宮応かつゆきの日本改革ブログ

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欠陥機オスプレイはアメリカに帰れ、米ネバダ州事故は最も重大な「クラスA」

2013年09月02日 | 基地

 2日付「しんぶん赤旗」は、先月26日(現地時間)に発生した米海兵隊のMV22オスプレイの事故内容を報道しました。年内にも、厚木基地に飛来し、訓練を開始する懸念が高まる中での今回の事故は市民、県民の不安を高めています。以下、同紙の記事全文を紹介します。

「米西部ネバダ州で8月26日(現地時間)に発生した米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの機体炎上事故について、米海軍安全センターは27日、最も重大な事故である『クラスA』に分類していたことが判りました。『クラスA』事故は、損害額が『200万㌦以上』または、『死者が発生』した場合などの事故。同センターによると、今回の事故は『低視界着陸訓練』で発生しました」

「同センターの公式資料によれば、オスプレイは今年6月にも米南部ノースカロライナ州ジャクソンビルで着陸後、地表が燃えて胴体に引火、大破して約6300万㌦の損害を出しました。今回の事故について、現時点で損害額は算出されていませんが、自力では飛行できない状態と見られほぼ1機分(6000万ドル以上)になることが予想されます」

「オスプレイはわずか2カ月あまりで、『クラスA』事故を2件発生させていたことになります。防衛省は、オスプレイの沖縄配備にあたり、2003年10月~12年4月の8年半の間に同機の『クラスA』事故は2件だったとして『安全性』を強調していました。しかし、この基準からみても、わずか2カ月あまりの間に『クラスA』事故が続発していることは同機の危険性を示すものです」

 先月30日には、米海兵隊は普天間基地で、新たな運用部隊(第262海兵チルト・ローター飛行中隊)を編成しました。しかし、1機は機体不具合のため配備が間に合いませんでした。不具合機は、岩国基地で修理中です。この新たな部隊編成でオスプレイの部隊は2個中隊・24機態勢となりました。

 今後、オスプレイは、10月には、「南海トラフ地震」を想定した高知県での合同訓練への参加、さらに同月の陸上自衛隊饗庭野演習場(滋賀県)で予定されている日米合同訓練への参加が伝えられています。

 11月24日(日)に予定されている引地台公園(大和市)での「オスプレイの厚木基地への飛来、配備に反対する大集会」の取り組みを本格的に進めていきたいと思います。


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