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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

地デジ化

2011-01-05 08:36:33 | 日記
 冬来たりなば春遠からじ、と言う。厳しい季節がめぐってきても、その後にはすぐ良い季節が待っている、という言葉だ。つらいなぁと思うときは、つい口にしたくなる。で、今や新春となった。が、寒い。本当の春は、もうしばらく先、と言うことになるだろう。

 初詣で引いたおみくじは「小吉」だった。商売は利益が薄い、と言われた。じっくり準備して対応しなさい、あせってはダメダメと。年を取るに従って懇々と教え諭してくれる人は減っていくものだが、ありがたいことに神様は真剣に説教してくれる。運気が上がるのは今年の後半だそうだ。とは言え過去も未来も見通すことができる人がいるとすれば、その人の良し悪しの感覚は、われわれとは大きく異なる可能性がある。そういう超越した能力を持つ人の言う事を鵜呑みにしていいのか、とちょっと疑問ではあるが、信じたからと言って壺や高い印鑑を売りつけられるわけでもない。

 1月3日にわが家に集まってくれた親戚筋から、「ブラウン管のテレビは久しぶりで見た。懐かしい」などと言われた。妻は調子に乗って「テレビの上に鏡餅だって飾れる」とわけのわからない自慢をしていた。わが家のキッチンのテレビはもう18年も前のテレビである。当然アナログしか映らない。まだまだ映るからこのままでいいか、と思っていたが、今年の7月24日正午で、アナログの民法テレビ放送は終了してしまうそうだ。NHKの対応がどうなるのかはよく知らないが、横並びになるのだろう。キッチンのテレビは困ったことになる。エコポイントと地デジ化の影響で昨年末、テレビは大きく売り上げを伸ばした。その裏で、日本中至る所でアナログテレビがじゃんじゃん捨てられた。持っていても何の役にも立たないのだから捨てるしかない。断捨離の時代である。これから7月まで益々たくさん捨てられるだろう。粗大ゴミとして処分してもらうにはお金がかかるので、それを嫌って不法投棄する人も多いと聞く。日本の山々は地デジ化の結果、テレビゴミの山に変わっていくのではないか、心配だ。

 都会では自動車を持たない若者が増えている。そういう若者はテレビも見ないらしい。誰も彼もアナログテレビを捨ててデジタル対応テレビを購入するかと言うと、そうではないだろう。もうラジオだけでいいや、というお年寄りのことをニュースで取り上げていた。時間の過ごし方も多様性の時代なのである。ただ、ブラウン管のテレビは大量に捨てられる。これは間違いない。資源として活用する何か良い方法は無いものなのだろうか。捨てられるテレビの資源化方法を考えて一発当ててやろう!などと考えることを神様おみくじ様はいさめて下さった。にしても、キッチンのテレビは買い換えなくてはならない。技術の日本が絶頂だった時代に作られたテレビだ。まだまだ良く映る。ただ捨てるだけ、と言うのはあまりにも、もったいない。


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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