次は「宇陀・東山」集落をご案内します。
宇陀は奈良県北東部で古くは阿騎野(あきの)と呼ばれ、柿本人麻呂が万葉歌で知られる
ところです。現在は宇陀市榛原がその中心になっています。
東山は奈良盆地から東に見える標高500m前後の大和高原一帯をさし、その裾野にあたる
のが宇陀と言えます。
これはその山村の代表的な建築様式を残す旧八重川家住宅。
現在は名阪国道が走る、宇陀郡針から移築復元された19世紀の建物です。
外観は軒先まで茅葺の屋根を葺きおろしています。
軒下に掲げられた木製の「魔よけの矢」
入り口をくぐると土間の手前が厩、奥にカマドがあります。
居間は二室でこれが標準的な間取りだったようです。
これでは突き刺さらない???
私も古民家を見るのは好きですが、小さな家でも造りは今ではないくらい、とてもしっかりした感じですね。
家を建てた大工さんが作ったということですが、どんな理由があるのでしょう?
古い民家は今の住宅と違ってどれもどっしりしていて、
歴史を感じますね。私も大好きです。