じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「大統領暗殺」

2007-10-11 13:24:45 | 映画
★ テレビで近日公開される映画「大統領暗殺」の紹介をしていた。

★ 10月19日にブッシュ米大統領が暗殺されると言うシュミレーション映画だが、現役の大統領の暗殺と言うテーマを実名でドキュメンタリータッチで作り上げるとは、さすがはアメリカだね。

★ 邦題が「ブッシュ暗殺」から「大統領暗殺」に変えられたところから見ても、日本の映画界にはそこまでの覚悟はないようだ。

★ 要人の暗殺モノは、「始皇帝暗殺」ははるか昔のこととしても、近現代モノでは「ジャッカルの日」「JFK」などいくつかあったように思う。でも現役大統領を取り上げたものはあまり聞かないね。

★ 連夜、ドラマ「24」を見ているためか、権力をめぐる陰謀やテロとの戦いなどにあまり抵抗を感じなくなっている。「9・11テロ」のライブ映像や阪神大震災やオウム事件の映像を見ていると、現実がフィクションを超えている感じさえする。

★ だから、「大統領暗殺」という話題にはそれほど魅力を感じないが、現役大統領を扱ったということはスゴイと思う。

★ この映画の影響で、現実と非現実の区別がつかない人が妄動するのではないかと心配もするが、現実と非現実が案外近いものであること、毎日マスコミが伝えているニュースもどこまでが現実で、どこからがフィクションあるいは作為的なものなのかは案外、見分けがつきにくいものであることを示唆しているようにも思う。
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「君を想う」

2007-10-11 12:55:14 | Weblog
★ ユニクロカシミアのCMで流れている曲がいい感じだ。

★ 工藤慎太郎の「君を想う」という曲だが、カシミアのようにあたたかく包んでくれるような曲だ。

★ 秋の夜長に聞くとほっとするねぇ。

★ ♪タンタンタンタン、タンタンタンという最初の部分は、「ヨイトマケの唄」にも似ているけれど、心にスーッと入ってくるリズムだねぇ。
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兵士たちの戦争

2007-10-11 10:38:40 | Weblog
★ 深夜、NHKで「証言記録 兵士たちの戦争」を見ている。

★ 戦争の悲惨さ、非人間性をあらためて痛感する。それにしても日本の軍隊組織と言うものはひどいものだったようだ。官僚機構の最悪の要素を凝縮したもののようだ。上層部のメンツや自己保全のため、兵隊は人間として扱われていない。

★ 現地の人々や民間人さえ人間扱いされていないのであるから、今の私から見れば、集団ヒステリー状態であるとしか言いようがない。ひとつの流れができてしまうことの恐ろしさだろう。日本と言う国家が歩む世界史的な運命だったのか。

★ 兵士たちの証言を聞いていると戦争の本質と言うものが見えてくる。

★ 戦後60余年を経過し、「戦後レジュームからの脱却」や「美しい国」というフレーズで、国家主義、保守主義に回帰する内閣が生まれるに至った。

★ 国民はこのキナ臭さを敏感に察知したのであろう。あるいは戦争で犠牲になられた人々の魂が国を滅ぼさんとする宰相に鉄槌を下したのかもしれない。

★ 危険な内閣が倒れ、与党が方針転換したのは良かった。

★ 戦争を知らない世代が増え、テレビゲーム感覚で戦争をとらえたり、勇ましいフレーズが飛び交う時代になってきた。こうした時代だからこそ、「証言記録 兵士たちの戦争」のような番組は貴重であると思う。番組を制作したNHKを称えたい。NHKならではの作品だと思う。
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