「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

冠婚葬祭の葬

2004-12-20 15:09:02 | その他
本日は当番日、しかし近所の親戚の葬儀のため日中のみ年次休暇、夜勤となる。
朝から冷たい雨と時折みぞれまじり、とにかく寒い・・・。

先月から4度目の葬儀参列、今月に入ってからは3週連続の葬儀で、しかも同地区内。礼服を洗濯に出そうとするも出すタイミングを推し量ったように葬儀がつづき今回ももう少し見合わせてみようと思ったりもする。
3週連続の葬儀、同地区内のご高齢の女性のみであるが、本日は同地区内でさらに親戚ということで忌明け法要まで・・。
今日は仕事であったが昨日まで東京に家族で出かけていたため、亡くなられたという情報は入ってはいたが葬儀の日程は帰ってきてから知らされ、急遽、休暇を申請、葬儀の日は大事な会議が2つほどあったが昼の部の会議は出席できない。どんな大切な会議でも余程のことが無い限り冠婚葬祭は第一優先でもある。特に葬儀の場合は人付き合い、地域との付き合いを考えますとおろそかにできるものではなく、自分のところで葬儀ともなれば親戚、縁者はもとより近所の方々の存在は大きく、たいへんな助けでもある。私も若い頃は親に任せてほとんど葬祭は無関係を装っていたが3年前に親父が亡くなったときは近所の方々、親戚の方々のお世話がなければ滞りなく葬儀もまともに済ませる事ができたのだろうかと思ったりもします。
私の周りでは俗にいう「生きた、死んだ」すなわち冠婚葬祭を表す言い方ですが、持ちつ持たれつ、お世話いただいた分は、かならず自分のときに帰ってくる、相手に返す。お互い様という内容でもあり、田舎特有のものかもしれない、時には仕事を投げ打って馳せ参じる、こんな気概がまだ残されております。これらがいいか悪いかは人それぞれの判断ですが、自分のときもそうでしたが、ほんと申し訳ないの気持ちで一杯でしたが、一生懸命やってくださる、何よりも消沈気味の遺族側としてはたいへん助かったという気持ちが強く、感謝の言葉もなかったのが本音でした。
生活するうえで不可欠な仕事、それらを休んでまでも手伝うこの風習、私としては限度はあった方がよいとは思いますが、しかし無くしてはならない地域活動でもあると思いました。
コメント (2)
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