2月も今日で終わりです。 あっという間に1月経ってしまった気がします。それもそうですよね。今年の2月は28日しかないのですから。先月(1月)と比べると3日も短ければ早く感じてしまうのは当然でしょう。
そもそもなぜ2月は他の月と比べて短いのでしょうか?
1年は太陽年から365日(正確には365.2422日)と定められています。ユリウス暦の頃、奇数月は31日、偶数月を30日と定められました。 しかしこれでは1年は366日になってしまいます。 また毎年0.2422日ずれてしまうため4年で約1日ずれてしまいます。この調整として旧暦で1年の最後の月である2月で調整され以下のようになっています。
ユリウス暦
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
31日 | 29(30)日 | 31日 | 30日 | 31日 | 30日 | 31日 | 30日 | 31日 | 30日 | 31日 | 30日 |
規則的ですっきりしていますね。しかし今の暦では以下のようになっています。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
31日 | 28(29)日 | 31日 | 30日 | 31日 | 30日 | 31日 | 31日 | 30日 | 31日 | 30日 | 31日 |
これは後の皇帝であるアウグスツスが8番目の月に自分の名前を付け、ユリウスの名にちなんだ7月よりも自分の月が少なくなるのを嫌い2月から1日持ってきて8月を31日に変えてしまいました。また、このままでは31日の月が続いてしまうことから9月以降の大の月と小の月を入れ替えました。
為政者が暦を変えることは度々行われていたことではあると思いますが、我儘と言える理由であったのには驚きますね。 このような理由で改暦してしまえるくらいローマ初代皇帝は権力を持っていたのでしょうね。
改暦といえば少し前に「天地明察」という小説が話題になっていましたね。まだ読んでいないので今度読んでみようと思います。(ひ)
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