今年は、無線機修理の はずれ年 です。
1件目
2台の無線機を修理をして欲しいと言われたので、お送りいただいたのですが
1梱包に2台を入れられていました。それは普通の事で問題無いのですが
梱包材がほとんど入れて無く、無線機はプチプチなどに包む事なく、そのまま入れてあったので
無線機同士がぶつかりあって、つまみが破損したり、エンコーダーの軸が折れていたり
フロントパネルを外せるタイプでしたが、そのロックレバーが吹き飛んでいました。
当然、そんな修理を請け負ったわけではないので、修理不可で返送。
2件目
大学時代の友人が、ある無線機を修理をしたが、調整をしてほしいとの事。
修理後にオークションで高値で売ってやろうと言うような裏がある訳ではないので
当然無料で請け負いました。
届いて電源を入れてみましたが、電源が入りません。
古い無線機であったのと、梱包材が少なかったので半田クラックまたは修理でかなり
内部を触られていますので、電線が金属疲労で切れかかっていたのが、トラックでの輸送中に
振動で切れたか.....
こちらで電源が入るように修理して、それから調整という手もあるのですが
かなり部品交換されていますので、こちらで勝手に触れません。
相談の上、一度そのままお返しすることになりました。
返却後、修理されたようですが、電源が入らないのは基板の半田クラック。
さらに他の基板にも半田クラックが2点見つかったそうです。
そして電源が入ったら、感度も極悪だそうで今も調査されています。
3件目
頼まれ物で、3点ほど不具合を修理してほしいと。
しっかりした梱包で、問題なく届きました。調子良く3点の修理を終え
不具合の中の1点である 「高温になってもファンが回らない」と言うのを調べます。
修理はヘヤードライヤーでセンサーの温度を上げて確認していました。
本当に修理が出来ているか、実際にヒートシンクの温度を上げで確認する必要があるため
ダミーロード相手に CWで V V V V V V V V V を2分ほど送信していたら
ファイナルユニットから異臭が。
一度やめて目視をしましたが焦げ、割れなどが見つからなかったので
注意しながらもう一度パワーを下げてそーっとチャレンジ。やはり匂いが再び。
このまま続けると、煙が上がるか、パーーーンと言う音が響き渡るでしょう。
ファイナルユニットは、「頼まれ物は修理しない」と規定していますので作業中止で返送です。
ファイナルユニットのトランジスタは、まず手に入らないし手に入っても高価で、さらに交換一発で
直る可能性が低いのでリスクが高すぎます。
4件目
ある所に送信不能と言う無線機が売りに出されていました。
何が壊れているか興味津々で、面白そうなので購入。
不良部品を交換して、送信出来るようになったので各部調整していると、なんか感度が悪いなあ....
やられた、受信部も悪いじゃないか。そりゃあそうですよね、送信不能は
書いてありましたが、受信部は正常とは書いてありませんでしたから。
送信不能の後には 「受信も不良かもね」 って書かれていたものと思われます!?
4か月で4件もこんな外れを引いた年はありません。
今年は外れ年です!!
1件目、2件目の不具合のように、皆さん宅配便を軽視されすぎています。
「取扱い注意」のシールを張っておけば、作業員さんが、これは取扱注意の荷物だからと
いつもより慎重に作業してくれると勘違いされています。
あなたが作業員さんだったら、1日8時間も これは注意注意 なんてやりますか?
私だったら出来ません。だったら梱包で壊れるのを防ぐしかないと思います。
無線機の底面には、最低10cmは緩衝材を入れましょう。何も持っていなかったら
新聞紙、広告をぐちゃぐちゃにして丸めて敷き詰めるだけで運送中の振動で壊れる
リスクが下がります。
梱包が大きくなってワンサイズ上がったとしても¥300も違わないでしょう。
割れたり、へこんだり、壊れてしまったりしてゴミにしてしまうより
¥300ほど多く払った方が得しませんか?
1件目
2台の無線機を修理をして欲しいと言われたので、お送りいただいたのですが
1梱包に2台を入れられていました。それは普通の事で問題無いのですが
梱包材がほとんど入れて無く、無線機はプチプチなどに包む事なく、そのまま入れてあったので
無線機同士がぶつかりあって、つまみが破損したり、エンコーダーの軸が折れていたり
フロントパネルを外せるタイプでしたが、そのロックレバーが吹き飛んでいました。
当然、そんな修理を請け負ったわけではないので、修理不可で返送。
2件目
大学時代の友人が、ある無線機を修理をしたが、調整をしてほしいとの事。
修理後にオークションで高値で売ってやろうと言うような裏がある訳ではないので
当然無料で請け負いました。
届いて電源を入れてみましたが、電源が入りません。
古い無線機であったのと、梱包材が少なかったので半田クラックまたは修理でかなり
内部を触られていますので、電線が金属疲労で切れかかっていたのが、トラックでの輸送中に
振動で切れたか.....
こちらで電源が入るように修理して、それから調整という手もあるのですが
かなり部品交換されていますので、こちらで勝手に触れません。
相談の上、一度そのままお返しすることになりました。
返却後、修理されたようですが、電源が入らないのは基板の半田クラック。
さらに他の基板にも半田クラックが2点見つかったそうです。
そして電源が入ったら、感度も極悪だそうで今も調査されています。
3件目
頼まれ物で、3点ほど不具合を修理してほしいと。
しっかりした梱包で、問題なく届きました。調子良く3点の修理を終え
不具合の中の1点である 「高温になってもファンが回らない」と言うのを調べます。
修理はヘヤードライヤーでセンサーの温度を上げて確認していました。
本当に修理が出来ているか、実際にヒートシンクの温度を上げで確認する必要があるため
ダミーロード相手に CWで V V V V V V V V V を2分ほど送信していたら
ファイナルユニットから異臭が。
一度やめて目視をしましたが焦げ、割れなどが見つからなかったので
注意しながらもう一度パワーを下げてそーっとチャレンジ。やはり匂いが再び。
このまま続けると、煙が上がるか、パーーーンと言う音が響き渡るでしょう。
ファイナルユニットは、「頼まれ物は修理しない」と規定していますので作業中止で返送です。
ファイナルユニットのトランジスタは、まず手に入らないし手に入っても高価で、さらに交換一発で
直る可能性が低いのでリスクが高すぎます。
4件目
ある所に送信不能と言う無線機が売りに出されていました。
何が壊れているか興味津々で、面白そうなので購入。
不良部品を交換して、送信出来るようになったので各部調整していると、なんか感度が悪いなあ....
やられた、受信部も悪いじゃないか。そりゃあそうですよね、送信不能は
書いてありましたが、受信部は正常とは書いてありませんでしたから。
送信不能の後には 「受信も不良かもね」 って書かれていたものと思われます!?
4か月で4件もこんな外れを引いた年はありません。
今年は外れ年です!!
1件目、2件目の不具合のように、皆さん宅配便を軽視されすぎています。
「取扱い注意」のシールを張っておけば、作業員さんが、これは取扱注意の荷物だからと
いつもより慎重に作業してくれると勘違いされています。
あなたが作業員さんだったら、1日8時間も これは注意注意 なんてやりますか?
私だったら出来ません。だったら梱包で壊れるのを防ぐしかないと思います。
無線機の底面には、最低10cmは緩衝材を入れましょう。何も持っていなかったら
新聞紙、広告をぐちゃぐちゃにして丸めて敷き詰めるだけで運送中の振動で壊れる
リスクが下がります。
梱包が大きくなってワンサイズ上がったとしても¥300も違わないでしょう。
割れたり、へこんだり、壊れてしまったりしてゴミにしてしまうより
¥300ほど多く払った方が得しませんか?