「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

クリスマス

2004-12-22 18:40:52 | その他
本日も週休で休み。昨夜から吹雪模様、今日は今季初の本格的な降雪に見舞われ、しかも吹雪で大荒れ、道路も圧雪に凍結、車の運転も慎重である。

さて、白い世界となり、子供達も二学期の修了式、明日から冬休みとなるが、一ヶ月にわたる冬休み、毎日賑やかな・・うるさくなると思うと少し消沈気味でもある。
まずは、最初にやってくるのがクリスマス。子供への躾けや教育が甘かったせいか、クリスマスにはプレゼントがあって、少し贅沢な食事とケーキがつきものという固定観念を植え付けてしまった。親の立場としては一年に一度くらいはこんな一日があってもよいのではと少し無理もしていた時期もあったが、考えてみればクリスマスどころか誕生日、何かの記念日には似たようなことやっていて、時代とはいえ随分と軟派な家庭生活と反省もしている。

子供の頃、ケーキというものはお目にかかったことはなかった。クリスマスというひとつの風習も無論なかった。これを風習とはいえないかもしれないが、仏教徒であっても国民的行事であるクリスマス、私の記憶の中では小3の時、従兄弟がケーキを買ってきてくれて家族で食べたのが最初であったと記憶している。とにかくこんな美味いものは他にないと思うほどでその後の毎年のクリスマスが楽しみでもあった。
その後、数年はケーキらしいものを食べさせられた記憶があるが、クリスマスケーキなるものは食べさせてもらった記憶がない、中学になると母親が妙に納得するような変な理屈で「クリスマス、ケーキを少し食べるより、ケーキが買えるお金で煎餅や饅頭を好きなだけ食べた方が得だよ・・」親父も納得、私たちも少しだけ納得、以来社会人になるまでクリスマスケーキに限っては家で結婚するまで口にすることはなかった。
クリスマス、子供達が居ないとクリスマスにならないのではないか、若いときならまだしも、将来、子供達も家から離れ、クリスマスという行事が家から無くなる、そんなときも来るのだろうなと感じつつ、クリスマスを否定しつつ何故か少しだけ楽しみにしている自分がそこには居る。
コメント (2)
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