竹富島は石垣島の南西6㎞の海上に浮かぶ、周囲9.2㎞の小さい
島です。しかし古い町並みや伝統文化などで八重山諸島の中でも、
「沖縄らしさ」をもっとも色濃く残していると云われます。
はじめに「星の砂」で有名な海岸に行きました。砂と言っても
珊瑚礁に住む有孔虫の死骸が乾燥したもので、砂粒の中に紛れて
いるごくごく小さいもの。ほとんどが波に洗われて角が取れていて、
美しい星形を見つけるのは一苦労です。
水牛車に乗って集落内を巡ります。珊瑚礁の白砂を敷き詰めた道、
家々に植えられた防風のための木々の緑に、ブーゲンビリヤや
ハイビスカスの赤い花が彩りを添えています。
家は珊瑚礁石灰岩を野面積みにした石垣で囲まれています。
適当に風が抜けるので、その勢いを弱める効果があるそうです。
屋根は赤い琉球瓦を珊瑚石灰の漆喰で固めています。雨が降ると
水分を含み、雨が止むと水が蒸発する時の気化熱で温度を下げる。
厳しい暑さに対する生活の智慧です。
「安里屋クヤマ生誕の家」。
「マタハーリヌツンダラカヌシャマヨ」の安里屋ユンタで歌われた
クヤマは実在の人で、島役人が現地妻に望んだのをはねつけたこと
で知られています。
「マタハーリヌツンダラカヌシャマヨ」は「まあ、なんと可愛い美しい
女性よ」という意味で、『死んだら神様よではない』と案内のオジサン
から聞きました。
左側の広場の奥に「西塘御嶽(うたき)」があります。
16世紀の政治家を祀っている所です。こうして30分ほど島内を廻り、
この日の観光を終えて石垣島のホテルに帰りました。
島です。しかし古い町並みや伝統文化などで八重山諸島の中でも、
「沖縄らしさ」をもっとも色濃く残していると云われます。
はじめに「星の砂」で有名な海岸に行きました。砂と言っても
珊瑚礁に住む有孔虫の死骸が乾燥したもので、砂粒の中に紛れて
いるごくごく小さいもの。ほとんどが波に洗われて角が取れていて、
美しい星形を見つけるのは一苦労です。
水牛車に乗って集落内を巡ります。珊瑚礁の白砂を敷き詰めた道、
家々に植えられた防風のための木々の緑に、ブーゲンビリヤや
ハイビスカスの赤い花が彩りを添えています。
家は珊瑚礁石灰岩を野面積みにした石垣で囲まれています。
適当に風が抜けるので、その勢いを弱める効果があるそうです。
屋根は赤い琉球瓦を珊瑚石灰の漆喰で固めています。雨が降ると
水分を含み、雨が止むと水が蒸発する時の気化熱で温度を下げる。
厳しい暑さに対する生活の智慧です。
「安里屋クヤマ生誕の家」。
「マタハーリヌツンダラカヌシャマヨ」の安里屋ユンタで歌われた
クヤマは実在の人で、島役人が現地妻に望んだのをはねつけたこと
で知られています。
「マタハーリヌツンダラカヌシャマヨ」は「まあ、なんと可愛い美しい
女性よ」という意味で、『死んだら神様よではない』と案内のオジサン
から聞きました。
左側の広場の奥に「西塘御嶽(うたき)」があります。
16世紀の政治家を祀っている所です。こうして30分ほど島内を廻り、
この日の観光を終えて石垣島のホテルに帰りました。