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「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

熱い夏間近

2008-07-20 22:16:15 | ファイヤー
 矢巾にある県の某研修施設に出張しておりましたが梅雨も明け、いよいよ北東北も暑い夏がやって来る、そんな思いの中、男達の熱い戦い、熱い夏が今年も間もなくやって来ます。








 来る25日、岩手県内各市町村の消防団を代表するチームによる岩手県消防操法競技会が開催されますが、その会場の開放日ということで、出場チームと共に出かけておりました。


 混みあう会場、なんとか他の市町村を引率する方々と折衝を重ねて早期の内に練習コースを確保、それでも順番待ちが多い中では自分たちのペースでじっくりというわけにもいかない、まずはコースの感覚、雰囲気を知るといったことが第一だったかもしれません。






 ポンプ車の部
 第10分団第1部(宮守町達曽部宿)

 小型ポンプの部
 第5分団第2部(松崎町光興寺)

 以上の2チームが遠野・釜石地区を代表して県大会に出場します。

 
 上位入賞を期待しております。

2年前

2008-06-10 22:05:45 | ファイヤー
 今月15日は、遠野市消防操法競技会が開催されますが、消防団の皆さんは日々練習に励んでおります。

 本大会が開催される会場は練習会場に開放されており、その会場当番でもありましたので、夕方自宅を出て練習会場に赴く。


夕方の景色・・・ホップ畑と早池峰



 仕事を終えた消防団員の皆さんが続々と練習会場入り、一回でも多く練習したいとコースは早いもの勝ち・・・。


 夜の帳が下りるとさらに隊が増えてくる・・・。





 消防操法競技会は2年に一度開催。
 今年がその開催年でありますが、2年前の今時期の市大会、ブログ仲間の玉千代さんが来遠し、前夜は歓迎会を行い、翌日の大会に顔を出していただいた思い出が蘇ります。

 まだブロガーとなっていなかった宝飯爺氏、当時はスーパーコメンテーターでしたが、この際に玉千代さんと初対面だったはず・・・あまりにも眩しい彼女に釘付けであったこと・・・今も鮮明に覚えております・・・笑




 今夜は練習のための照明を準備いただき、たいへんありがたかったです・・・謝




本番まであと数日、いよいよ練習にも熱が入り激が飛ぶ・・・・笑

平泉研修

2007-12-06 19:34:45 | ファイヤー
 「エントリー最後にお知らせがあります。」見落とし無きよう・・・・ 


中尊寺金色堂


 今朝の遠野は雪交じり、奥州市江刺区まではそれなりに積雪もあったり・・・しかし、だんだん空に青空が広がり出し、奥州市水沢区辺りから良いお天気、しかも前沢区からは雪は皆無・・・・平泉中尊寺金色堂の雪景色を期待していたが、画像のとおり・・・・。


 さて、某団体の研修視察に参加、研修場所は平泉の中尊寺、奥州区江刺区の藤原の郷の2箇所、観光目的と思われる方々も多いと思いますが、れっきとした研修視察であります。

 チャーターした市内某バスでいざ出発・・・総勢21名


 今回の研修、某団体の会員である菩提寺でどうしても日程的都合がつかず、不参加を表明していたが、東北が誇る大寺院である中尊寺の防火管理体制の研修、菩提寺でもたいへん興味があったのは確か、それと某団体の会員ではありますが、ここ数年、事業等への参加が出来なくて心苦しく思っていたのも確かなようです。

 某団体の研修視察としては、どうしても防火管理体制がしっかりしていて、施設や設備が整っている工場や事業所が対象となるのですが、寺院の防火管理体制を視察するというのは、割と珍しいことでもあり、私も何度か都合を調整して参加してはどうかと促していたのも事実でもありました。

 しかし、これはなんともならず、そこで檀家から代表で参加というのはどうかという提案があり、白羽の矢は小生に・・・・・。

 この某団体は、我職場で事務局をしておりまして、若い頃、小生も3年程担当していたこともありますが、今の小生にとっては、内部では担当外、しかし端からみれば同じ仲間内とみられるのは当然、どっちつかずの立場ながらも菩提寺からすればこの分野で指導的立場の小生が見聞きし伝えるということは、菩提寺にとっては良い事という考えでもあり、それと個人的ながらついでに歴史的なこと等も同時に学ぶことができる絶好の機会ということで、ひとつ返事でお受けした次第です。

 遠野では大寺院である我菩提寺、国宝やら重要文化財を多数所有する中尊寺とでは歴史的にも、そして全体からみる価値は全く違うものと思いますが、しかし、檀家、信徒、そして地域にすればその価値観の差は当てはまらないと思ってますし、その思いは同等であると信じてますので、これらを火災から守る、火災を出さない、この一念でもあります・・・・いや、そうありたいです。


 本堂の鐘楼


 今年も大晦日、正月恒例番組「行く年来る年」でテレビ放映されるとのこと。

 
 菩提寺にも鐘楼がありますが、観光客が興味本位で時折、鐘を衝くことがございます。
 菩提寺、福泉寺では朝6時に時の鐘として衝いており、後は除夜の鐘と例大祭時の大祈祷会開始を告げる意味合いで鐘を衝いております。

 中尊寺でも同じですが、やはり観光客が鐘を衝く場面に出会い、係員に厳しく注意を受けておりました。
 寺域面積が広い寺院で、決まった時間外に鐘が鳴るということは、何かの大事が発生したことを告げる意味でもあり、皆さん、お気をつけください。


 先代の鐘楼


 中に収められている鐘は鎌倉時代に造られたとのこと。

 平泉といえば奥州藤原氏、この時代も大いに興味がありますが、私とすればそれ以前の安倍時代が気になるところですが、源頼朝によって滅ぼされた奥州藤原氏、奥州一円を影響下に置き、栄華4代に渡る黄金文化を築いたことはあまりにも有名な史実、その軍事力も強大で、西の平家、関東の源氏、そして奥州の平泉と三国時代の様相も呈していたこと、奥州17万騎とも18万騎ともいわれた軍事力侮り難し・・・・鎌倉もそうは簡単に手出し出来ずにいたが、いよいよ鎌倉軍が奥州に攻め入ると迎撃したのは2万騎余りとか、あっという間に防御線は突破され、平泉は陥落、この時、中尊寺の大伽藍をはじめ兵火によって焼き尽くされたとも伝えられますが、実は、この戦いで焼かれてはいないとのこと。

 鎌倉期に鋳造された梵鐘には鎌倉時代での野火が延焼して中尊寺が灰と化したことが刻まれているそうです。

 金色堂がかつて入っていた覆堂


 白山神社能楽堂

 神仏分離で白山神社となる。

 天台宗中尊寺と白山信仰の深い関りが伺われます。


 

 研修的な画像・・・・。

 中尊寺自衛消防の拠点 


 犬小屋?・・・砂置場?



 ジャジャ~ン



 放水銃格納庫・・・・。

 世界遺産の登録を目指す平泉、その中心は中尊寺となりますが、赤色の消火栓、茶系のホース収納ボックス等・・・・景観上あまり好ましくないとのご意見もあったとか、そこで色々考えて小屋風に徐々に改修中とか・・・。


 いずれ、世界遺産登録もそうですが、国宝や重要文化財を火災から守ること、消防設備、施設は最高レベル、それを扱う人間も訓練等を通じて士気が旺盛であること、見習う点は多数あったこと、これが素直な感想です。



 平泉の後は「江刺歴史公園藤原の郷」の研修兼見学


 復元政庁(多賀国府)



 気になったもの・・・汗


 最初、少し離れたところから見ていたら、本当に人が監視といいますか、いると思ってました・・・・笑

 館跡探訪をしている身ですから、中世遠野でもこんな櫓が館に造られていたのだな・・・・と思わず本気になって考えておりました。



 そして一番は・・・・






 要所要所の施設で解説くださった係員の方々。
 皆さん、ほんとに綺麗で可愛くて目と心が癒されました。

 
 各見所を見学しながら消防設備等の説明を受けて、現地15時過ぎに帰途につき、遠野は16時30分に無事到着となりました。

 参加された皆さん、ご苦労様でした。
 ご案内いただきました関係者の皆さん、ありがとうございました。



 おまけ

 平安貴族の食事とか?


 結構良いものを食べていたことが伺われますが、気になるものがございませんか?・・・なんだろう・・・?




 これだっ・・・





 まさか・・・汗





  おまけ2・・・・お知らせ


 12月11日(火)午後6時から、上組町の全国展開居酒屋チェーン○○の瀧で遠野ぶれんど大忘年会を行います。
 今年はぶれんど仲間もさらに増え、なんといってもブログ画像展の開催等、遠野ぶれんどとしては動きのあった1年だったのではないでしょうか。

 平日ということ、また忘年会シーズン真っ只中、師走のご多忙の時節柄ではありますが、今年の反省も含めて、大いに親睦を図りたいと思っております。

 遠野ぶれんどの皆さん、そして遠野でブログを開設されている皆さん、どうぞ万障繰り合わせの上、ご参加くださるようお願いします。


 大幹事は宝飯爺氏と座敷親父氏なっております。
 よろしくお願いします。 

 会費は掛かった分を割勘、女性はさらにお安くすると思います。



釜石交流

2007-10-30 23:19:48 | ファイヤー
 ここ最近、釜石話題が多いことで恐縮しているのですが、毎年恒例の同業者との交流会が釜石で行われ、参加して参りました。

 もう30年前後の歴史が刻まれております釜石交流親睦会、今年は釜石会場ということで、午前中はスポーツ交流、午後は懇親会となりました。




 会場は釜石中妻体育館、旧八雲小学校体育館





 前半はビーチバレー、後半はフットサル・・・・私が入ったチームは全負

 一回り、二廻り違う若い職員と同じ動きは不可能、自分の歳を思い知らせられる交流会でありました。
 3日後には筋肉痛が私の身体をむしばむことでしょう・・・汗









 二次会場・・・・

 釜石に行けば海産物主流の接待となりますが、今回は精肉店付属の食堂・・・私にとってはありがたいことながら、時代も随分と変りました。
 釜石の若い職員も魚介類もダメという雰囲気も多いと聞きました。

 また、海岸の人達は内陸に比べても勝気で面白い人達との印象も数十年前と比べると随分と違ってきているようです。

 顔見知りも皆幹部となってほとんど知り合いとは遭えず・・・・時代の移り変わりを感じる交流会となりました。
 しかし、仙人道路開通では何かと深い関係もあって、そのことを再確認する上では私も若い職員も再認識となる場面でもあってと有意義でもありました。



 来年は遠野会場となります。



 
 おまけ・・・

 三次会で天馬へ行って来た。

 楽しい三次会であったが同僚で、ろみ爺さんの同級生と久しぶりに杯を交わすことができました。


マーシャルな日々

2007-09-02 21:58:10 | ファイヤー
 9月2日、岩手県総合防災訓練が遠野市を会場に開催されました。

 県の防災訓練の開催地は県内各市を持ち回り、13年に一度廻ってきますが、今の職種に就いて3度目の防災訓練、退職まで勤めるとすると後1度、通産4度目の県の防災訓練を経験する可能性はありますが、どうなるかはわかりません・・・笑

 
 今回の防災訓練の大きな柱のひとつに、三陸沿岸での津波等を含む大災害が発生した場合、沿岸と内陸を結ぶ中間、中継地点の遠野市の役割、すなわち救援物資の集積やら各防災機関の中継基地といった大きな役割を担う場所柄というイメージを現実のものとする意義が含まれている。

 かつては内陸と沿岸を結ぶ交通の要衝として栄えた歴史もありますが、防災という観点からも要衝としての位置付けが求められておりますし、遠野もそれに応えるという内容であります。

 永遠の日本のふるさと遠野、民話のふるさと遠野・・・今やこういった遠野のイメージのみならず、地域の防災の拠点に成り得る現実も間近に迫る昨今、まずは災害に強い街、地域づくりに取り組む遠野市を印象付けることも早急に対処しなければならないものかもしれません。



 岩手県防災へり「ひめかみ」


 早朝より岩手県警ヘリ、秋田県防災ヘリ「なまはげ」、自衛隊のヘリ、さらに自衛隊の大型輸送ヘリ、そして岩手県防災ヘリ「ひめかみ」の5機のヘリコプターが上空を舞う・・・。

 そのうち秋田県の「なまはげ」、自衛隊ヘリ、岩手県の「ひめかみ」の3機、計4度の離着陸が行なわれた早瀬川緑地公園の担当で、マーシャルというヘリコプターの誘導員をしておりました。

 主な任務は消防団第11分団(鱒沢)の団員の方々の応援にて、林野火災を想定した訓練での空中消火に係る「ひめかみ」に水を給水する作業でしたが、救急搬送訓練等での安全管理等も仰せ付かっての内容でもありました。



 ベストが捲くれてだらしないですが、とらねこ士長さんの後姿です・・・汗
 離陸する場面



 上の画像と逆ですが、着陸した直後

 ということで、他の会場では多方面にわたる見応えのある訓練が展開されたようでもありますが、この場所を死守という場面で他については語れません。


 統監である達曽拓也岩手県知事、各会場の視察をされたようですが、早瀬緑地公園は該当外、ようやく閉会式でご尊顔を拝することができました。



 災害は忘れた頃にやって来る・・・・これもあるも、「災害は忘れる前にやって来る、人間教訓生かせず・・・」

水防演習

2007-07-29 17:47:29 | ファイヤー
 消防の仕事は、水火災ともいわれ、火だけではない。
 自然災害の脅威もまたその守備範囲でもあるが、河川の氾濫などの水害に対しても大きな役割を担っているのが地元消防団でもある。

 ということで、早朝より花巻市へ出かけてまいりました。
 「北上川上流花巻地区合同水防演習」ということで、遠野市消防団も水防隊2隊(遠野町(第1分団)・綾織町(第2分団))の各25名ずつの計50名の出場となりました。


 今回の水防演習は花巻市消防団と遠野市消防団の合同演習との位置付け、昨夜は少し雨が降った影響か、早朝より湿気の多い蒸れた状態、時折の夏の陽射しもあって、黙っていても汗ばんでくる。
 背中を伝う汗がやけに気持ち悪い・・・・汗



 
 まずは、遠野町の分団、第1分団が参加した「シート張り工法」・・・・。
 シート張り工法・・・堤防の決壊を防ぐ水防工法。



 水役の係員もお手伝い・・・・笑・・・。
 一応、堤防の白い線より下は川ということです・・・・・。


 つづいて綾織町の分団、第2分団実施の「月の輪工法」

 月の輪熊を連想するものではありません・・・笑





 月の輪工法・・・堤防の裏側に穴があいて水がふきだした場合に、川の水位との水位差をちぢめ水の圧力を弱め、堤防が壊れてしまうのを防ぐ工法。


 ということで、他にも花巻市消防団、国土交通省では、積土嚢工法等も実施しております。



 今回の演習で実施の工法全て・・・。


 そして、水防といいますか、水に関連する事故、災害を想定しての救助救出訓練・・・・岩手県防災航空隊


 防災ヘリ「ひめかみ」


 よく想定される訓練ながらも、実際にも結構ある事故・・・中州に取り残された釣人の救出を想定、しかも大怪我を負っているという想定。










 いずれ目立ちはしませんが、市民の安心、安全の為に消防は多様化する災害に対処するため、訓練に励んでおります。
 水防演習に参加の消防団はボランティにほぼ近い義勇的な組織でもあり、命の危険も実は隣あわせという場面も多々ある役割、消防団活動へのご理解とご協力、是非にお願いします。



 おまけ・・・・

 男の夏、黙ってカレーを食べる・・・笑



 当直日の某日、夕刻でも結構暑い日、こんな日は辛いカレーもまたいい・・・カレーだけでは味気ないと、生春巻きもいただく。



 カレー、生春巻きは後輩達が作りました。

結団式

2007-06-17 15:08:23 | ファイヤー
 平成17年10月に新遠野市が誕生、消防団に関しては、遠野、宮守の2団制を布いていたが、統合へ向けての準備期間である1年半が経過、平成19年4月1日に遠野、宮守の消防団が統合され、新生遠野市消防団として歩み始めておりますが、その節目に遠野市の安心、安全を担うという崇高な職務に対して、気持ちも新たにさらに踏み出すことを願い、ここに結団式が開催されました。


結団式でのオープニングは、遠野北小学校「薬研太鼓」


 まさに新消防団の船出に相応しい、勇ましい太鼓演奏、私事ながらも、昨年まで末娘も北小で薬研太鼓をしておりましたし、長男も小学生時代にしておりましたので、久しぶりにその演奏を見聞きし、感動で胸が一杯でもありました。


会場は、消防団員、ご来賓の方々で遠野市民センター大ホールは、ほぼ満席でもありました。


 第1部は市民センター大ホールでの式典
 第2部は市街地での分列行進、そして早瀬川緑地公園にての遠野保育園児のアトラクション、遠野市消防団ラッパ隊ドリル演奏、消防団各分団部による一斉放水で結団式は終了となりました。



 宮城県名取市消防団、亘理町消防団の方々、20名弱の視察がありましたが、新生ラッパ隊がそのお目当てかと思います。

 亘理といえば、遠野ぶれんどでもご高名なブロガー「たま千代さん」が思い浮かびますが、亘理から遠野へ・・・たま千代さん以外の亘理の方々がお越になられたということも、これまた嬉しいことでもあります。


 席の奥の方が宮城県からお越しの方々・・・・見え難いですが・・・。


 そのお目当ては・・・・



 消防団ラッパ隊では、日本一といわれる旧宮守消防団ラッパ隊と伝統ある遠野消防団ラッパ隊も統合され、さらなるパワーアップされましたが、その真骨頂であるドリル演奏を披露、会場内外から惜しみない盛大な拍手が寄せられておりました。




 そして、例年は春の消防演習で最後を飾る放水訓練、今年は結団式があるということで消防演習は実施されておりませんでしたが、この場で放水訓練をご披露、初夏の陽射しの中、水のカーテンが出来上がり、こちらも盛大な拍手が贈られておりました。



直上放水


噴霧放水(水幕)


斜め放水

 今回は、向う岸にも放水隊を配置、両岸から放水合戦らしき雰囲気も若干感じられる、すばらしい出来でもありました。


早池峰登山訓練

2007-06-09 12:46:28 | ファイヤー
 毎年、山開き前恒例となっている早池峰登山及び山岳救助訓練のため、同僚達と早池峰山へ登って参りました。




 天気が危ぶまれましたが、下界はまずまずのお天気、午前9時に職場を出発して、遠野側からの登山口、小田越に午前10時到着。






 小田越到着後、直ちに身支度を整え、資器材を携帯して登山開始。

 1合目付近の樹海には、まだ残雪が残る。
 さらに、2合目を遙かに望み、小休止。


 薬師岳及び監視小屋


 2~3分程度の休憩後、出発。
 標高400メートル、比高100メートル程度の山なら、城館跡探訪で慣れているとはいえ、やはり1900メートル級の早池峰山、そして登山を趣味としている訳でもないので、体力的に考えれば、最後尾でゆっくりと・・・そんな思いでの静かなスタートとなった。


 途中、高山植物で名高い早池峰山の草花でも愛でながらの余裕もありました。




 途中、5分程度の休憩2度、小休止3度で、なんとか8合目に到達。
 1合目から5合目がきつかったかな、その上の7合目までは、比較的楽で、いよいよ難所である鎖場へ・・・・。



 山の天候は変わりやすい、今回は此処8合目の鎖場付近での救助訓練が予定されている。
 少し周囲等に目を凝らしてから頂上を目指す。




 山頂部の平坦地は、残雪に覆われていた。
 小雪の暖冬だったとはいえ、やはり早池峰山の山頂部は別世界でもありました。



 ガスに覆われ視界は低いが、最高部の剣ヶ峰に至るとガスも徐々に晴れ渡る。






 12時、無事に頂上に着くと、北海道から来たという20名弱の男女のパーティが昼食中、彼らとしばし歓談しながら共に昼食。
 彼らは花巻大迫口の河原坊へ下山するとかで、午後12時半頃、出発して行きました。

 途中、5合目でひとりパーティから遅れたという北海道から来たというご年配の男性がおりましたが、このグループの一員であろう・・・。

 午後1時近くに、この男性も到着、なんでもパーティのコーディネートされた方で、この人が下山しない限り、バスも出ないということで、余裕の表情・・・お近づきの証拠に共に記念撮影をして、いよいよ13時、我々も下山しながらの山岳救助訓練へ出発。




 鎖場に到着すると、訓練概要の説明、資器材の点検、想定を付与されまずは訓練の為の訓練、いわゆる要領等をひとつずつ確認しながら訓練開始・・・。



 訓練が始まると一時的にスッキリと晴れ渡る。




 本訓練開始・・・・
 
 防災ヘリの出動も見込めない、地上部隊が現地に赴き、難所である鎖場から負傷者或いは急病人を、一時的に安全と思える場所へ移動させる訓練。











 
 我々が登ったコース、小田越ルートよりハードである河原坊コース 



 15時、2時間に渡る訓練を終了して、下山となりました。 

 最初はニヤケテいた我膝小僧、下へ行くにしたがって大笑いが止まらず、小田越えに着いたときは、笑いすぎて顎が外れる、すなわち両腿が痙攣・・・・辛・・・

 数日後に筋肉痛に見舞われる予定です・・・


 いずれにしても、早池峰山含みの山岳救助要請が無いことを祈るのみです。



ウワサは噂

2007-05-30 17:51:35 | ファイヤー
 薄曇の空、朝食と昼食兼務の食事を摂ったら、眠気が差し、そのまま眠ってしまったらしい・・・・。
 目が覚めたら雨がポツポツと降り出していた。


5月28日の画像から・・・・


天ヶ森


上松崎橋から猿ヶ石川



 さて、本題・・・・

 まずはお断り、一部表現にブログで公開される内容としては相応しくないこと、仕事での裏話的な内容も含まれますが、考えようによっては、笑い話みたいなことに最後は収まるものと考えますので、そのつもりで本気にならず気楽にお読みいただければと思います。


 最近は、全く無いといいますか、死語になりつつあり、忘れかけていることですが、十年程前までは、たまに、時折、訪ねられたり、このことで少し口論となり得る場面がございました。

 それは、噂話・・・・その内容は・・・。

 某日、某場所で、男女の※!♯¥中に、○○(○○に入る文字は釣り馬鹿日誌で御馴染み)したまま重大事件が発生、いわゆる、ヌ○ナ○なった・・・というもの。

 その場面に白に赤線車が出動、そそくさと重なった男女を収容して、静かに走り去ったというもの・・・・ここまではよく昔は噂話として語られることでもありますが、親不孝に出かけた際に、とある人物から、この噂話について、具体的に説明を受け、その白赤車で出場したのが私だったということ、さらに後輩の名まで登場・・・・笑

「職業上知りえたことに対する守秘義務はあるだろうが、ここだけの話で、少し聞かせてくれないか、お前行ったんだろ」・・・こんなニュアンスで問いただされた。

私「はっ、なんのことですか?」
相手「またまた、隠しちゃって」
私・・・余りにもリアルでその場を見ていたかのような話ぷりで、思わずニヤケテいたのが悪かったのか・・・相手は、「いいから、誰にも言わないから」・・・。
私「そんな事実はございません」
相手・少し切れ掛かって「隠しても無駄だ」・・・こんな繰り返しが、しばし続く。


 さて何処から私の名前が登場するのか、しばらくしたら別な同僚の名に変っていた噂、最後は○察のワゴン車に変ったり、それでも暫くは飲屋さんでまた同じことを聞かれたりと随分と噂とはいい加減だと思ったことではあります。

 本気になって否定しないのがいけないのか、いやいや、本気で否定すると、その裏にやはり何かあってのこと・・・と変にとられたり・・・・。

 しかし、これだけは言っておきます・・・。

 このような事案に私は出食わしたことは一度もございませんし、先輩方から聞いてもこういった事案に白に赤線車の出場は一度も無いということ、少なくても記憶にはないということは言っておきます。

 火の無いところに煙は立たず・・・・ながらも、我々は無関係です・・・笑








 変なお話しの後は、お花で〆ました。


封印

2007-04-02 14:20:35 | ファイヤー
 黄砂な遠野、辺りは黄色味かかった世界となっていますが、2月の強風で倒壊した福泉寺との境界である塀、先日から新たなる塀の建設工事が始まってる。

 少年の頃に出来た塀、数十年ぶりに素通しの福泉寺敷地が見えます。








 さて、先月31日、共に50数年の歴史と伝統を数える遠野市遠野消防団、旧宮守村消防団であった遠野市宮守消防団の閉団式というべき団旗の返納式が行なわれ、新年度の本日、新たに統合された遠野市消防団として発足いたしました。

 消防団幹部の辞令交付式の後、懇親会が盛大に開催されました。


 まさに市民の安心、安全そして生命財産の保全を目的とする地域の最強部隊である消防団、その指導的立場でしかも指揮者である幹部各位の懇親会、防火防災の誓いを新たにいたした次第でもあります。

 遠野市長を筆頭に市三役も遅れながらも見えられ、俄然その意気も高揚、大いに盛り上がる。



 さて私は一事務局員、この場では裏方でもある。
 また、職務においても啼かずと飛ばずの平職員の立場、無論これが私の表の顔であり、これで生活の糧を得ている身でもあり、多くは語れない。

 市三役や団の幹部へ裏の顔「とらねこさん」をアピールすることは叶わず、またそのことを知る人も皆無であろう・・・・とらねこ士長、ここにありは封印せざるを得ない立場、とらねこの名で飯を喰っているものではないので封印やむなしということかもしれません。

 明日も歓迎会、本日は早めの帰還とあいなりました・・・汗