途中、白い花が、何の中かと聞いたら、ハクサンシャクナゲだって。厳しい登りの最中、写真は取れない。8時半に山頂に到着。気温は7℃、風が強く体験温度は0℃だ。写真を撮って早々に下山開始。
山頂は広く平坦。そして霧
赤岳鉱泉についたころから、雨が強くなる。雨の中、美濃戸からバス待ってる美濃戸口のゴールへ。下山は、5時間、1,000m。足が痛くなる。入浴して帰路に着く。次回の「秋から始める登山教室」は、第12回で最終回。北アルプスの燕岳だ。1年間の成果が出る。8月2,3日の一泊二日の行程だ。