宮応かつゆきの日本改革ブログ

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「陸自オスプレイー3機目が24日木更津駐屯地に到着、黒岩知事、情報提供求めず」

2021年02月27日 | 基地・オスプレイ

「陸上自衛隊が導入した垂直離着陸機V22オスプレイ1機が24日、米軍岩国基地(山口県岩国市)から陸自木更津駐屯地(千葉県木更津市)に飛来しました。同駐屯地への配備はこれで3機目となりました」

「残り4機も順次、木更津へ飛行予定。陸自オスプレイは最終的に17機が配備されます」(「しんぶん赤旗」26日付)

 24日、神奈川県議会黒岩知事に日本共産党の君嶋ちか子議員が、木更津配備の陸自オスプレイの飛行訓練について、質問しました。以下、要旨を紹介させていただきます。

「昨年11月20日、千葉県木更津駐屯地に配備されているV22オスプレイが、事前通告もなく神奈川県上空を飛びました。2016年、沖縄県名護市近くの浅瀬にアメリカ海兵隊所属のオスプレイが墜落して以来、海外で5件の事故が続いています。米空軍安全センター資料によると、C22の事故率は19年度6.22と米空軍有人機の中で最多となっています」

「『安保法制』強行後、米海軍と自衛隊の共同訓練が強化される中、安倍前政権は、オスプレイの佐賀空港配備を決定しましたが、地元の反対により、木更津駐屯地が『暫定配備』先となりました。21年からは、自衛隊と米軍のオスプレイ20機以上が、関東甲信越を訓練場とする計画です」

「防衛省が千葉県に示したオスプレイの訓練内容によると、富士地区演習場への飛行ルートは神奈川県を横断します。房総半島から江ノ島を結ぶ一帯に『空中操作空域』を設定しています。飛行は、『休日を除きほぼ毎日』であり、『住宅地の上空』『低空飛行・夜間飛行』の訓練もあるとしています」

「先日、私たちは防衛省に申し入れをし、人口密集地の上空を事故率の高いオスプレイが飛ぶことの危険性を訴え、飛行中止を求めました。最低でも飛行計画を示すよう求めた際、『自治体からの要望があれば通告ついて調整する』と答えています」

「そこで、知事に伺います。~ 県民が不安を抱いている中、県民の安全・安心を確保するために、飛行と訓練を中止するよう、国と米軍に求めるべきと考えますが、見解を伺います。また、オスプレイの飛行が中止されるまでの間、本県の上空を飛行する場合には、飛行ルートなどの情報提供を国と米軍に求めるべきと考えますが、併せて見解を伺います」

【黒岩知事の答弁ー飛行訓練に関する情報提供も求めない】

オスプレイの飛行と訓練の中止についてです。県ではこれまでもオスプレイに限らず米軍機の飛行に関しては、基地周辺住民の方々の生活に影響を及ぼさないよう休日夜間の飛行の禁止や安全対策の徹底、指定された訓練区域外での飛行訓練の禁止などを、基地関係市と連携して国に求めており、引き続き求めていきます。なを木更津駐屯地に暫定配備された自衛隊のオスプレイの運用等については、国の責任において安全に配慮して行われているものと承知しており、本県としては訓練等の中止を申し入れる考えはありません」

「次に、オスプレイの飛行に関する情報提供についてです。基地周辺住民の方々の安心のため、米軍機の飛行によって大きな騒音が生じるといった情報や安全性に関わる情報は適切に提供されることが重要であり、引き続き国に求めていきます。木更津駐屯地に暫定配備されたオスプレイに関する情報は、国から同駐屯地の地元自治体あてに提供され、すでに千葉県等のホームページにおいて公表されており、本県として情報提供を求める考えはありません」


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