卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

浅虫温泉 双葉荘 (廃業)

2011-01-22 00:02:15 | 温泉(青森市)
津軽の主要道路の道端の電光掲示板には、よく「急げばまいねよ」と津軽弁でメッセージが書かれている。
いやいや、時間が無い時は誰だって急ぐでしょ!?
無謀な運転や危険な運転はしちゃ駄目だけど、急いでもいいべな。
あんな何百万もしそうな電光掲示板作って置いて、しょうもない事発信すんなっつうの。ま、どうでもいい話。


青森市の名湯「浅虫温泉」の「双葉荘」に行ってきました。

前の記事の「双葉」つながりです(偶然です)


場所は、浅虫温泉のメインストリートの「南部屋」がある向かいに小道があるので曲がり、ガード下を潜って50mほど進むと右手にあります。


浅虫温泉街には珍しく、ここは独自の源泉「浅虫双葉荘源泉」を所有しており、大事に使用している。

玄関前の雪を融かすために源泉を使ってましたが(贅沢!!)


双葉荘はちょっと鄙びた感が出てるさほど大きくない温泉旅館です。
日帰り客もよほど忙しくない限りは受け付けています。


小さな浴室は浴槽が一つ。

カランは4ヶ所です。

カランを長い時間誰も使ってないらしく、ボイラーがお湯を出すまで相当時間がかかりそうだったので、湯船から直接掛け湯です。

お湯は無色透明無味、芒硝臭、スベスベ感あり。

浴槽は42度の5人サイズ。
蛇口の湯口からチョロチョロと高温の源泉が掛け流しされています。

ここは加水しないこだわりを持った温泉宿である。
朝一に湯溜めし、適温に下がってから入浴可能となる。
湯量は随分とあるだろうが、あくまで源泉掛け流しにこだわっているためにチョロチョロ掛け流ししてる。

はっきりとした芒硝臭が感じられるのは嬉しい。
浴室も狭いし、源泉なので、尚更芒硝臭は十分に香る。

浴後の保温もバッチリでした。


北東北の日帰り温泉本に載ってるのは大抵大型ホテルで、そこらはほぼ循環湯なので、浅虫温泉の真価を味わえる事は無いが、割引に釣られてそこらに行ってしまう・・・。

でも、浅虫温泉の真価を味わうなら、こうした小さな宿の方がいいだろう。

温泉好きの間でも、浅虫温泉の中で双葉荘は一番との声も高い。



オススメ度(温泉評価)・☆☆☆


泉質・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・73度(源泉掛け流し)
効能・リウマチ性疾患、更年期障害、動脈硬化症、高血圧など

料金・400円
備品・リンスインシャンプー、ボディソープ、石鹸、剃刀、歯ブラシなど
施設・宿泊

住所・青森市浅虫字山下249
電話・017-752-3391
立寄時間・7:00~20:00
定休日・なし

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