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「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

09春祈祷

2009-03-23 16:43:02 | 福泉寺・伝承等
 はるきど・・・と母親は言う・・・。
 小生が社会人となるまでは、てっきり「春木戸」とばかり思っておりました・・・汗
 春木戸という伝承行事で、春の農耕シーズンが始まるにあたり、神仏に手を合わせ、今年一年の豊作を祈念する行事、そして春の木戸を開け放つという意味合いか?・・・・なんて思ったりしておりましたが、単なる発音違いで正式には「春祈祷」(はるきとう)ということが判明・・・これを知った際は、変に納得といった場面でもありました。


 ということで、最近春祈祷時期が遅めながらも菩提寺福泉寺の副住職さんにお越しいただき、春祈祷を執り行いました。









 神仏習合の名残か?仏壇ではなく神棚に手を合せて読経が唱えられる。
 白山大権現に愛宕大権現、稲荷大明神・・・・色んな神仏が登場の御経・・・そして三十六童子・・・矜迦羅童子(こんがらどうじ)、制叱迦童子(せいたかどうじ)・・・不動明王に従える童子の名が唱えられ、御祈祷という意識が強まって参りますが、数日前に副住職殿、ぎっくり腰になってしまったとかで、かなり苦しそう・・・それでも我家のためと頑張ってお勤めされたようです。



 お勤めの後は、いつものご近所メンバーでささやかな宴・・・・




 春を迎えるひとつの区切りといった意味合いでもあり、我家としては、いよいよ春到来といったところです。