宮応かつゆきの日本改革ブログ

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沖縄、女性暴行殺人事件 ”糾弾!追悼、海兵隊撤退”求める県民大会に大和でも連帯行動

2016年06月20日 | 基地・オスプレイ

 昨日、大和では、第426回第3日曜平和行動が行なわれました。 沖縄県の「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会」に連帯し、参加者が黒いリボンをつけて行進しました。

 昨日のテレビは沖縄県民大会を航空映像などを含めて大きく報道していたように思います。

 今日の新聞各紙も大きさの違いはありますが、写真付で報道しています。 そのなかで私が目にした中では、「読売」紙だけが、一段見出し「女性殺害に抗議 沖縄『県民大会』」、3段記事、写真なしという「異例」の報道をしていました。(「社会」面34頁) 何度か探してようやく見つけることができました。

 「朝日」紙は、一面トップで「沖縄 海兵隊撤退求め決議」とカラー写真付でとりあげ、2面の「「社説」、35面でも報道しました。

 在沖縄海兵隊の新兵研修資料を情報公開請求で入手した英国人ジャーナリスト、ジョン・ミッチェルさんが、「しんぶん赤旗日曜版6月12日号」で次のように語っています。

 「ジャーナリストは番犬です。 ジャーナリズムの核心は、権力を握る人々による権力の乱用を暴露することです。 だから沖縄で米軍が行なっている犯罪を暴露することが大事だと考えます」

 「日本本土のジャーナリズムは沖縄の現実を知らせることができていません。 その意味で沖縄での抑圧には本土のジャーナリズムも一定の責任があると思います」

 ミッチェル氏の指摘がズバリ当てはまるような報道ぶりが、最大の発行部数を誇る「読売」が「証明」して見せた、ことになってしまったように思います。

 また、安倍首相は、県民大会での翁長知事のあいさつをどのように聞いたでしょうか。

 「『先日、被害者が遺棄された場所に花をお手向け、手を合わせてまいりました。 心の底から、あなたを守ってあげることができなくて、ごめんなさい という言葉が出てまいりました」

 「21年前のあの痛ましい事件を受けての県民大会で『2度とこのような事件を繰り返さない』と誓いながら政治の仕組みを変えることが出来なかったことは、政治家として、知事として痛恨の極みであり、大変申し訳なく思っています」 

 安倍首相との5月の会談にふれて、

 「凶悪事件が継続して発生したことは、広大な米軍基地あるゆえだとも改めて申し上げました。 しかし、事件直後の日米首脳会談であったにもかかわらず安倍首相は地位協定の見直しに言及せず、辺野古移設が『唯一の解決策である』といっています」

 「この問題を解決しよとする先に、いかに大きな壁が立ちはだかっているか、私たちは思いをいたさなければなりません。 今日の日を改めて決意の日にし、全力で頑張っていこうではありませんか」

 「私は知事として、このような事件が2度と起きないよう、県民の先頭に立って地位協定の抜本的な見直し、海兵隊の撤退・削減を含む基地の整理・縮小、新辺野古基地建設阻止に取り組んでいく不退転の決意をここに表明し、あいさつとします」

 23日は、「沖縄慰霊の日」を迎えます。 安倍首相のあいさつが注目されます。

 

 


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