ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ベトナムの旅 (2) ハノイ

2009-03-27 19:54:13 | 旅日記
2009年 03月 21日(土)

曇のち晴れ。8時半、ホテルを出てハノイ市内観光に。
まず、ホーチミン博物館の前を通って一柱寺に行く。
蓮の花を模して、本堂が一本の柱で支えられている珍しい建築形式の仏教寺院である。


1049年建立だが戦争で破損し、現在は柱は丸い覆いに隠れている。


内部を拝観してバスの停まっているところまで歩く間に、ホーチミン廟の前を通る。


土曜日とあって小学生の団体をはじめ見学者が長蛇の列を作っていた。
南北統一に全生涯を捧げた国民的英雄が、あらゆる世代の民衆から敬慕されていることが分る。
ちょうど9時になり、バーディン広場越しに毎時ちょうどの衛兵交代を見ることができた。

ホアンキエム湖には、13世紀に明の侵略からベトナムを守ったレイ・ロイの伝説がある。
湖から引き揚げた剣で明軍を破り、剣を返しに湖に行くと大亀が現れて剣を咥えて帰ったという。
ホアン(還)キエム(剣)の名の由来である。


「福」「録」の門柱を潜り,


真っ赤な棲旭橋を渡ってゴックソン島に渡り、玉山祠に詣でる。


ここには元軍を撃退した英雄などを祀っている。
1968年に捕獲された体長2mの大亀のはく製を見た。そのうちに対岸が騒がしくなり、池の面に波紋が広がり大きな亀が首をだした。どうも作り物らしい。


短い時間ながらオールドシティを散歩して、昼飯を食ってハノイ空港へ行く。


離陸すると2時間足らずでカンボジア・シェムリアップ空港に着いた。