宮応かつゆきの日本改革ブログ

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「核兵器禁止条約批准”秒読み”段階に、ー国連・核兵器廃絶国際デー、各国が次々表明」

2020年10月05日 | 核廃絶・平和

「しんぶん赤旗」4日付【ワシントン=池田晋】は、「条約批准”秒読み”表明次々」の見出しで、核兵器禁止条約の発効が近づいていることを報道しました。ほんとうに励まされる記事だと思います。以下、同紙から、一部を紹介させていただきます。

「ニューヨークの国連本部で2日開かれた『核兵器廃絶国際デー』を記念する国連総会のハイレベル会合では、核兵器禁止条約の批准について、ホンジュラス、ジャマイカ、アルジェリア、グアテマラ、東チィモール、リヒテンシュタイン、カンボジアの各国が、国内の手続きを進めていると表明しました」

「すでに批准している国々も意見を述べました。オーストリアは『核抑止力は安全をもたらすものではない。いいかげんにこの神話を葬ろう』と呼び掛け。禁止条約が発効した際には、第1回条約締約国会議をウィーンで開く意向を示しました」

カリブ海の島国アンティグア・バーブーダは、発効まで4カ国の批准に迫る禁止条約について、『人類存亡をかけた脅威と、近年核廃絶で進展がないことを考慮すれば、発効達成は何にもまして重要なものだ』と強調しました」

「アイルランドは、『今は核軍縮をできる時機ではないという国もあるが、それは誤りだ。(新型コロナの)パンデミック(世界的大流行)を含む一連の危機は、核兵器が何の安全もたらさないことを示した』と述べました」

ニカラグアは、パンデミック経済危機の中で、核兵器の最新鋭化にますます多くの予算をあてながら、暮らしや国際協力にあてないのは、『正当化できない』と核保有国を批判しました」

核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の関係者によると、禁止条約は現在46カ国が批准しており、発効に必要な50カ国の批准には早ければ今月中にも到達する見通しです。同条約は50カ国目の批准書が国連に寄託された後90日で発効します」