ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

花の寺・岡寺(続)

2013-04-27 21:35:45 | 旅日記

奥ノ院から本堂南側の斜面に続く道を西に引き返すように進みます。両側はシャクナゲのトンネル。♀ペンはこの白い花が好きです。


こちらの山側は日当たりが少ないのでまだ蕾の色が鮮やかです。


ちょうど本堂の真向い辺りの高台に義淵僧正の廟所がありました。


更に進むとオオデマリの花に出会いました。


少し下ると美しい三重宝塔の前に出ます。旧寺域にあった塔が文明4年(1472)7月に大風で倒れ、昭和59年(1986)に現在の場所に再建されたものです。


軒下の風鐸の横に、なぜか木製の琴が下げられていました。


塔の後は格好の展望台で、ツツジやキリ、フジの花の向こうに金剛・葛城から二上山に続く山並みが望めました。


シャクナゲの花越しに本堂を見ながら、大師堂を左に見て下ります。


左から楼門、開山堂、本堂。道を隔てて鐘楼。


この辺りでも色とりどりのシャクナゲの花が満開です。


先ほど辿った道を見上げると、斜面一面のシャガの花でした。


仁王門を出て駐車場への道と参道との分岐には、真っ赤な八重のツバキが咲いています。


参道を少し下ると昔ながらの佇まいの「坂の茶屋」があります。店の前まで行って覗くと、有名人の色紙がたくさん貼ってありました。
「花の寺」の名の通り、さまざまな春の花をたっぷり見せて頂いて岡寺を後にしました。


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