i氏の海外生活体験記

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外国人の気ままな一人旅トップ10にベトナム

2013-07-29 14:31:23 | ベトナム滞在記
7/28ベトジョーが伝えておりました。

-外国人の気ままな一人旅、お勧めの国トップ10にベトナムを選出-

 米国の2大旅行雑誌の一つである「トラベル・アンド・レジャー(Travel + Leisure)」はこのほど、外国人旅行者が気ままな一人旅をする上でお勧めの国トップ10を発表した。アジアからは、◇ベトナム、◇ラオス、◇ブータン、◇マレーシアが選出されている。22日付ザンチーが報じた。

 Travel + Leisureによると、ベトナム国民は一般的に外国人に対して好意的なため、安心して一人旅ができるほか、国土には多くの自然、仏教寺院などの史跡があり、旅行者を飽きさせないと評している。

 また同誌は、“ラオスはメコン川下りができる東南アジアで最も自然豊かな国”、“ブータンは世界で最も癒される仏教の楽園”、“マレーシアはマレー人、中国人、インド人が混在した多様な文化を持つ国”と、それぞれの旅の魅力を紹介している。

 なお、Travel + Leisureが選出した一人旅をする上でお勧めのトップ10は、◇ベトナム、◇コスタリカ、◇ラオス、◇ブータン、◇マレーシア、◇エジプト、◇オーストリア、◇スウェーデン、◇オランダ、◇スイスとなっている。

-引用終わり-

タイトルの「気ままな」という言葉は「適度に感動できて、適度に癒されて、適度にいい加減で、適度にガッカリする」と訳すとピッタリくるでしょう。

私は従来より、旅行にビジネスにベトナムのダナンを推奨しています。ベトナム嫁とはダナンで結婚式を挙げた訳ですが、なんとご主人様の意見なしにベトナムマイホーム購入の話を進めています。本日、義兄が写真を撮ってメールしてくるそうです。


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延性帯涵養地熱発電とは

2013-07-29 09:03:29 | 下北の地熱発電
7/27JBpressで伝えておりました。

-世界初の地熱発電が日本の原発を不要にするシェールガス革命がもたらした日本の最新技術-

 米国にシェールガス革命があるなら、日本にはスーパー地熱発電革命がある。エネルギーの大半を輸入に頼っている日本にとって、電力の完全自給も夢ではない画期的な技術が開発されている。

 従来使われていた地熱発電用の井戸よりももっと深い地層まで掘削してパイプを通し、そこに高い水圧の水を供給して高温の蒸気を得る「延性帯涵養地熱発電」と呼ばれる世界初の方法で、弘前大学の北日本新エネルギー研究所が中心になって考案した。

-原発は不要、発電用の石油やLNGの輸入も大幅減

 この方法は、これまでの地熱発電の欠点を解消できるだけでなく、非常に高温の蒸気を得られるため、発電効率が高くなり将来的には日本の総発電量の50%以上を賄うことも可能になるという。

 本格的に実用化されれば、原子力発電所が不要になるだけでなく、火力発電用に輸入されている石油や天然ガスの量も大幅に下げられる可能性がある。

 さらに素晴らしいのは、発電に使った後の温水を様々な用途に使えることである。

 例えば、北国であれば道路や屋根の融雪、地域暖房として、また新たな源泉として温泉地を作ることも可能になる。

 延性帯涵養地熱発電を研究している弘前大学の北日本新エネルギー研究所の村岡洋文所長は次のように話す。

 「小型分散型の発電ができるのが大きな特徴の1つです。市町村がそれぞれ小型発電所を作って、電力だけでなく暖房や融雪用の温水も各家庭や企業に供給できるようになれば、北日本の生活が一変する可能性があります」

 「毎冬、雪下ろしのために不幸にしてかなりの数の方が亡くなっています。そういう事故を減らすことができるし、エネルギーの自給自足ができて豊かな生活が実現すれば若い人たちが都会へ流出するのを防ぐきっかけにもなるでしょう」

 もちろん、冬の厳しい地域だけにメリットがあるのではない。世界の活火山の8%が集中している日本では、北は北海道から南は沖縄まで、この地熱発電の恩恵を受けることができる。

 延性帯と呼ばれる地層は、流体であるマグマのすぐ上にある層で、固体でありながら柔らかく流動している層のこと。

 この層は地震や活火山がほとんどない地域では地下10キロ以上というような深さまで掘らないとたどり着けないが、火山の多い日本では深さ3~4キロ程度の比較的浅い地域に存在している。

 つまり簡単な掘削で大きな熱源を得られるというわけだ。そして、さらに重要なのは、この掘削には外れがないという点である。

-深くまで掘っても失敗がないのでコストは安い

 従来の地熱発電は、脆性帯と呼ばれる浅い層にできている割れ目に溜まった温水にパイプを打ち込んで温水を得るため、割れ目を的確に探し当てる必要があり、パイプを打ち込んでも温水が出ないという失敗もあったが、延性帯発電ではこれがない。

 流動している延性帯にはそもそも亀裂がなく温水も溜まっていない。そこにパイプを打ち込み、高圧の水を注入することで人工的な亀裂を作る。

 そこにさらに水を注入し、そこで温められた温水(高圧なので摂氏500度以上)を地上に戻す。割れ目は人工的に作るために掘削の失敗がほとんどないのが特徴だ。

 このため、深く掘るためにコストはかさむが、半面掘削に失敗がないので従来の地熱発電とコスト的にはほとんど変わらないという。

 村岡所長は「このような比較的浅い地域に延性帯が広がっているのは、広い世界の中でも東日本を中心とする日本やカムチャツカ半島、フィリピン、インドネシアなど限られているんです」と話す。

 また、従来型の地熱発電の1つ、高温岩体発電では、地層の割れ目に水を注入するとき天然の割れ目から水の漏れが発生する。ひどい場合には注入した水の半分以下しか熱水として回収できない場合がある。

 しかし、延性帯涵養地熱発電の場合には地層に元々の割れ目がないので水が外に漏れる心配がない。このため注水した水はほぼ100%熱水として回収できるメリットがある。極めて効率の高い地熱発電所ができるのだ。

 大きな火山、地震地帯ではあるけれど、豊かな地熱資源がすぐ手の届くところにある、世界に偏在する資源というわけである。この資源を有効活用しない手はない。

 また、地熱発電と言えばすぐに問題とされるのが温泉地への影響。

 そもそも摂氏250度以上の温水を使う地熱発電と100度以下の温泉では温水層が異なり、基本的には影響はないはずなのだが、この延性帯涵養地熱発電の場合には、温泉とは全く別の地層を利用するので温泉源を枯らす心配はない。

-八甲田山に実証プラントの建設を計画

 それどころか過疎化が進む地方の活性化にもつながる。小型の地域分散型で大きな送電線は不要だし、良いことづくめの発電方法と言える。

 実は、この延性帯涵養地熱発電は、米国のシェールガス革命とも無縁ではない。掘削技術などで共通点が多いのである。

 シェールガスを取り出すには地中深く、それも真っ直ぐにではなく地中をカーブしながら掘り進めていく掘削技術が使われている。

 また、高圧の水で岩を破砕して隙間を作る技術、その隙間が閉じないようにプロパントと呼ばれる材料で支持する技術も、シェールガスを取り出すために必要なものだった。

 これらは21世紀に入って開発が進んだもので、こうした掘削と岩盤の破砕技術があるからこそシェールガス革命が実現できた。それが延性帯涵養地熱発電にも応用できるのだ。

 日本では政府の“強い意思”によって1990年代後半以降、地熱発電を忌避してきた歴史がある。最大の理由は原発推進のためだったが、こうした技術が開発されていなかったことも大きい。

 しかし、技術が進んだいま、日本のような地震大国には最も不向きな原発の再稼働に躍起になるよりよりも、最新の地熱発電に力を入れるのが本筋ではないだろうか。

 何より資源が世界の中で日本に偏在しているのだからそれを生かさない手はないし、地方の活性化にもつながるという意味で一石二鳥の発電方式だからだ。

-引用終わり-

「延性涵養地熱発電」初めて聞く言葉ですが、高温岩体発電とシェールガスの合わせ技という感じですね。是非マグマが浅い下北でも試して頂きたいですね。


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Moxに関する規制委の定例記者会見コメント

2013-07-29 00:12:41 | 大間原発の中間貯蔵化
6/19規制委HPより定例記者会見の議事録を確認してみました。

-規制委の定例記者会見-

(前略)
○記者 日本テレビのコバヤシと申します。
ちょっと話は変わるのですが、プルサーマル発電で使用されるMOX(混合酸化物燃料)燃料が福島事故後初めて、明日にも高浜の港に到着するという話があると思うのですけれども、高浜原発3号機では、MOXを使った、プルサーマルを前提とした再稼働申請も視野に入れているということを社長が発言していますが、これについては、以前、委員長も、MOXであろうと、通常の原子炉の基準に沿って粛々と審査をしていくというふうに御見解あったかと思うのですが、出口の部分の使用済みのMOXの行き場が明確に決まっていないと、高浜の町からさえも出せないのではないかという指摘があることについ
て、直接の規制委としての所掌ではないかもしれませんが、こういった行き場のない核のごみ問題について、プルサーマルという観点から、御所見があれば、お願いします。

○田中委員長 非常に重要な御指摘だと思いますけれども、私が今、お答えできる範囲は、今の軽水炉での3分の1MOXぐらいまでのMOX燃料の利用についての技術的な判断はやりますということは申し上げていますけれども、その先は政策の問題にかかわってきますので、私の方で申し上げるべきことではないし、できないですね。

○司会 よろしいですか。

○記者 ありがとうございます。

○司会 他にございますか。では、最後、ニシカワさんね。

○記者 朝日新聞のニシカワです。
2回目ですみません。今のお答えの中で、軽水炉での3分の1ぐらいまでの利用についての技術的な判断はやりますとおっしゃいましたけれども、そうすると、今後、活断層の調査とかも必要になるかもしれないということもあって、どうなるか分かりませんが、大間のフルMOXについては、田中委員長はどういうふうに考えていらっしゃるのでしょうか。

○田中委員長 これは若干私の個人的なところもあるのかもしれませんけれども、3分の1MOXというのは外国でも例がありますし、MOX燃料を、3分の1ではないけれども、試験的に我が国の炉に入れたりしている、様子を見ているという、いろいろな実験データとか経験があるのですが、フルMOXになると、経験がないのですね。だから、もう少しきちっとしたデータをとって、それから判断すべきものではないのかという気がしています。だから、大間がどういう形で申請が出てくるかどうか分かりませんけれども、とりあえずは前のNISA(原子力安全・保安院)の時代はフルMOXということで認められているのでしょうけれども、そこはもう少し考える余地はあるかもしれないという意味で、3分の1までは、まあ、やれるかなという印象で申し上げたのです。

○記者 そうすると、大間でもしやるとして、3分の1以上というのが認められない可能性もある。

○田中委員長 技術だし、いろいろなことを考えなければいけない面が出てくると思うので、それは今、可能性を云々することもできないし、そうすべきではないと思うのですけれどもね。

○記者 ただ、大間で審査する場合は、そこは従来よりも厳しく見ていくことになるということなのでしょうか。

○田中委員長 一般論として言えば、もし大間で事業者がそれを申請してくるのだったら、フルMOXの安全性について、私どももいろいろ疑問を呈して、それに十分答えていただけないようだったら、それはなかなか難しいと思いますし、そういうことも含めて、そもそもが今の日本が世界でやったことがないようなことをやること自体が、一般論として、私は非常に難しいのではないでしょうかということは申し上げられると思うので、
これはあくまでも私の今の個人的な考えです。

○司会 よろしいですか。では、以上で本日の会見を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
-了-

-引用終わり-

事業者は確か1/3までは試験的に実施して十分確認しながら~、とコメントしていたと思います。普通の人が考えても、専門家が考えても少々無謀で強引な計画ですよね。


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