ある日のお昼の話だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/75/fba8855a3e713f7cce198e498ddfb826.jpg)
夏だねぇ。原村のてっぺんの夏。
ランチに出かけましょう。
Paul McCartneyでEnglish Tea ♪
三井の森を下る、下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/63/ac3a2d889d26c33986579a56ea270b84.jpg)
原村の中の英国的な蕎麦店へ行きましょう。
御柱街道も、下る、下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/b9/a05bc95623dcda68333b4c58b84a25d8.jpg)
行き先は原村の中の蕎麦店で、香草庵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/08/648657d2ab683f1d8a48fe2eed5b68bd.jpg)
ここは見事に都会的な蕎麦を楽しませてくれるよ。
思いっきり田舎なロケーションなのにね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/35/afb03575fcdacb5a692d832821e6006a.jpg)
一番に行ったつもりなのに、すでにお客さんでいっぱいだ。
営業開始時間は午前10:45というすごいお店だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/13/47e5e09149e972f9f139c48dfe1891b4.jpg)
原村の森の中に忽然と現れる英国農家風建物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/fc/cebef3dcb1a565e988b1ed26e066db1c.jpg)
20年近く前に現れた時はびっくりしたよぉ~。
英国アンティークまで売っていたもんね。
しかも蕎麦店。この森の中で。
面白いのは、お店を始めた方々がその時点でそれなりの年齢の方であって、強い関西のアクセントで話す方々だということ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/32/daaac99904860a21a300363d189ffdac.jpg)
関西で、信州で、英国で、蕎麦。
これはすごいコンビネーションだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/77/6562ea15764520ce501fbd61d2b2a0a2.jpg)
しかし洗練された蕎麦が人気を呼び、その後も人気を維持し続けた。
ということで、11:30AMですでにすごいお客さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/3d/b1376bd099010aab91c9cdcafa7e25db.jpg)
ワンコもオッケーな席がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/19/e05dff081e49f7bebebae7fc383747f5.jpg)
しかし外なので、この時期は虫も多いし、ドガティ君は不参加だ。
彼は山荘内でねんね。
よくまあ、これをここに作って蕎麦店を始めたよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/bd/e8b697105515868bdda0a28539abb65f.jpg)
大成功して、それを維持して、立派だと思う。
庭もキレイだ。高原風であり、英国風であり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/6d/20656dce2a348695b3c66a676534f744.jpg)
店内に入りましょう。
店内もばっちり決まっているのよねぇ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6a/1ec77a0238b1b1c7fa900de322a20d43.jpg)
クラシックな家具や調度品。
どんだけ英国やねん、ってなもんだ。
みなさん、シッカリこの店を楽しんでおられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/9f/8d141c6840da69c7888c2210d4eed058.jpg)
我々も着席した。
前々回の記事に登場したハルさんご夫婦を奥の席に発見し、ご挨拶。
「どうも、どうも、また会いましたね」
まずは、そば茶。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/4f/7f9a06db24c340573ce57ea49ce01678.jpg)
一息つく。
あちこちにステンドグラスが使われているよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/23/2128b54d73ee9e15eb2d9c64f7a803e9.jpg)
以前は英国で買い付けた古いステンドグラスが、たくさん売られていた。
薪ストーブはヨツール。
いいよなぁ、これ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8e/3fcfb7351770e29f8150b93fb0cad33e.jpg)
妻がオーダーした蕎麦が来た。
これは冷やし鴨南。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e9/4a4225cd1c88db1527c2a672bcc28109.jpg)
すっごくおいしそうでしょ。
夏の原村の森の中で、冷やし鴨南。
これがどれだけおいしいか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/73/be9a0983186e02a9f7a5832f95c31860.jpg)
私は昔からぶっかけ蕎麦ばかりだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c1/99f2faa008daee6b71dbf178c94b782d.jpg)
これは味噌玉(↓)だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8e/8e94eec524676a42eb871faed796e776.jpg)
これを掛けつゆの中で溶く。
それを蕎麦にぶっかけるのだ。
そして底からかき混ぜる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/19/4cf7040824f24dee9d92a2b79c71d1af.jpg)
よぉ~くかき混ぜて食べようね。
旨過ぎる。のけぞっちゃうよ。
この蕎麦の研ぎ澄まされた味わい。
信州でも江戸でもなかなか食べられないレベルじゃないだろうか。
加えて、昨年から香草庵でも天ぷらがはじまった。
食べてみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/b9/121baaad8550ec2baf7627b4f862b3e3.jpg)
海老天とかき揚げ。
夏らしくコーンも混じるかき揚げだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/50/e473802318eddc149d7d59f2e60b5ec9.jpg)
この塩をつけて食べようね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/63/548164f1b055fa2a776436d2be1ec3b0.jpg)
いやもう、おいし過ぎるランチだ。
香草庵って、すごいなぁー。
この蕎麦店の凄さを堪能した。
では山荘に帰りましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f1/3291d1b27acaafc4a02b3b286fe55e7c.jpg)
御柱街道を走る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d6/847eae41cb7f97f075a591c67fc8dee6.jpg)
どんどん上へ。
阿弥陀岳の方、つまりは東へ向かいましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/bc/5f40fa5e6d1b04bde2641010f551e169.jpg)
香草庵はありがたい。
まず蕎麦が美味しい。次に山荘から近い。食べたらすぐ山荘に戻れる。
すぐに原村の八ヶ岳中央高原三井の森に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/39/926138c2186bb4d49cfe09c4da30a561.jpg)
ここから山荘までは2.5kmほどあるけどね。
読書しましょう。
善光寺コード。神秘的だよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/07/3eb73759941527a8fc23aa18513a8b6e.jpg)
信州ファンの皆様は、ぜひお読みください。
原村のAコープで買ったモモ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/d0/85ce01568593f866674a1932853b7431.jpg)
そんなに高くないのに、美味しかったな。
本棚から発見したのはBE-PAL2014年1月号。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/cb/d019331aec89a4b0d758074bd9a8fff8.jpg)
つまり2013年12月発売のものだ。
今から9年近く前だなぁ。
我らの憧れであるカヌーイストの野田友佑さんも、この頃はお元気だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/c0/61b8e563ed13d334aae90c2dd11e8512.jpg)
まだ盛んにエッセイを書いておられたもんね。
でも最近お亡くなりになってしまった。彼の著書を読み続けた古くからのファンとしては大変悲しい。
つづく。