宮応かつゆきの日本改革ブログ

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米空母艦載機 ”厚木、岩国基地をまたにかけ使用か” 「しんぶん赤旗」が報道

2015年10月19日 | 基地

 「しんぶん赤旗」19日付は、「空母艦載機は69機、移転後も一部残留」と報じました。 以下、同紙の記事を紹介します。

 「在日米海軍司令部は18日までに、厚木基地(神奈川県綾瀬市、大和市)を拠点とする米空母艦載機部隊の機数は10月時点で69機であることを、本紙取材に明らかにしました」 

 「日米両政府は2006年5月の在日米軍再編合意に基づいて、岩国基地(山口県)に艦載機59機を移転する方針です。 防衛省は『この方針に変更はない』と説明していることから、岩国移転後も10機程度、厚木基地に残ることになります。 厚木基地周辺の『騒音軽減』を掲げながら、艦載機部隊全体が厚木・岩国をまたにかけ、双方を基地化する危険があります」

 「在日米軍によれば、主力のFA18E、F戦闘攻撃機が4個飛行隊・44機、FA18G電子攻撃機が5機、E2C早期警戒機が4機、MH60R、S汎用ヘリが2個飛行隊・14機、C2連絡機が2機となっています」

 8月20日付「神奈川新聞」は、次のような記事を掲載していました。

 「在日米海軍司令部(横須賀市)の司令官マシュー・カーター少将は19日、米海軍横須賀基地で3月の就任後初めて記者会見を開いた。 今秋に同基地に配備される後継の原子力空母について『プレゼンス(存在感)として、ここにいることが重要。 有事に素早い対応が出来る』と話した」

 「在日米軍再編に伴い、日米両政府は厚木基地の空母艦載機(第5空母航空団)を17年ごろまでに岩国基地(山口県)に移転する方針で合意している。 少将は『開始と完了時期はまだ日米で調整中だが、完了までに1年半から2年はかかる』と明かした」

 「また、米海軍は空母輸送機C2グレイハウンドの後継機に新型輸送機オスプレイの導入を決めている。 少将は『変更時期は分らないが、第5空母航空団所属のグレイハウンドもオスプレイに代わることになる』とレーガンに配備される見通しを示した」

 「厚木基地周辺住民の会」は、艦載機の爆音被害の解消、墜落の危険性から住民の命と安全を守るために米空母の横須賀母港化を撤回させることを基本として活動しています。

 こうした、米軍の動向を見ると、改めて全国の米軍基地の返還・撤去を求めている運動との連携・連帯強化の重要性を痛感します。

 


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