じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

全国学力調査の結果から

2017-08-29 12:11:32 | Weblog
☆ 全国学力調査の結果が公表された。内容は各紙が報じている通り。

☆ 調査は平均値を使っているから、下位層の厚さが数値を決める。そして下位層の厚さは、親の経済状況あるいはその地域の経済状況との関係が大きいと推察される。

☆ 学力調査の結果は、教育効果の実態と課題を探るとともに、経済状況の指標、社会的格差の指標としても使えそうだ。


☆ 今回の取り上げ方として面白かったのが、朝日新聞の「部活ほどほど 学力高い?」という記事。学力調査と同時に行われたアンケート結果とリンクさせて、「3時間以上」クラブ活動をするグループより、「1~2時間」クラブ活動をするグループの方が高得点だという点に着目している。

☆ 記事としては、イマイチだったが、話題にはなる。

☆ クラブに時間を割くということは、学習時間が少なくなるということだから、それが結果に出ているのだと思う。また体育系のクラブ活動の場合、過度の体力の消耗が学習を妨げているのかも知れない。「学力至上主義」の観点からは、過度のクラブ活動は好ましくないということだろうか。

☆ 他の要素と比較して、クラブ活動が「学力」にどれほど影響があるのか、調査結果が手に入れば精査してみたい。

☆ (そもそもここでいう「学力」はこの調査が意図する学力であり、一つの観点に過ぎないと思う。また都道府県を比較する意味はあまりないと思われる。)

☆ 今日、トップアスリートをめざす児童・生徒は、外部のクラブチームに加入している。そうしたクラブチームではかなりハードな練習をしているが、それはどう評価されているのだろうか。
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2 コメント

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Unknown (名無しの教師)
2017-08-29 14:08:17
部活を頑張れば勉強が多少できなくても仕方が無い、と言う先生もいます。
自分は、それは間違っていると考えていますが
部活動の「地位」の弊害だと思います。
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Unknown (じゅくせんまさや)
2017-09-01 10:19:33
子どもたちを見ていると、勉強の得意な子は部活をしていても良い成績をとっているし、勉強の苦手な子は、部活を辞めたからといって、それほど成績が上がるわけではないように思います。部活以外の要因が大きいように思います。
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