ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

世界遺産の旅 - フランス 3 (パリ・セーヌ河岸)

2009-03-12 20:00:12 | 旅の想い出

「モンマルトルの丘」は、セーヌ右岸にあるパリで一番高い場所です。
この住宅街は、19世紀末から若き芸術家たちが住み着いた安アパートなどがあったところです。


ここは、題名は忘れました(地下室のメロディ??)が、アラン・ドロンの映画の舞台です。
若き変愚院が格好つけてます。


丘の上の「テルトル広場」では、今も無名の芸術家たちが作品を並べています。


モンマルトルの象徴的な建物。白亜のサクレ・クール寺院。


当時、寺院周辺はジプシーの少女たちにとって観光客相手に格好の稼ぎ場でした。
二人一組の暴力スリで、オレンジの服の少女が手に持っているのは段ボール紙。
上に手作りのアクセサリなどを並べて押し売りにきて、
別の少女が下から手をのばしてバッグなどを引った繰ります。
私たちのグループの一人も、危うく被害に遭うところでした。


屋根の上に名前通り「赤い風車」があるムーラン・ルージュ。
ロートレックが踊り子たちをモデルにした多くの作品を残したことで有名で、
このキャバレーを舞台にした映画も何本も作られています。
エルビス・プレスリーやフランク・シナトラも、ここに出演したということです。