宮応かつゆきの日本改革ブログ

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「米軍・自衛隊基地レポート2016」日本共産党神奈川県委が発行。 多くの方に一読を

2016年05月11日 | 基地・オスプレイ

 日本共産党神奈川県委員会が、「米軍・自衛隊基地レポート2016」を発行しました。 同県委は、神奈川県下の「米軍基地や自衛隊の基地が、新たな日米防衛協力の指針(ガイドライン)、戦争法(安保法制)などによってどのように変化し、今後どのように変わろうとしているのかをレポートしました」「戦後の日本の在り方を180度転換するたくらみとたたかうためにも、このレポートが戦争法(安保法制)を廃止する運動の一助になることを願っています」(はじめに)と述べています。

 「レポート」のなかで、厚木基地関係が全面的に記述されていることが大きな特徴ではないかと感じました。

 厚木基地に関しては、空母艦載機の激しい飛行訓練に伴う爆音被害、新たな米海兵隊オスプレイの飛来と訓練拠点化、自衛隊のP-1などの新装備の導入と住民運動や爆音訴訟など多面的に「レポート」されています。

 そうした中でも今回の「レポート」の特徴は、「2、対潜哨戒機部隊の司令部基地ー厚木」、「3、米軍・自衛隊の共同と一体化」などで説明されている基地周辺住民として日常的に体感できない基地の機能と役割です。

 「これまで世界の戦争が開始されるとき、厚木基地は常にその発端にかかわってきた。 ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、リビアのオデッセイ作戦。 これらいずれの戦争にも厚木基地の部隊と厚木の司令部がかかわってきた。 その中心となるものがP-3Cなどの対潜哨戒機であり、EP-3Eアリーズなどのスパイ機と電子戦機E/A-18Gグラウラーである」

 「これらの海軍航空機は潜水艦の探索と追跡をするだけでなく、海上と内陸部の情報収集・偵察・監視活動(ISR)をすることがその重要な任務である。現在では、米ウィッドベイ・アイランド基地からローテーションを組んで、三沢や厚木、嘉手納などにスパイ機を飛ばしている。 そしてこうした戦争の開戦にかかわっているのが第72・57任務軍(CTF72/57)である」

 この司令部が、2010年7月厚木に移駐してきているのです。

 戦争法が施行されました。 現在も厚木基地からは、アフリカのジプチには半年交代でP-3C2機が派遣されています。その南には紛争が続いている南スーダンがあり、陸上自衛隊が派遣されています。 いまも、まさに、厚木基地と「戦地」が直結しているのです。

 こうした中で、第28回ピースフェアが好天に恵まれ、多くの市民の方々の参加で成功しました。

 

 


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