私の好きな歌をかけましょう♪
Barry Manilow - Can't Smile Without You (Audio)
今日の私はこの歌のムードだね。
17年、正確には16年と8カ月乗ったクルマと別れる日が来てしまった。
このシフトレバーを動かす時の感触が好きだったな。
PからRへ。RからNへ、そしてDへ。
ドックン、ドックンと重く動くシフトレバー。
英国製のクルマにあるコイン置き場は、あの分厚い1ポンド硬貨も押し込めるよ。
幅がピタッと正確。
クイーンの硬貨。
あ、今はキングだった(^^♪
この内装も記録しておきましょう。
照明を操作するレバーがヘンだったわー。
ドアノブもかなりヘンな形をしていた。
そんなところも全部がかわいらしい。
革にクリームを塗り続けたおかげで、シートに亀裂が入ることもなかった。
後部座席ね。
私が座り続けたシート。
座り心地は上々だったよ。
腰が疲れないね。
正面からも撮影しておこう。
後ろからも。
ちょっと間抜けな後ろ姿(笑)。
残念で平凡なデザインだったわ。しかしそれも今となってはかわいい。
もう一度正面から。さっきのよりもやや上からね。
縦横の古典的曲線がかわいらしかった。
ジャガーXタイプはあまり売れなかったクルマだ。
しかも四輪駆動でワゴン車のジャガーとなると、「間違った選択だ」と言われたものだ(笑)。
気にしない気にしない。自分が好きなものを好きに使えばいいのだ。
徳大寺先生風に言うと、ジャギュアね。美しいわ。
英国的に発音するとそれが近いと思う。
米国人はよく「ジェ~グワァ~」みたいに言うけど。
このXタイプは、ジャガーやボルボやランドローバーがフォード傘下にあった時代に生まれたクルマである。
当時のデザイナーのトップはイアン・カラムだ。
その後金融危機のあたりでフォードはジャガーというブランドを手放し、それはタタ(インド企業)のブランドとなった。
その後イアン・カラムはどんどん新しい(古臭くない)ジャガーのデザインを作っていった。
この運転席も長く座ったもんだね。
11.4万キロ。
その多くが、鎌倉と八ヶ岳山麓の往復に費やされた距離だ。
このクルマを選んだ理由は、ワゴン(犬や荷物をたくさん載せるから)であり四駆(豪雪の八ヶ岳西麓によく行くから)であるからだった。
もうひとつの理由が、ワンコ専用のしっかりした金属ネットがオプションにあったからだ。
狩猟文化の国のクルマに多いアクセサリーだね。
大きなワンコを載せていたからな。
茶々之介氏だ。
走馬灯のように記憶がよみがえるよ。かわいい子だった。
山麓を走り回っていた。
諏訪大社のお守りを外しておかないといけないね。
天井材が剥がれかけて落ちて来るなんてトラブルもあった。
昔の北ヨーロッパの接着剤は高い気温のもとでは、劣化が早い。
荷室から金属ネットを通して車室を見る。
お世話になりました。エンジンさん。
2,500ccでV6のエンジンは何の問題もなく、しっかり動いてくれた。
このエンジンはジャガー・ブランドがフォード傘下にあった時代に生産されたものだから、当時のフォード車であるモンデオと共用だったと聞く。
AAとはAutomobile Associationの略で英国の自動車協会のこと。
幅広い活動を行っていて、自動車保険、自動車を楽しむための活動、日本のJAFのようなことまでやっている。
このAAのエンブレムは、英国の通販で購入してシャレでつけてみたものだ。
ドガティ君は苦手なキレイキレイ中(笑)。
私はランチの用意だ。
奥さまがピラティス教室に早めに出かけるのに応じて、早めの用意開始。
私が得意な親子丼だよ。
甘い味で煮ましょう。
タマゴはあまり崩さないように。
ほら出来た。
サラダもいっぱい食べるー。
トロトロの親子丼。
七味をかけてね。
あぁ~、おいち♪
そろそろ愛車からいろんなものを出しておかないと。
いそがしい、いそがしい。愛車は最後にピカピカにして、お渡ししましょうね。