しばらく前、当時の安倍自民党総裁のFACEBOOKに、イエール大学の浜田教授からFAXが届いたという内容をこのブログでも書いた。そして現在は政府の顧問にもなった浜田教授の最新刊である。
以下、内容の概要を書く。浜田教授は、日本人では最もノーベル経済学賞に近い人である。しかし、本人はとてもそんな資格はないという。なぜか?教え子である日銀白川総裁を正しく導くことができなかったからだ、という。
結論から言うと、20年もの間デフレに苦しむ日本の不況は、ほぼすべてが日銀の金融政策に由来するものだ。日銀の白川総裁は、アダムスミスから200年、経済学の研究成果を無視して、世界中から無視される日銀の孤高の理論で、円高を招き、株安を作り、失業や倒産、自殺者の増加も無関係ではない。
この日銀のおかしな考えは、浜田教授だけではなく、世界中の経済学者が認めている。世界で日本だけが世界の流れから孤立して政策運営している。従って、正しい金融政策を取れば日本経済は十分復活するという。
そこで、この書籍のタイトルは、日本が正しい政策を取れば、すぐ復活するのを世界中が知っているという意味から付けた、という。
私が思うには、なぜ、マスコミがこれを取り上げないんだろう。三橋ブログによると、マスコミはほとんどが、日本経済を復活させたくないと思っているからだという。財務省や日銀の記者クラブで記事を受け取って、それを報道しているだけだから、財務省・日銀の批判はできないんだと。 民主党はいまだに選挙前に主張を繰り返している。選挙で負けたんだから、もうやめれないいのね。
政治はとにかく、安倍さんに頑張ってもらって景気をよくしてもらいたいものだ。
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アメリカは日本経済の復活を知っている |
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