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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

トンネルを抜けて

2013-09-30 09:00:52 | 日記
 暗いトンネルを抜けてなお走り続け、過去を飛び越してはるか遠い世界を笑顔でのぞみ見ている姿で「あまちゃん」はおしまいになった。
 
 誰かがこうしたいと思ったことを周囲が応援して実現してみんなで喜び合うという小さなストーリーを同時並行で走らせてはまた次に繋げて行くという展開が見事だった。これは企業内で実施される複数の「プロジェクト」の展開に近い。おおよそどこでも複数のプロジェクトなり業務なりが進行しており、多くの人はそれらを並行でこなしているのではないかと思う。どの仕事も最終的にはお客様に喜んで頂くために実施しているものだろう。お客様がこうありたいと願った形を実現するために力を尽くしていると言える。プロジェクトや業務の中でわれわれは主人公では無いわけだが、主人公を支える存在であることが楽しい。誰かに喜んでもらうために何かをするのは本当に楽しい。そのことを改めて確認させてくれた「あまちゃん」だった。
 
 そもそも誰かが喜んでいる姿を見ると、こちらまで嬉しくなる。このところそういう気持ちになる出来事が続いた。東京五輪招致が決まった時、楽天が優勝した時、テレビを通してさえそこに一緒にいて歓喜に涙ぐんでいる人達の嬉しさはじんわり目頭を熱くするほど伝わった。もちろん、その逆もある。落胆、悲しさ、怒り、そういう感情もやはり伝染する。であれば、できれば嬉しい気持ちを伝染させたい。世の仕事はまさに、嬉しい気持ちを伝染させるためにあると言ってもいい。
 
 その昔、東京五輪が開催された後に日本に流れ込んできたアメリカのドラマを見て驚いたのは、ほとんど上下の秩序など気にしない自由な会話だった。時代劇中心の日本のドラマでは目上の人に気軽に話しかけるなど恐れ多くて考えられないことだったのが、アメリカのドラマでは若者が平気でタメ口をきいてあれこれ提案をした。戦後の日本はアメリカナイズされて大きく変わって来ていたように思うが、「あまちゃん」が実態はそうではなかったことに気付かせてくれた。主人公アキが北三陸の方言を丸出しにして秩序などお構いなしで年上の権威ある者達に意見する様は、まさに昔見たアメリカドラマを見ているような驚きがあった。そこでタメ口はまずいんじゃないのと思うことが何度もあった。日本的な秩序で私自身がモノを考えてしまっていた証拠だ。閉塞感へいそくかんと言われても何が閉塞しているのかよくわからなかったが、時代の閉塞感とはこういうところにあったのかと思ったものだ。
 
 GMT5と言うグループが登場し「地元へ帰ろう」という歌を歌う。帰りたくなる地元を作ろうという提案の裏返しだ。会社はナカヨシグループでは無いと言う人もいる。誰かを喜ばせることに一生懸命な人達が集まった場所(会社)が、帰るとホッとする場所であっても悪く無いように思う。地元とは単に生まれ育った場所を指しているわけではなく、仲間とともに助けあって暮らせる場所という意味だと考えたい。タメ口で言い合える仲間と、誰かの夢をかなえるために支え合って笑ったり泣いたり出来る場所。トンネルを抜けたあまちゃんふたりが見ていたのは、そんな大切な場所のありかだったかもしれない。(三)
 

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旅行記

2013-09-27 09:00:00 | 日記
9月も残りわずかとなり、1年度の半分が終わろうとしてます。
4月に入社した新入社員が会社に慣れ、
仕事に精を出し始めるころではないでしょうか。

と、お硬い内容で書いていてもなかなか言葉が出てこないので、
先日の連休の旅行について気楽に書かせていただきます。

先週末に3連休をフル活用し2泊3日で連れと2人で
関西(京都・大阪)に行ってきたのですが、
到着してまず初めに感じたことが「暑い」ということ。

関東では聞かなくなった蝉の声が聞こえてきた時は驚きましたね。

まず初日は京都散策ということで祇園の近辺を回りました。
気温が高かったので休みを入れつつぶらぶらと。

舞妓さんの町で有名な祇園では浴衣の人を何人も見かけましたが、
外国人の観光客さんからすると浴衣の人が珍しいらしく、
町並みではなく浴衣の人(観光客)を写真に撮っている人も少々。
どうせ撮るなら本物の舞妓さんと撮ればいいのにと思いますがね。
(そもそも知らない人に勝手に写真撮られるとか俺は絶対嫌だわ)

初日の夜は大阪に移動しUSJのオフィシャルホテルで就寝。

2日目は朝一でUSJに乗り込もうと思い、
私も連れも開場2時間前には起床したのですが、
部屋でのんびり過ごしているうちに開場時刻を過ぎ、
そろそろ行こうかと動いたのは開場1時間後になってから。

部屋を出てからは前日に入場パスを購入しておいたこともあり、
入場パス購入待ちの列の横をささっと通り抜けいざ入場。

連休の真ん中はさすがに人だらけでした。
(時期的に韓国のお盆休み?みたいのとかぶっていたようで
どこの国の言葉かわからない言葉を話している人もたくさん)

USJのスタッフのノリの良さはさすが大阪って感じですね。
私自身大阪で育ったということもあり懐かしくも感じました。

個人的にUSJと東京ディズニーリゾートの違いは、
関西と関東の違いをよくあらわしていると思いました。

詳しくは書きませんが
・アトラクションの優先搭乗券(ファストパスみたいなやつ)
・お土産屋の袋(買ったものを入れてくれるやつ)
の、2つは特に地方間の気質の違いがわかりやすいと思います。

気になる人は調べてみてください。

2日目も終えそのままホテルで就寝。

朝も夜も電車移動がないのはとても楽でしたので、
多少費用がかかりますがオフィシャルホテルはお勧めですよ。

3日目は道頓堀のあたりで色々食べ歩きをする予定でしたが、
昼飯にかに道楽本店で蟹を食べすぎ、
店を出てからは満腹で他の物を食べる気になれないという結果に。

3日目の内容が少ない気もしますが、
文字数もいい感じなのでこの辺で締めようと思います。

旅行をする際は行く前にしっかり予定を立て、
それに従って行動するのもいいと思いますが、
何も決めずに現地で気の向くままに行動するのも楽しいですよ。

皆さんの今後の参考にしていただけたらと思います。(雄)

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トイレ修理

2013-09-26 10:00:00 | 日記
社会人になって実家から引っ越したのだが、最近トイレの水漏れが気になってきた。

以前から水漏れしてるなぁとは思っており、直そう直そうとするもなかなか時間が取れず。
しかし、この3連休でようやく時間が取れたので修理することに。

トイレの止水栓を閉め、タンクのふたを開け、ナットを外し…
浮き球や水管などの部品を分解していく中で「トイレの水がなぜ流れ、なぜ止まるのか」という仕組みを理解しながら楽しく分解。
注意すべきは分解する過程を忘れないこと。忘れると戻せない…

水漏れ原因究明の前に、分解した部品が汚れていたのでなんとなく洗浄。
そして水漏れの原因究明へ。

どうやら、タンク内の水がたまった時に浮き球が押し上げる水を止めるパッキンが歪んでいるもよう。
正常なパッキンを見たわけではないので何とも言えないが、押されすぎて平らではなく、少し盛り上がっていた。
平らでないために浮き球が上がりきっても水が止まらないのではないかと推測。

しかし、替えのパッキンはない。
そして、ホームセンターに行くのは面倒。
というわけで、その場しのぎにと浮き球のついた棒を曲げて低水位でも水が止まるようにしてみた。

すると、意外にも水が止まるものだ。

ついでに節水のためタンクに500mlペットボトルを沈めておいた。

その日の夜、ふとトイレの前を歩くと水の音が…
タンクから便器へ水を流す栓にペットボトルが挟まり、水がダダ漏れ状態になっているではないか。
あわててペットボトルを取り外し、二度と挟まらないようタンクの外に重りとしてもう1本ペットボトルをぶら下げておいた。
これで栓に挟まることはないだろう。しかし水の量が少ないのでしっかり流れてくれるか心配である。

ペットボトル問題は解消するも止まらない水の音。
やはりパッキンが歪んでいることがそもそもの原因なのでこれを取り変えない限り直らないか。
ということで、今週末にでもパッキンを買って再び修理する予定。
あ。今週末は農作業が…(塚)

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誕生日!!

2013-09-25 01:10:39 | 日記
誕生日

私は月に一度指定された日に、ブログ担当ということでブログを書かせていただいているのですが偶然本日が私の36回目の誕生日となりました。
最近は一日一日があっという間に過ぎていき、1年がたつのが早いと感じるのですが、あらためて36年間を振り返ると本当に色々あったなーと思います。

で自分の36年間についての振り返りをブログにしようかと思ったのですが反省、反省の内容になってしまいそうなので別の視点で誕生日というものを調べてみました。

そこで見つけたのが誕生日ランキングというもの。
それによると誕生日で生まれた人が多い日ベスト5は
1.12月22日
2.4月2日
3.9月25日
4.12月25日
5.9月26日

って3位ではないですか!!
確かに今まで働いていたところで誕生日が同じや一日違いなど結構いたような気がします。
4月2日とかは実際生まれた日は。。。という感じがするのですが1位と4位、3位と5位はほぼ誤差の範囲ですよね。
そこに出ていたのがだいたい誕生日から逆算すればいつ子作りしているかが読めるとのこと。
6位以下も気になる方は調べていただければわかるのですが仕込み時期は年末年始、クリスマス、お盆とある程度見えてくる様子。

逆にワースト5は
361.11月23日
362.4月1日
363.12月31日
364.1月2日
365.1月1日
この数字は4月1日はベスト2の4月2日の影響と見えますし他は年末年始。
誕生日って結構実際と違う人もいるのかな???と疑ってしまうデータでした。

何もなければ絶対調べないデータでしたが調べてみたら結構面白いものですね。

今年は色々あってなかなかお祝いといかない誕生日になってしまったのですが、そんな中色々な人に支えられているし支えるために頑張らなければいかんなと思った9月25日となりました。
来年の誕生日は色々な人と笑顔で過ごせるように36歳の一年間も頑張っていこうと思います。(の)

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脳ネットワーク

2013-09-24 09:20:51 | 日記
先日このようなニュースを目にした。
『人間の脳を「ネットで繋ぐ」インターフェース実験がついに成功』
脳波を用いて送信者Aの脳の活動を検出し、その活動を受信者Bの脳で再現する、というものだ。

「残念。まだ思い浮かべるだけで調べ物が出来たり、車を操縦出来たりはしないのか」なんて思うのはSFの観すぎだろうか。

それはともかく、非常に興味深い実験結果である。
実験では「右手の指を動かす」という、簡単なのだか難しいのだかよくわからない指示を出していたが、これが発展していけば高度で精密な情報共有が可能となるのであろう。
それに合わせて電子機器やいろいろなものが、より人間にとって直観的なように変わっていく。
頭の中に電卓や辞書を置いておくような、あるいは手を動かすのと同じようにパソコンを操作するような、人と外部装置がシームレスに繋がる時代が来るのだ。

そんな未来は便利そうでとてもワクワクするが、同時に恐ろしいものとも思う。
人は環境を作りかえて発展したように、自分たち人間のあり方さえも変えてきた。

知りたいことがあれば本を読む。人に教えを乞う。時には自分で試して体得する。
そうやって、人は能動的に学習を繰り返してきたはずだ。

しかし今は違う。
世界は情報で溢れ、人は知らず知らずのうちにそれらを見るようになった。
自ら調べなくとも、検索すれば纏められた情報を入手できる。
より簡単に、的確で客観的な情報を入手できるようになったのだ。
情報の入手方法はこれが全てではないが、大きな比重を持つことは明らかだろう。


ところで、皆さんは「交換記憶」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

「これはどういう意味だっけ?あの人が知っていた気がする。」
自分は「誰がそれを知っているか」を覚え、それそのものの意味を覚えていない、そういう記憶だ。これは交換記憶の典型である。社会において当たり前のように存在する、自然な記憶形態である。

しかし、近年ではこの「交換記憶」が、人とインターネットとの間で発生することが多くなった。
検索エンジンは進化し、いくつかの検索ワードを入力するだけで的確な情報へと導いてくれる。人はその検索ワードのみを記憶し、詳細な情報はインターネット任せなのである。

時代の流れでもある。技術の進歩の証でもある。しかし、これがもたらす弊害は非常に大きなものであろう。

何しろ、少し調べればすぐに的確な情報が手に入るのだ。人は検索ワードのみを考えることに夢中になり、情報の真偽を問わなくなり、最後には自身で情報を編み出すことをやめてしまう。思考をやめてしまう。
なんと恐ろしい世界であろうか。


先の「脳をネットワークで繋ぐ」話と併せて考えれば、もっと恐ろしいことも予想される。
思考をする一部の人間と、それに縋る、もしくはそれを補助する大多数の人間。そんな2極化が起きてしまうのだ。


寝不足の頭でそんなネガティブなことを考えながら、それでもそんな困難を乗り越えた明るい未来を見てみたいと思う次第である。

(つ)


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