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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

大勢出演する夢

2014-08-29 09:47:06 | 日記
 夢を見よ、と若い人を捕まえては言い続けている当の本人(私のことだが)は夜寝ている最中に夢を見ないか、見ているかもしれないが全く覚えていない日々を過ごしてきた。が、最近よく見る。やけによく見る。夢にはかなり大勢の人達が登場する。中には知った顔も登場するが、知らない顔の人が圧倒的に多い。ただし、知らない顔はもしかすると今身近にいないだけで、昔知っていた顔かもしれない、と思ったりもする。

 夢の内容はおおむね、とある作業現場の作業中の一コマだ。一コマと言っても登場人物が多く、各人が語っている話しに耳を傾けるだけでもかなり時間がかかる。何らかの問題があって簡単に事が運ばない状況であるため、それぞれが不満とアイデアを持っている。後ろ向きの発言を繰り返す者がいる反面、いかにも熱く前向きに自分のアイデアを語る者もいる。何十人かが話し合いに熱中し、結論を出そうとするが時間切れになって部屋を出て行き、部屋の外でまた一部の人間達の間で意見が交わされる、そんな夢だ。登場人物は白いワイシャツを着ている場合もあるが、ねずみ色の作業着である場合もある。作業着の場合は、近くに黄色や白のヘルメットが置かれているので何か大きなものを造っている臨場感がたっぷりある。もちろん私もその中にいて熱心に聞いたり話したりしている。

 毎日見ている割に、何を解決するために夢の中で多くの人が議論しているのか、その一番大事なところが記憶に残っていない。こうして文字にしてみると、私がまだ幼かった昭和の中期には大勢の人が熱心に議論する光景はテレビを見ればすぐに飛び込んでくる、よくある光景であったことを思い出す。ニュース、ドラマ、映画、どこにでもあった。そんな昔見た光景が今夢になって現れているのだろうか。当時、時代を良くしたいという強い思いは誰にでもあったと思うが、その議論の結果、何か新しいことが生まれたか、というとそこは疑問だ。議論(をすることを楽しむ人達)のための議論であったのではないか、と思う部分もある。ただし、茶の間や飲み屋や仕事場などあちこちで持ち上がった議論が、時代を動かすリーダーを育てたり、アイデアを生み出す人を創りだしたことは確かだったと思う。

 振り返って今の現実はどうかというと、多様性のある熱い議論には滅多に遭遇しない。自分の意見を際限なく披露したがる政治家や評論家は多いが、多くの人達の中で議論することは避けようとする傾向が強い。仕事場においても状況はそう変わらない。理解力を欠く、ないしは理解しようとする気持ちを失ったリーダーの下では、熱意を持って議論しようとする人は減る。言ってもわからない人に聞かせる意味がどこにあるのかと思う人が増えるのが実情だろう。

 なるほど、大勢の人達が登場して何やらガヤガヤ言い合っている夢は、それこそ自由に議論できている夢の世界だったということだろうか。そういうことが出来ない欲求不満めいたものが私を毎夜異なる議論の現場に運んで行っていると見ることも出来る。いやまったく別の原因かもしれないが。いずれにせよ現実世界で自由に議論できる場を作る必要性は高い。やれるだけやってみるしかない。(三)


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何となく

2014-08-28 09:56:59 | 日記
 「何となく」心配、というぼんやりした気持ちが多くの人達に蔓延すると「何となく」はとても何となくとは言えないような結果を伴って世の中を動かすことになってしまうのが、ここ最近の経済の動きだ。景気が少しずつ右肩上がりになって行くと、この「何となく」心配の種があちこちで芽を出す。ほーら、アルゼンチン、ほーら、ウクライナ、ほーら、エボラ出血熱。次から次へと心配の種は尽きない。

 ところが不思議なもので、元が「何となく」心配だったために、その筋の人が現れて「心配ありません」と話すだけで心配の種は急に心配ではなくなってしまう。別の心配の種が現れて、多くの人達の心配は新しい緑を求めるイナゴの大群のようにそちらに移って行く。右肩上がりに伸びているからこそ起きてくる現象かもしれないが、長く過酷な自然の中で暮らしてきた人間が、このまま良い状況がいつまでも続くわけがないと感じるのは本能的なものだろう。

 要するに「何となく」心配するのがクセになっている人が多いということだが、中には「何となく」ではなく本格的にしっかりした理由を持って将来を心配している人もいる。そのしっかりした理由も、その筋の人が「心配ありません」と語るだけで聞く耳をもってくれる人がいなくなってしまうから「何となく」心配する人達は手に負えない。その筋の人、と言うのもまさに「何となく」その筋の人なのであって、本当にその問題に精通したプロ中のプロであるかどうかはわからない。むしろ精通していないからこそ自信を持って「心配ありません」と言えるのではないかと思うことのほうが多い。

 「何となく」心配する人達の多くは技術の進歩や世界の変化を肯定しながらも自分自身の生活や利益獲得の方式が変化することを望んでいない。だから、「あなたが変わらなければこの危機を乗り越えることはできない」などという言葉を話す、本当にしっかりした理由で将来を心配している人の言葉より、「心配ありません」と言ってくれるその筋の人の言葉を快く受入れる。何を隠そう私もまさにその一派だ。要するに安心していたい。「何となく」心配はするが「本格的に」心配するだけの力が足りない。

 さて、ここでわれわれの業界の今後の見通しに関する話しだ。東京オリンピックが行われる2020年までは右肩上がりが続くだろうがその先は厳しい、という人や、いやそこまで保たない、という人がいる。いつまで保つかは別にして、ガクンと右肩下がりの状況が訪れることは間違いない、と「何となく」ではなく「本格的に」心配しているようなのである。

 多くの産業が業態を変化させ、その結果人件費の安い国外に出て行って空洞化を招いた業界もあるほどバブル期以降日本の産業は柔軟に形を変えてきた。その中にあって、世間で言ういわゆるIT業界とは縁が濃い方ではない中小のソフトウェア開発人材を抱える企業のほとんどは、全くと言っていいほど業態を変化させずにここまで来てしまった。生きた化石企業ばかりだと言っても良いだろう。そんなシーラカンス企業もいよいよ変化しないと生き残っていけない時期に来ているという。

 誰かその筋の人が「心配ありません」と言ってくれるのを「何となく」待つという手もある。変化する道を選ぶという手もある。(三)


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耕作放棄地問題

2014-08-27 09:16:12 | 日記
「耕作放棄地」農業に関係していない方でも一度はきいたことがあると思います。
言葉のイメージからどういう物かのイメージはつくとは思うのですが一応説明しておくと、
「農作物が1年以上作付けされず、農家が数年の内に作付けする予定が無いと回答した田畑、果樹園。」
と定義されているようです。

ただこれが何で問題なの?という点については知らない人もいるのではないかと思いましたので主な問題を以下にまとめてみました。

・病害虫の発生による被害
なるほど。放置しておくと雑草が生い茂り病害虫が発生してしまうのだなというところまではわかると思うのですが虫が増えることがそれほど問題?という人もいるでしょう。
この問題に関しては耕作放棄地周辺の農地に被害が出てしまうというのが実は問題となっています。農業というのは天候など自然との戦いでもありますが常に病害虫との戦いでもあります。
自分の農地でどれだけ農薬や駆除などを必死に行っていても周りが耕作放棄地で害虫が発生してしますとその被害を受けることとなってしまいます。
しかも他の人の所有地なので勝手に駆除などもできずに非常に対応が難しくなってしまいます。

ここまで来たところでなぜ今回この話題のブログを書いたかと申しますと私も耕作放棄地で困っています。
というのが趣味で市民農園を借りて家庭菜園を楽しんでいるのですが、この市民農園でも同様の問題が出ています。ちなみに私の隣の区画の写真がこちら。



はい雑草ですという感じです。
始めから何もしていなければここまでならないのですが中途半端に植え付けを行ったりしている為肥料などの影響がありよく雑草が生い茂るんですよね。
通常の耕作放棄地問題は、農家の方が高齢になったり相続で引き継いだが農業をやらないためなどの理由がありわからなくはないんですが市民農園に関しては毎月皆さんお金を出してやっているのに何でという感じもします。
まぁお金をといっても月々500円なので安いためにとりあえず借りておいてめんどくさくなったからやめたという感じになってしまうのかもしれませんね。
ちなみに全体の4分の1程度が残念ながらこんな感じにあってしまっています。

で書きたかったのはここまでですが一応病害虫以外の問題についても書かせていただきます。

・鳥獣の住処となってします
これも病害虫と似ているのですが野生の鳥獣が耕作放棄地を住処としてしまうということです。そのことにより耕作放棄地と同じく大きな問題となっている鳥獣害被害が周りの農地で発生してしまうという流れです。

・ごみの不法投棄がふえる
この点については私の頭にはなかったのですが生い茂ってしまっている耕作放棄地だとごみを捨てても周りから見えないということで不法投棄が増えるようです。
最悪のケースだと土壌汚染につながる不法投棄などがされればこれまた周りの農地にも被害が広がってしまいます。

・農地としての復活が大変
一度耕作放棄地となってしまうと雑草などが生い茂ってしまいその撤去に手間がかかるだけでなく、もともとの農地の栄養素がなくなってしまい復活させるにはかなりのお金と手間が必要になってしまうそうです。

国などが主導して色々と対策を行っているようですがまだまだ問題解決に向けては見えてきていない印象です。
こういう問題となっているところにこそ何かヒントがと思っていますが私の脳みそからは全くアイデアがわいてきません。
もっと脳みそがんばれ!(の)

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8月26日

2014-08-26 09:21:55 | 日記
本日、8月26日。
今日は少し涼しいですが、まだまだ暑いです。
みなさん、夏バテに負けず元気にお過ごしください。

以上で本日のブログを終わります。



と、出来たらどんなに楽だろう。
残念ながら、まだ終われない。
もう少し書かなくては。
さて、何を書こうか?


考えてみた。が、ネタが無い。
なぜネタが無いかを考えてみた?書きたくないことが多いからだと思う。
「私はこうだと思う」や「こうしたい」といった主義主張や、「こんなことをやりました」の日記的なものは出来るだけ避けたい。この場で個人の色を出したくないのだ。
が、これを除くと書ける範囲は絞られてくる。

で、結局どうするか?
こうする。

冒頭にも書いたが、本日8月26日。
“826”に因んだものを何点か探してみる。

まず、オーソドックスに8月26日の出来事から。
毎年1回来るだけあって、様々な事が起きていた。

今週末に放映される「24時間テレビ」。これの第1回目の放送が1978年8月26日にあった。
1993年にはレインボーブリッジが開通した。
日本初の海洋気象台が観測事業を開始したのも今日らしい。

続いて、誕生花。これも無難な位置だと思う。
8月26日の誕生花は「西洋松虫草」(せいようまつむしそう)という花らしい。
初めて聞く名前だ。
原産地は地中海沿岸、60~90センチ程度まで大きくなるらしい。
花言葉については避けておこうと思う。

更に続いて、826に関連した語句を挙げていく。

先ず出てきたのは「民法第826条」。全く馴染みが無いが、その内容は”親族の利益相反行為”とある。2項から成っている。
「第1項:親権を行う父又は母とその子との利益が相反する行為については、親権を行う者は、その子のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければならない。
第2項:親権を行う者が数人の子に対して親権を行う場合において、その一人と他の子との利益が相反する行為については、親権を行う者は、その一方のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければならない。」

難しい。
解説に
「親権と利益相反行為、特別代理人に関する規定である。
利益相反行為を、親権者が子を代理してした行為は、無権代理行為となる。」
とあるが、まだ難しい。
” 特別代理人”、”無権代理行為”。
普段耳にしない言葉だ。

もう少し深く掘り下げてみる手もあるが、今回はこの辺にしておこうと思う。(な)

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共存共栄

2014-08-25 15:40:22 | 日記
18:00を超えてもまだまだ明るいなぁ、とだらだらと垂れる汗をハンカチで拭いながら自宅に帰る道すがら、1年ほど前に建てられて既に2家族を向かい入れている全体的に白い印象の借家がある。

1家族目の時はあまり気にもならなかったが、2家族目のご家庭では通りに面した小さい駐車場にレンガを持ち込んで一角を囲い、囲った中に土を入れて家庭菜園に作りかえている。半年前にレンガを持ち込んだ頃はまだ寒く、土日を挟むごとに徐々に駐車場の一角が畑に改良されている最中だった。

春になるとどこから舞い込んでくるのか雑草がポツポツ生えていて、花でも何か育てるのかなぁ、と通りを行き過ぎた。初夏を迎えて通りを行くと、畑に誘引用の支柱が立ち、支柱の下には小さな苗が植えられていた。ここでやっと家庭菜園をするつもりだと気が付き、前を通るたびに野菜の成長見る楽しみが出来た。

また、家庭菜園の畑とは別に南側に面した掃出し窓を覆うように緑色のネットを掛け、その下に茶色のプランターをしつらえてゴーヤでグリーンカーテンをつくろうとしている様子を横目に、なかなか上まで伸びないんだよなぁ、とよそ様の家のグリーンカーテンに要らぬ心配をしてしたのだが、久しぶりに通ったグリーンカーテンの
プランターから2.5m上にゴーヤ、さらにその下1.5mの辺りにカボチャが実をつけていた。

そのまま目を下のプランターに転じても、プランターから伸びている蔓は1本。蔓を辿って目を上げていくとまずカボチャ、そのまま蔓を辿っていくとそのままゴーヤ。なかなか味わい深い情景になっている。

「あそこ見て!カボチャのなろうと思ったけど、途中で気が変わってゴーヤになることにしたみたいだよ。」と子供たちに言うと、えー、お父さんまた嘘ついてるでしょー。とすっかり見破られてしまい、接ぎ木について正直に告白。最近簡単な嘘や冗談では騙されない知恵を付けているのが憎らしい。

カボチャはゴーヤが光合成した栄養を分けてもらって、ゴーヤはカボチャが根から吸った水分を分けてもらって、それぞれが実をつける。共存共栄。何となく良い感じ、と思うのは私だけではないだろう。(野)

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