あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

真実がそのままプロパガンダ

2015年12月01日 22時35分59秒 | 日常ネタ
 今日俺が帰宅すると、嫁さんが「世界一受けたい授業」の録画を見ていた。

 腰痛とヒザ痛がある俺に、その対策がやってるからと録画しておいてくれたのだ。
 で、俺も腰痛とかヒザ痛の運動とかストレッチをやりながら、録画を見ていたのだけど。

 本日最後の「特別授業」が歴史で、しかもテーマが杉原千畝ってのがものすごいびっくりした。

 番宣だったんだね。ゲストに唐沢寿明氏(杉原千畝役)、小雪氏(杉原雪子役)が出演されていた。
 …映画の宣伝って、「番宣」って言うんだっけ?

  
 ▲千畝役の唐沢寿明氏と杉原千畝(左)と、杉原夫妻役の唐沢寿明氏と小雪氏のツーショット(右)

 「杉原千畝」が映画化していたのを初めて知ったよ。俺、映画にはだいぶ疎いんだよなぁ。

 

 ご存知の方も多いと思うが、杉原千畝とは「日本のシンドラー」と呼ばれる英雄的外交官である。

 ウィキから引用してみよう。

【Wiki】杉原千畝
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E5%8E%9F%E5%8D%83%E7%95%9D

第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ナチス・ドイツの迫害によりポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情。1940年7月から8月にかけて、外務省からの訓令に反して[1]、大量のビザ(通過査証)を発給し、およそ6,000人にのぼる避難民を救ったことで知られる[2]。その避難民の多くが、ユダヤ系であった[脚注 1]。「日本のシンドラー」[脚注 2]などと呼ばれることがある。 早稲田大学高等師範部英語(教育学部英語英文学科)科予科中退、日露協会学校特修科修了。

 なんで驚いたかって、杉原千畝がこれだけ大きく扱われている事に驚いたのである。千畝役、唐沢寿明だよ?妻に小雪だよ?超メジャーどころやん。で、かなりの長寿人気番組である「世界一受けたい授業」で番宣?マジかよ…。

 日本の左翼ってのは「現代のドイツ賛美」なわけだけど。それは何故かというと、戦中の日本や日本人を、史上最悪の犯罪者のように扱いたいからである。ドイツが、ナチス・ドイツを徹底的に非難しているから、日本もそれを見習えと言いたいのだ。

 なのに、杉原千畝は、そのナチス・ドイツに迫害されている大量のユダヤ人を救った人物なのだ。しかも、「そりゃー、当時の日本人の中にも稀に善良な人はいるわ」では済まされない。避難民が日本に向かう間、日本はいくらでも難民の移動を妨害できるからだ。

 でも、そうはならなかった。
 杉原千畝よりマイナーな人物だが、もう一人、ユダヤ人難民を救った日本人がいる。それが大迫辰雄である。

  
 ▲辰雄役の濱田岳氏(大河・軍師官兵衛の栗山善助役が好き)(左)と大迫辰雄(右)

 彼が、ウラジオストクにいなければ、ウラジオストクから日本の敦賀への渡航は実現しなかったかもしれないと言われている。まさに、杉原千畝の「命のビザ」を引き継いだ人物なのだ。

 …で。たまたま奇跡的なタイミングで、ウラジオストクとリトアニアに、悪鬼羅刹な日本人の中では類まれなる突然変異である「善良なる日本人」が配置されていると思うか?…多分違うだろう。杉原千畝がいなければ第2第3の杉原千畝が、大迫辰雄がいなければ、第2第3の大迫辰雄がいて、結局日本人は、ユダヤ人を救ったと思うのである。

 日本人の民度ってのは、当時だってそこそこだった事を、このエピソードは証明してしまう事になる…と思うのだ。

 こんなの、日本の売国左翼がテレビでの紹介を許すわけ……ってよく報道できたなオイ。

 と思ったのである。

 「杉原千畝」、12/5初日らしいけど。
 先日紹介した、エルトゥールル号の映画「海難1890」も、初日は12/5らしいね。「杉原千畝」のクランクインが報じられたのは、えっと。2014/10/30か。で、安倍総理がトルコに訪問して、エルトゥールル号の史実を映画化する話をしたのが、2014/10/29と。

 うん。安倍総理になってからの動きなんだな。これは。

 俺、先日「海難1890」の映画化を知った際に「日本はもっと、こーゆーエンタメに力を注ぐべき」みたいな事を主張したけどさ。

 なんか「んなこたぁわかってるんだよ」と、安倍総理に言われたような気がした。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (相模)
2015-12-02 10:42:10
これ、最近売国左翼が展開している「日本も難民を受け入れろー」 運動の一環じゃないっすかね。
Unknown (士魂のかけら)
2015-12-02 14:51:55
 杉原氏は、極めて優秀なインテリジェンスオフィサーであった。
 杉原氏がリトアニアに送り込まれたのも、ソ連情報を収集するため。
 彼の決断の背景には、「八紘一宇」の精神があった。
 満洲国にいた関東軍の軍人たちも、シベリア鉄道でたどり着いたユダヤ人のために、あれこれと便宜を図った(無論、その背後にも、八紘一宇の精神あり)。
 上記の事実が、映画に反映されるといいですね。安っぽいヒューマンドラマには、しないでほしいです。
ユダヤ救出ネタを利用すべし (ぷらーな)
2015-12-02 23:30:40
ユダヤのライバルによる「中韓も何もかもユダヤの陰謀」ってあるけど、正直バカみたい

古代のユダヤ人は日本人と同系統のDNAだし
感情的には親日家が多いし(反日もいるみたいだけど)
領土紛争もないし…

金融業ってのがアレだけど
要は、日本人に投資して「あがり」を貰ればいいよ、ってことでしょ?
恨とか民族浄化とかするわけじゃないし…

ユダヤ人とは仲良くして、人道的日本人を世界にアピール!
中韓によるネガキャンを凌駕すべき!
Unknown (Unknown)
2015-12-04 00:15:34
番組見てましたけど結構時間割いて流してましたね。おかげで映画見なくてもいいんじゃないかという程度には劇中映像を用いつつのあらすじ紹介(ほぼオチまで)。
劇場上映でよりも飛行機などの旅行移動中に閲覧可能な形式だと裾野が広げられそう。

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