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Mina, Dalida, Barbara, Laura, Lara....美人大好き! あっ、Mihoが一番好き

続続々源太郎(7)

2015年10月16日 | 腰折れ文
新幹線で長野を出発すると一時間ちょっとで東京に着く。その間は時間があるので、「続続々源太郎」の続きを書くとするか、到着までに(7)はどのくらい書けるだろうか。
お断り、「この文章は、架空であって、実在しない」ここを強調しないと、Mihoちゃんの角が伸びる。という事で、スタート。

七 河の話とファド

源太郎は、川が好きだ。と言っても、日本のような急流ではなく、ゆったりとした河がいい。このViennaには大河のドナウ川が流れている。「このドナウ川はドイツ語表記で「Donau」と書くが、スロバキア語ではドゥナイ Dunaj、ハンガリー語ではドゥナ Duna、クロアチア語ではドゥナブ Dunav、ルーマニア語ではドゥナレア Dunǎrea、ブルガリア語ではドゥナフ Dunav、ロシア語ではドゥナイ Dunai、そして、英語ではダニューブ Danubeと書く」(Windowsで読まれると文字化けが有るかもしれません)なんて話を智子に話しながら岸辺を散歩している。でも智子は時々相づちをするが、まったく聞く気はない。それでも、聴いていないのではなく「上流はなんて川なの」なんて質問するから、源太郎は得意になって講釈を続けている。智子は岸辺の周辺の景色を楽しみ、母ときた思い出の地を感じている。

「この河は、ドイツ南西部のシュワルツワルトに源を発して、ウルム,レーゲンスブルクを経てパッサウ付近でオーストリアに入るんだ。そして、リンツ、ウィーンを経てスロバキアのブラチスラバにいたるよ」
「へえ、スロバキアに流れるの」
「ああ、で、ここまではドナウ上流部と呼ばれていて、いろんな支流があって、右岸にレヒ川、イーザル川、イン川、エンス川がある。イン川は前に話したよね。インスブルックを流れているんだ」
「あのオリンピックが開催されたところよね」
「ああ。そして、左岸にナープ川、モラバ川が流れ込んでくる。」
「ねえ。左岸て、左側よね」
「違うよ、上流側から下流を見て左側。そう覚えないとダメだよ」
「そう言ってたわね」
「そしてね。スロバキアのブラチスラバの下流でドナウ川は三つに分枝するんだ。ここからがややこしいんだ。本流はスロバキアとハンガリーとの国境を流れ、バーツ付近で南に流れの向きを変え、ブダペスト、ドゥナウーイワーロシュ、モハーチを経てクロアチアの国境を流れる。そしてね、オシエク付近でドラウ川、ノービサード付近でティサ川、ベオグラードでサバ川を次々に合流したのち、ルーマニア国境をなすカザン峡谷に入るんだ」
「ややこしいわね」
「その峡谷入口のバジャスまでがドナウ中流部と呼ばれるんだ。その下流で難所として知られた鉄門を過ぎ、ブルガリア国境を東に流れを変え、ルーマニアのカララシ付近でさらに向きを変えて同国東部を北に流れ、ガラツから東にまた向きを変え、ウクライナ国境から黒海に注ぐんだよ」
「良くスラスラでるわね。そのくらい単語が分かるのに、何で英語が苦手なの」
「お前は、お母さんがイギリスだろ。俺だって、イギリスに生まれれば、スラスラはなせるよ。残念だけど、日本人だからね」
「失礼ね。私も日本人なのよ。勉強が嫌いだったと言いなさいよ」
智子は何時も、この話題に誘導して、源太郎の河の解説を終わらせた。

「あなた、Viennaで何が思い浮かぶの、川以外で」
「ウィンナソーセージ(Vienna sausage)かな。ウィーンでつくりはじめられたと伝えられたからでしょ」
「バカじゃないの。それはそうだけど。まったく夢ないんだから」
「それぐらいしか、浮かばないよ」
「あなたの生まれた年に、第三の男というイギリス映画あったでしょ。第2次世界大戦直後のウィーンを舞台に、謎の男をめぐるミステリーが展開するあれよ。まったく文化レベルが低いんだから」「今夜は何処で食事するの」源太郎は話題を変えた。

「今夜は、ファドを楽しみましょうね。すごくいいお店よ」
「ファドって、ポルトガルの暗い音楽か」
「ええ、あなた、きっと気にいると思うわ」
「わかった、ところで、明後日行くザルツブルクはイン川の上流のザルツァハ川が街を流下している。そこは綺麗だぞ」また源太郎は川の話しに切り替えた。智子は、呆れながら再び聞き役に徹した。

※寝てしまった。大宮から記憶がない。

少し寒いが、気持ちいい朝

2015年10月16日 | 毎日の話
朝早くから、ホテルの前には相撲巡業のため大型バスが横付けされ、もう何人か相撲取りがドアの幅を気にしながら、乗り込んでいく。仕切りの方々も身体が大きい。

この寒さだが、浴衣一枚。寒くないのだろうか?

喫煙所で仕切りの親方と言葉を交わした。やっぱり、寒いですよと、言葉が返って来た。ちょっと散歩に出かけることにした。気持ちがいい。




足が疲れていたのだろう。風呂に入ってバタンキュー

2015年10月16日 | 毎日の話
 
La notte scorsa c’e stata la prima nevicata.
初雪が昨夜降った。とイタリア語で表現してみたが、手持ちの辞書には、初冠雪という表現の単語がない。英語だと、The first snow of the year fell on th...
 

今朝も青空が広がっている。関東地方は雨が降るらしいが、今いる信州はそんな天気ではない。昨日の映画館の写真はぶれぶれだった。携帯のカメラは光量が少ないとダメですね。ゲーテ曰く、もっと光をだったかな。今日は帰る。