ちょうど1週間前の日曜日の午後。私はスタンバイ。
鎌倉市からは思いっ切り遠い、成田国際空港に向かう予定。
どこへ行くかって?
1年ぶりのご無沙汰でした。米国ジョージア州アトランタ。南部だ。
どうぞ、こちらを。
レイ・チャールズの名曲。
GEORGIA ON MY MIND♪
大船駅から成田エクスプレス。
あぁ~、なんか思いやられるくらい、遠い。
まだ旅は始まったばかり。旅って面倒。
セブン・イレブンのおにぎりは次々新商品が開発されるが、JR系のコンビニNEW DAYSではそうも行かないらしく、商品があまり変わらない。それは私にとっては有難いことで、私の好きなものがいつまでも食べられる。
カリカリ梅と和風ツナマヨなんて、もう何年変わってないだろう。私はこれ、大好き。
ムシャムシャ食べた後、いねむりしていると、もう成田空港駅。遠いと思ったら近かった。
デルタ航空でチェックイン。さすが米国の巨大エアライン。
すごいわ。去年も乗ったけど。ワンコだって条件付き機内持ち込み可能だぜ。
シャネルのお姉さん。
私が乗るのは赤い破線で囲んだロス・アンジェルス行き。でも本当に乗りたかったのは、黄色い破線で囲んだアトランタ行き。最終目的地はアトランタなんだ。でも直行便がいっぱいで、ロス・アンジェルスにまずは飛び、そこ経由で米国内の便でアトランタに行くことになった。
これが私の乗るロス・アンジェルス行きのジェット。
デルタの本社はアトランタだよーーん。ちなみにコカ・コーラもそうだよーーーん。CNNなんてのもそうだ。
しかし、とにかく男は黙ってサッポロ・ボールを飲もう。ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー。そして成田。
すぐに私は機上の人。
最初にメニューが来た。私はいつでもジーンズ。
前菜やスープのあとのメインは好みで選べる。
おっさんのキャビン・アテンダントさんが「当然、テンダーロイン・ステーキざんしょ?」と尋ねるから、私は「いや、違います。私はタンドーリ・チキンにするのです」と言うと、不思議そうな顔をされた。
いいじゃないか、タンドーリで。
まずは搭乗のシャンペン。
さらにFT(フィナンシャル・タイムズ紙)。アウンサン・スー・チー(それぞれお父さん、おばあさん、お母さんの名前だったかな?)が当選を決めた時の記念すべき紙面。週末版は豪華だよ。分冊でいくつも出て来るから。
さすがデルタ。同郷のコカ・コーラ社のボトル100周年を祝う。
これがタンドーリのチキン。メニューには「チキン・タンドーリ」とあるが・・・。
スパイシーなタンドーリを楽しみ、シャルドネ。
もう寝る。
この日は長い日曜日になる。
日本の日曜日の夕方に成田空港を出て16時間以上かかってアトランタへ着き、そこからクルマでホテルへ行くことになる。
でもまだそこは時差の関係で日曜日の夜になったばかりである。
しかし私の体の状態は時差(14時間)の分だけ先に進んでおり、すでに月曜日の真昼間だ。
ということは私の体はすでに恐ろしく疲れているが、感覚は昼間なのでろくに寝られないまま米国時間で月曜日の朝になり、そこから12時間くらい仕事をすることになったりするので、危険。
おぉ~、ロス・アンジェルスだ。
碁盤の目みたいは退屈な景色。
日本人独特のスタイルで、この街をスペイン語でただ「ロス」って呼ぶのは変だ。それは英語の定冠詞「THE」と同じようなものなので、「ロス」を抜かして、まだ「エインジェルス」と呼んだ方がいいだろう。ラス・ヴェガスのことを誰も「ラス」と呼ばないのと同じように。
着いちゃった。
カリフォーニア。
乾いている。しかも暑い。そして人だらけ。
私はロス・アンジェルスからまた別のデルタに乗ってアトランタに移動する。
それはゲートの68Bだ。
あーーー、のどが渇く。
水を買ってがぶ飲み。
おい、まだかよ。
2時間くらいつぶす。退屈だし、疲れているし。
おっと。アトランタに向かう飛行機が、そろそろ用意が出来たみたい。
乗りまぁ~~す。ではまた。
4時間ほど。新幹線のぞみで東京・広島間くらいだ。
そしてアトランタ、到着。
Ground Transportationの表示に向かって歩く歩く。
短距離の電車があるが、乗らなかったので、どんどんただ歩くだけ。
デルタ、デルタ、デルタ。どこもデルタだらけ。
なんて遠いのでしょう。
直行便が取れなかった時は、1日前の便でも直行便にした方がいいね。
どんどん歩くが、面白い彫刻が並んでいる。
みんなかなりの大きさで見応えがたっぷりだ。
出口は間もなく。
アトランタの空港のタクシー乗り場で並ぶ。
タクシー・ドライバーさんに「インターコンチネンタル・バックヘッドへ」というと連れて行ってくれる。
アトランタはニューヨークやカリフォルニアに比べれば、すべてが安い。
タクシー・ドライバーさんは移民が多いが、ここでは東アフリカからの人が多いようだ。
昨年同様、この方もそうだった。
「なにせ食べ物も家賃も安いからね」とおっしゃった。
あれこれ話しながら、アトランタ中心部のホテルへ向かう。
【つづく】
鎌倉市からは思いっ切り遠い、成田国際空港に向かう予定。
どこへ行くかって?
1年ぶりのご無沙汰でした。米国ジョージア州アトランタ。南部だ。
どうぞ、こちらを。
レイ・チャールズの名曲。
GEORGIA ON MY MIND♪
大船駅から成田エクスプレス。
あぁ~、なんか思いやられるくらい、遠い。
まだ旅は始まったばかり。旅って面倒。
セブン・イレブンのおにぎりは次々新商品が開発されるが、JR系のコンビニNEW DAYSではそうも行かないらしく、商品があまり変わらない。それは私にとっては有難いことで、私の好きなものがいつまでも食べられる。
カリカリ梅と和風ツナマヨなんて、もう何年変わってないだろう。私はこれ、大好き。
ムシャムシャ食べた後、いねむりしていると、もう成田空港駅。遠いと思ったら近かった。
デルタ航空でチェックイン。さすが米国の巨大エアライン。
すごいわ。去年も乗ったけど。ワンコだって条件付き機内持ち込み可能だぜ。
シャネルのお姉さん。
私が乗るのは赤い破線で囲んだロス・アンジェルス行き。でも本当に乗りたかったのは、黄色い破線で囲んだアトランタ行き。最終目的地はアトランタなんだ。でも直行便がいっぱいで、ロス・アンジェルスにまずは飛び、そこ経由で米国内の便でアトランタに行くことになった。
これが私の乗るロス・アンジェルス行きのジェット。
デルタの本社はアトランタだよーーん。ちなみにコカ・コーラもそうだよーーーん。CNNなんてのもそうだ。
しかし、とにかく男は黙ってサッポロ・ボールを飲もう。ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー。そして成田。
すぐに私は機上の人。
最初にメニューが来た。私はいつでもジーンズ。
前菜やスープのあとのメインは好みで選べる。
おっさんのキャビン・アテンダントさんが「当然、テンダーロイン・ステーキざんしょ?」と尋ねるから、私は「いや、違います。私はタンドーリ・チキンにするのです」と言うと、不思議そうな顔をされた。
いいじゃないか、タンドーリで。
まずは搭乗のシャンペン。
さらにFT(フィナンシャル・タイムズ紙)。アウンサン・スー・チー(それぞれお父さん、おばあさん、お母さんの名前だったかな?)が当選を決めた時の記念すべき紙面。週末版は豪華だよ。分冊でいくつも出て来るから。
さすがデルタ。同郷のコカ・コーラ社のボトル100周年を祝う。
これがタンドーリのチキン。メニューには「チキン・タンドーリ」とあるが・・・。
スパイシーなタンドーリを楽しみ、シャルドネ。
もう寝る。
この日は長い日曜日になる。
日本の日曜日の夕方に成田空港を出て16時間以上かかってアトランタへ着き、そこからクルマでホテルへ行くことになる。
でもまだそこは時差の関係で日曜日の夜になったばかりである。
しかし私の体の状態は時差(14時間)の分だけ先に進んでおり、すでに月曜日の真昼間だ。
ということは私の体はすでに恐ろしく疲れているが、感覚は昼間なのでろくに寝られないまま米国時間で月曜日の朝になり、そこから12時間くらい仕事をすることになったりするので、危険。
おぉ~、ロス・アンジェルスだ。
碁盤の目みたいは退屈な景色。
日本人独特のスタイルで、この街をスペイン語でただ「ロス」って呼ぶのは変だ。それは英語の定冠詞「THE」と同じようなものなので、「ロス」を抜かして、まだ「エインジェルス」と呼んだ方がいいだろう。ラス・ヴェガスのことを誰も「ラス」と呼ばないのと同じように。
着いちゃった。
カリフォーニア。
乾いている。しかも暑い。そして人だらけ。
私はロス・アンジェルスからまた別のデルタに乗ってアトランタに移動する。
それはゲートの68Bだ。
あーーー、のどが渇く。
水を買ってがぶ飲み。
おい、まだかよ。
2時間くらいつぶす。退屈だし、疲れているし。
おっと。アトランタに向かう飛行機が、そろそろ用意が出来たみたい。
乗りまぁ~~す。ではまた。
4時間ほど。新幹線のぞみで東京・広島間くらいだ。
そしてアトランタ、到着。
Ground Transportationの表示に向かって歩く歩く。
短距離の電車があるが、乗らなかったので、どんどんただ歩くだけ。
デルタ、デルタ、デルタ。どこもデルタだらけ。
なんて遠いのでしょう。
直行便が取れなかった時は、1日前の便でも直行便にした方がいいね。
どんどん歩くが、面白い彫刻が並んでいる。
みんなかなりの大きさで見応えがたっぷりだ。
出口は間もなく。
アトランタの空港のタクシー乗り場で並ぶ。
タクシー・ドライバーさんに「インターコンチネンタル・バックヘッドへ」というと連れて行ってくれる。
アトランタはニューヨークやカリフォルニアに比べれば、すべてが安い。
タクシー・ドライバーさんは移民が多いが、ここでは東アフリカからの人が多いようだ。
昨年同様、この方もそうだった。
「なにせ食べ物も家賃も安いからね」とおっしゃった。
あれこれ話しながら、アトランタ中心部のホテルへ向かう。
【つづく】