TS-930Sの修理で遊ぶと言うより、TS-930Sに遊ばれています。
まだ終わって無いのかい!と言われそうですが、
「その通----り」
ファイナルユニットを代替のトランジスタで修理したものの、28MHzのパワーが周波数が高くなるとあまり出ません。
28.001MHz 100W 28.500MHz 60W。
29.600MHzなんて30W。こりゃ使えない、トランジスタの選択を間違えたようで。
ファイナルユニットをはずして、受信機能をチェックしながら違う作戦をねっていました。
暫く経って、無線機の電源をOFFしようと思ったら、なにやらホンワカ暖かい空気が。
何か違う....
電源部のトランジスタの放熱板が、かなり高温になっていますが、ファンが回っていない!
こりゃ大変だ。
と、慌てて電源OFF。そして扇風機で高速冷却。
調べてみると、前オーナーの仕業で、ファンの温度コントロール回路のトランジスタが逆向きに挿入されていました。
そりゃ回らないはずだ。
トランジスタの逆向きを直し、全てを元に戻し電源ON。今度は放熱板に時々手を当てて、ファンが回転するのを
待ちますが、一向に回転する気配がない。
15Vと8Vを従来の抵抗ドロッパ方式から3端子レギュレータ方式に替え、それを放熱板のファンの温度センサから
遠い場所に配置したので、かなり高温になってもファンは一向に回転しない。
そりゃそうだ、温度センサの付近はそんなに温度が上がっていません。
温度センサの位置をずらせば良いのですが、この放熱板を外すのは付近の配線をはずしてバラバラにする必要があります。
そこまでやって、常時回転の方が良いと言う結論に達すると悲しいですので、ファンをずっと回したら温度がどの位に
なるかを検証する事に。
ファンは吸出し方向なので、ケースをしないと正確には分かりませんが、3端子レギュレータが
結構発熱するので、ずっと回していた方が安全と考え、ファンコントロール回路を改造して
通電中は常時電源部分の冷却をするようにしました。
様子を見ようと、連続通電していたところ、リレーのガチャンと言う音と共に、
周波数表示が消え、Sメーターが半部位振れた状態に。あれーーー?
調べて見るとDC21V回路が故障です。3V位しか出ていません。
怪しい箇所のトランジスタ、ダイオードをチェッカーで見てみるも、いたって正常な値です。
ん?
納得が行かないので、怪しいトランジスタを1つ交換して見ると正常に戻りました。
トランジスタチェッカーの微小電流では正常に見えるようです。
本当なら、今日はファイナルユニットを修理するための、予備実験を基板を作って行う予定でしたが
来週以降に持越しです。
来週はメーカーでは修理をしてくれない無線機の修理依頼が来ていて、そちらで1日かかりそうなので、
TS-930Sがまともに電波を出せる状態になるのはまだまだ先になりそうです。
1台の無線機で、こんなに遊ぶ いや 遊ばれる のは TS-60S 以来かな。
先は長い......
まだ終わって無いのかい!と言われそうですが、
「その通----り」
ファイナルユニットを代替のトランジスタで修理したものの、28MHzのパワーが周波数が高くなるとあまり出ません。
28.001MHz 100W 28.500MHz 60W。
29.600MHzなんて30W。こりゃ使えない、トランジスタの選択を間違えたようで。
ファイナルユニットをはずして、受信機能をチェックしながら違う作戦をねっていました。
暫く経って、無線機の電源をOFFしようと思ったら、なにやらホンワカ暖かい空気が。
何か違う....
電源部のトランジスタの放熱板が、かなり高温になっていますが、ファンが回っていない!
こりゃ大変だ。
と、慌てて電源OFF。そして扇風機で高速冷却。
調べてみると、前オーナーの仕業で、ファンの温度コントロール回路のトランジスタが逆向きに挿入されていました。
そりゃ回らないはずだ。
トランジスタの逆向きを直し、全てを元に戻し電源ON。今度は放熱板に時々手を当てて、ファンが回転するのを
待ちますが、一向に回転する気配がない。
15Vと8Vを従来の抵抗ドロッパ方式から3端子レギュレータ方式に替え、それを放熱板のファンの温度センサから
遠い場所に配置したので、かなり高温になってもファンは一向に回転しない。
そりゃそうだ、温度センサの付近はそんなに温度が上がっていません。
温度センサの位置をずらせば良いのですが、この放熱板を外すのは付近の配線をはずしてバラバラにする必要があります。
そこまでやって、常時回転の方が良いと言う結論に達すると悲しいですので、ファンをずっと回したら温度がどの位に
なるかを検証する事に。
ファンは吸出し方向なので、ケースをしないと正確には分かりませんが、3端子レギュレータが
結構発熱するので、ずっと回していた方が安全と考え、ファンコントロール回路を改造して
通電中は常時電源部分の冷却をするようにしました。
様子を見ようと、連続通電していたところ、リレーのガチャンと言う音と共に、
周波数表示が消え、Sメーターが半部位振れた状態に。あれーーー?
調べて見るとDC21V回路が故障です。3V位しか出ていません。
怪しい箇所のトランジスタ、ダイオードをチェッカーで見てみるも、いたって正常な値です。
ん?
納得が行かないので、怪しいトランジスタを1つ交換して見ると正常に戻りました。
トランジスタチェッカーの微小電流では正常に見えるようです。
本当なら、今日はファイナルユニットを修理するための、予備実験を基板を作って行う予定でしたが
来週以降に持越しです。
来週はメーカーでは修理をしてくれない無線機の修理依頼が来ていて、そちらで1日かかりそうなので、
TS-930Sがまともに電波を出せる状態になるのはまだまだ先になりそうです。
1台の無線機で、こんなに遊ぶ いや 遊ばれる のは TS-60S 以来かな。
先は長い......