ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

春色・二上山(2013.03.19)

2013-03-20 09:33:04 | 山日記

【登山日】2013年3月19日(火)
【コースタイム】道の駅「ふたかみパーク当麻」09:00…祐泉寺09:30~09:35…岩屋峠09:53…雌岳10:10~10:20…雄岳10:43…眺め坂11:15~11:20…鳶塚11:36…ふるさと公園12:00…道の駅12:10

明日は春分。めっきり春めいて暖かくなった快晴の朝。思い立って二上山へ出かけました。9時ちょうど、道の駅「ふたかみパーク当麻」を出発。

歩き始めて30分、祐泉寺に着き、美しい庭園を抜けて本堂にお詣りしました。昨日の雨でジメジメした個所もある谷沿いの道を登ると、じんわりと汗ばんできました。水場で休んでおられた人の先に行き、案外楽に岩屋峠に着きました。休まずにそのまま登り続けます。


真っ青な空の下、河内平野を見下ろしながら登っていくと、咲き残ったサザンカの花に集うメジロたちの歌声が、賑やかに春を謳歌しているようです。下ってくる毎日登山の人達に何人か出会いました。


今日の雌岳は貸切状態でした。10分ほど休んで歩き始めた頃、馬の背の方から女性が一人、登ってきました。


雌岳山頂はアセビの花盛り


中にこんなピンクの花も咲いていました。先月は雪で滑りやすかった道を馬の背に下り、雄岳に登り返します。
途中で何と二組のパーティ(若者4人組としっかりした装備の高年ペア)から雌岳の道を聞かれました。


雄岳の神社手前に、こんな立派な標識が立っていました(写真は合成)。先月には見かけなかったものです。その代りではないでしょうが、この手前の小さい岩場から道の駅への道、大津皇子墓から少し下ったやはり道の駅に下る道、どちらの分岐にもあった手書きの道標はなくなっていました。


道の駅への道と合流(ここの分岐の道標も撤去されていました)して枯葉の上にツバキの散り敷いた道を下ります。途中、出会い坂、いっぷく坂のベンチで休んでいる方に出会いました。


眺め坂の急坂を下って鳶塚の山頂を見たあと、登り返して今日は初めての道を鳶塚へ向かいます。


この分岐にあった標識もなくなっていました。(矢印は眺め坂への方角を示しています)
しばらくは落ち葉に埋もれるような分かり難い道を下ります。コルに下るとはっきりした踏み跡が現われ、次の分岐には「鳶塚→」の標識がありました。何故か「捻挫に注意」と添え書きしてあります。


この岩の横を抜けると、間もなく鳶塚(268m)の頂上です。


鳶塚頂上からの雄岳。何の変哲もない頂上なので、立ったまま水分を補給しただけで出発。ここからの道はかなり急で、昨日の雨に湿った落ち葉で滑らないように気を付けながら下りました。傾斜が緩まると道は左右に分かれますが、道の駅の方、右へ行きます。壊れた小屋の横を通り、車の音が聞こえるようになると最後の急坂を下って「ふるさと公園」の北端に飛び出しました。太鼓橋のかかる池に噴水があがり、雌雄の二上山が高く見えます。


道の駅はすぐ近く。
紅白のウメと黄色のサンシュユの花の上に浮かぶ二上山に見送られて、素晴らしいフィナーレでした。
 



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