あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

太陽光発電導入検討中断

2011年06月06日 22時38分56秒 | 政治(菅政権)
 青森県知事選。
 トレンドは、脱・原発だと思われたものの、現職の無所属・自公推薦が大差で圧勝した。対抗馬は民主・国民新推薦の無所属と共産党である。

 青森県は、建設中の原発や、放射性廃棄物の最終処分地の問題があるのだが、自公推薦の三村氏は、安全性検証委員会を設立して稼働を容認する方針で、与党系・共産系は明確な反原発であった。
 その反トレンド下での圧勝である。
 青森県がこれまでに政府から受けた恩恵は、当然危険な原発誘致による見返りで。今更、撤回できるようなシロモノではなかったのであろう。

 原発の凍結や、白紙撤回はもはや難しい。
 しかし、例えそうであったとしても、時流としての「原発の縮小」は止められないであろう。俺はそう考えていて、数日前にその事をエントリした。

【拙】原発技術消え行く
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/4f198148140628b97341cf02e3620022

 ところで、どこぞの内閣も「浜岡原発を止めろ」と命じておきながら、「浜岡停止費用は、中電の自己判断なんだから、政府はビタ一文出しません」とか無責任極まりない事を言っているわけだ。なるべく原発政策に関わろうとしない。要するに既に回転してる歯車を止めるのが困難である事はわかっているわけなんだが。
 なぜに、この青森県知事選、与党系支援候補である山内氏は、明確に反原発を打ち出せたのだろう。

 それは、菅が太陽光発電をベースとして自然エネルギーへの転換をG8でぶち上げた(サンライズ計画)からであろうと、俺は思う。

 その頃、ソフトバンクの孫正義氏は、

【中央日報】孫正義社長、今度は太陽光発電所建設を計画
http://japanese.joins.com/article/141/140141.html?servcode=A00§code=A00

 「東日本ソーラーベルト計画」を発表し。

【総合】サムスンSDI新戦略、電池と太陽光を2大軸に
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/06/01/0200000000AJP20110601002100882.HTML

 サムスンが、唐突に太陽光発電に力を入れると宣言するのである。ちなみに、2009年あたりの太陽光関連部材メーカー一覧とかを見ていると、サムソンのこの宣言はいかにも唐突に感じる。

 さて。この三者の方向性の一致は、何を意味するのであろうか。
 これを潰し、技術面で他の方式よりもよほど不利な太陽光にスポットを当てて、民主党は何故この方針で無理矢理走ろうとしているのだろう。

 ま、個人的には「言わせんなよ恥ずかしい」という気分である。

 ちょっとな。補助金にも魅力を感じていたし、太陽光発電は導入価値を感じてはいたのだよ。僅かだがペイの可能性も見えてきてたし。でもなー。一気にやる気がなくなったわ。同じやるなら太陽光以外にしよう。

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