宮応かつゆきの日本改革ブログ

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”運用停止待ったなし” オスプレイ改修へ 「米軍事実上、構造的欠陥を認定」

2016年05月19日 | 基地・オスプレイ

 「しんぶん赤旗」18日付より

 「【ワシントン=時事】米海軍・海兵隊の航空機の開発や保守管理に当たる海軍航空システム司令部で垂直離着陸輸送機V22オスプレイを担当するダニエル・ロビンソン海兵隊大佐は16日、昨年5月にハワイで起きたオスプレイの着陸失敗事故も踏まえ、エンジンの吸気口から砂を吸い込みにくいようにする研究を進めていいると述べた」

 「大佐はメリーランド州で開かれた海軍の展示会で一部の記者団にオスプレイについて説明。 『事故があった時は常に何が起きたかを全面的に調査する』と強調し、悪条件下での飛行に際し、操縦士が周囲の状況をより良く理解できるようソフトウエアを修正したことを明らかにしました」

 「吸気口の問題に関しては、2017年夏に風洞実験を行う予定といいます。 ハワイでの事故では、砂などを吸い込んだ左エンジンが停止しました。 大佐はまた、18年夏からオスプレイを空中給油機として活用することを目指し、開発に当たっていいると明かしました」

 昨年、5月のハワイでのオスプレイの墜落事故の原因について、米軍もエンジンフィルターに問題があることを認めていました。 今回の米軍担当者の言明では、「2017年夏に風洞実験を行う予定」ということですが、何時頃までに「新フィルター」が完成し、装備されるのか、何も明らかになっていません。

 同紙の竹下 岳記者は次のように指摘しています。

 「海兵隊がオスプレイ改修に踏み切ることで、事実上、同機の構造的欠陥が認定されたと言えます。 ただ、実際に改修される日程は何も示されていません。 このままでは、普天間基地(沖縄県宜野湾市)に配備されているオスプレイも当面、同様の欠陥を抱えたまま国内を飛び続けることになります。 日本政府はただちに運用停止を求めるべきです」

 南関東防衛局は13日、オスプレイが、今月22日~27日、東富士演習場で発着訓練を実施することを現地に伝えています。 米軍も認めた”欠陥機オスプレイ”が「運用無制約」で日本の、首都圏の上空を飛び回る危険性は、はかり知れません。


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