あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

疥癬パニック

2011年06月08日 22時15分56秒 | 日常ネタ
 ウチの嫁さんがいる病院は、今疥癬でパニックになっている模様。

 ノルウェー疥癬発症は、お亡くなりになった患者さんに限定されていたのだが、発症発覚時、その患者さんが接触した事があった箇所に接触した事がある看護婦さんや医者を中心にパニックが拡大。
 実際に疥癬を発症する患者さんや看護婦さんが急増する。

 疥癬が収束するまで、転院は認められないし、すでに地域住民に噂も広まっており、新規入院患者もほとんどいない。先日1名新規入院患者が出たそうだけど。
 現在は国内唯一の経口治療薬ストロメクトールを、疑わしいと思われた人々に投与する事で、収束を図っているのだが…。現状が継続すると、既に経営が傾いており、早急に汚名をすすぐ必要があるのだそうだ。

 とりあえず、現状のようなストロメクトール消費が継続している間は、汚名返上は不可能で、なんとかこの消費が減らせないか…という事で、在院の医者同士で、「責任の押し付け合いは置いといて、事態収束策を練ろう」という事になったらしい。

 ちなみに。現状既にストロメクトールのおかげで院内のヒゼンダニ(疥癬の要因ダニ)はほぼ全滅している。しかし、少しでもアレルギー製の湿疹があれば投与している状況なので、ストロメクトールの消費が続いている…という状況なのである。

 院長の「俺の経験と勘で終息宣言する」という非科学的対策は論外として、案としては「疥癬疑いフロア」を設置し、そこ以外は安全であるという事にするのはどうか…というのが現実的な案であった。
 しかし、ほぼヒゼンダニが殲滅されている状況で、その汚染フロアに行かされる患者や従業員が納得できるのかと言えば、それは難しく…。暗礁に乗り上げているの。

 疥癬ガイドライン的には、0.1mm以下のヒゼンダニが体表に生息していないかどうかを、一人ひとり顕微鏡で確認するみたいなのだが、ちょっと現実的ではなく、対象者1名のチェックに1時間ぐらいかかるそうで。
 しかし、それをしないと収束宣言が出せない事から、一部医者からは「もはやそれをやるしかない。みんな協力してくれ…」との声が上がっていたりしている。

 ちなみに。この「一部医者」が疥癬疑いの患者の検査を拒否して、その対象患者さんがノルウェー化した事がそもそも発端。院内の他の医者から、白眼視されている状況なのだそうで…。

 んで。ああ平行線。このままでは病院が…で、現在に至る。らしい。
 どうしたらいいと思う?コレ…。

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