ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

春うらら松尾山(2014.04.26)

2014-04-26 18:05:16 | 矢田だより

連休初日は素晴らしい青空で明けました。道路の混雑を予想して、近場の矢田丘陵を歩きます。

 シロバナのタンポポ

斑鳩町営駐車場を9時半に出発。畑の中の道を歩いていくと「タケノコ持って帰るか?」とオジサンが言ってくれましたが、「これから山へ登るので…」とご辞退しました。火葬場の横から、墓地の横へと夜分にはあまり歩きたくないような道が難点ですが、ちょうどよい足慣らしのアプローチです。暑いほどの日差しを背中に受けながらゴルフ場を抜けて山道に入りました(09:45)。

 シロバナヘビイチコ

早くから松尾寺へお参りした人が下って来るのに出合い、挨拶を交わします。私たちと同じように空身か軽装で、遠方からの人はしっかりした山支度です。

ミツバツツジはすでに散り、モチツツジにはまだ早くて道脇ではほんの数本だけが花を開いていました。単調な山道をゆっくり登り続けるうちに、ザックを担いだ人に追いついてしまいました。

ようやく汗ばんでくる頃、松尾寺南門をくぐります。

参道の両側に紅白のシャクナゲが咲いていました。階段を登り参詣を済ませて松尾山に向かいます。境内のベンチには10人たらずの人が腰を下ろしていましたが、三重塔から修行道に入るとまったく人影を見なくなりました。

無人の頂上(10:30)から国見台(10:45)まで行ってみましたが、モチツツジはまだ蕾でした。いちばん早く咲く株でこんな様子です。

尾根道で見たヤマツツジです。

松尾寺に帰り、霊泉の水を汲んで今日二度目のお参り。

本堂下にシャガの大群落がありました。

シャクナゲの花に見送られながら、南門を出ます(11:10)。

思いがけずギンリョウソウがたくさん顔を出していました。

ゴルフ場を過ぎた休耕田で春の花と遊びました。

最近めっきり少なくなったレンゲ畑です。

ハハコグサもたくさん咲いています。のんびり遊んで正午、駐車場に帰りました。緑のそよ風の中、13,170歩の気持ちのよいハイキングでした。