「エントリー最後にお知らせがあります。」見落とし無きよう・・・・
中尊寺金色堂
今朝の遠野は雪交じり、奥州市江刺区まではそれなりに積雪もあったり・・・しかし、だんだん空に青空が広がり出し、奥州市水沢区辺りから良いお天気、しかも前沢区からは雪は皆無・・・・平泉中尊寺金色堂の雪景色を期待していたが、画像のとおり・・・・。
さて、某団体の研修視察に参加、研修場所は平泉の中尊寺、奥州区江刺区の藤原の郷の2箇所、観光目的と思われる方々も多いと思いますが、れっきとした研修視察であります。
チャーターした市内某バスでいざ出発・・・総勢21名
今回の研修、某団体の会員である菩提寺でどうしても日程的都合がつかず、不参加を表明していたが、東北が誇る大寺院である中尊寺の防火管理体制の研修、菩提寺でもたいへん興味があったのは確か、それと某団体の会員ではありますが、ここ数年、事業等への参加が出来なくて心苦しく思っていたのも確かなようです。
某団体の研修視察としては、どうしても防火管理体制がしっかりしていて、施設や設備が整っている工場や事業所が対象となるのですが、寺院の防火管理体制を視察するというのは、割と珍しいことでもあり、私も何度か都合を調整して参加してはどうかと促していたのも事実でもありました。
しかし、これはなんともならず、そこで檀家から代表で参加というのはどうかという提案があり、白羽の矢は小生に・・・・・。
この某団体は、我職場で事務局をしておりまして、若い頃、小生も3年程担当していたこともありますが、今の小生にとっては、内部では担当外、しかし端からみれば同じ仲間内とみられるのは当然、どっちつかずの立場ながらも菩提寺からすればこの分野で指導的立場の小生が見聞きし伝えるということは、菩提寺にとっては良い事という考えでもあり、それと個人的ながらついでに歴史的なこと等も同時に学ぶことができる絶好の機会ということで、ひとつ返事でお受けした次第です。
遠野では大寺院である我菩提寺、国宝やら重要文化財を多数所有する中尊寺とでは歴史的にも、そして全体からみる価値は全く違うものと思いますが、しかし、檀家、信徒、そして地域にすればその価値観の差は当てはまらないと思ってますし、その思いは同等であると信じてますので、これらを火災から守る、火災を出さない、この一念でもあります・・・・いや、そうありたいです。
本堂の鐘楼
今年も大晦日、正月恒例番組「行く年来る年」でテレビ放映されるとのこと。
菩提寺にも鐘楼がありますが、観光客が興味本位で時折、鐘を衝くことがございます。
菩提寺、福泉寺では朝6時に時の鐘として衝いており、後は除夜の鐘と例大祭時の大祈祷会開始を告げる意味合いで鐘を衝いております。
中尊寺でも同じですが、やはり観光客が鐘を衝く場面に出会い、係員に厳しく注意を受けておりました。
寺域面積が広い寺院で、決まった時間外に鐘が鳴るということは、何かの大事が発生したことを告げる意味でもあり、皆さん、お気をつけください。
先代の鐘楼
中に収められている鐘は鎌倉時代に造られたとのこと。
平泉といえば奥州藤原氏、この時代も大いに興味がありますが、私とすればそれ以前の安倍時代が気になるところですが、源頼朝によって滅ぼされた奥州藤原氏、奥州一円を影響下に置き、栄華4代に渡る黄金文化を築いたことはあまりにも有名な史実、その軍事力も強大で、西の平家、関東の源氏、そして奥州の平泉と三国時代の様相も呈していたこと、奥州17万騎とも18万騎ともいわれた軍事力侮り難し・・・・鎌倉もそうは簡単に手出し出来ずにいたが、いよいよ鎌倉軍が奥州に攻め入ると迎撃したのは2万騎余りとか、あっという間に防御線は突破され、平泉は陥落、この時、中尊寺の大伽藍をはじめ兵火によって焼き尽くされたとも伝えられますが、実は、この戦いで焼かれてはいないとのこと。
鎌倉期に鋳造された梵鐘には鎌倉時代での野火が延焼して中尊寺が灰と化したことが刻まれているそうです。
金色堂がかつて入っていた覆堂
白山神社能楽堂
神仏分離で白山神社となる。
天台宗中尊寺と白山信仰の深い関りが伺われます。
研修的な画像・・・・。
中尊寺自衛消防の拠点
犬小屋?・・・砂置場?
ジャジャ~ン
放水銃格納庫・・・・。
世界遺産の登録を目指す平泉、その中心は中尊寺となりますが、赤色の消火栓、茶系のホース収納ボックス等・・・・景観上あまり好ましくないとのご意見もあったとか、そこで色々考えて小屋風に徐々に改修中とか・・・。
いずれ、世界遺産登録もそうですが、国宝や重要文化財を火災から守ること、消防設備、施設は最高レベル、それを扱う人間も訓練等を通じて士気が旺盛であること、見習う点は多数あったこと、これが素直な感想です。
平泉の後は「江刺歴史公園藤原の郷」の研修兼見学
復元政庁(多賀国府)
気になったもの・・・汗
最初、少し離れたところから見ていたら、本当に人が監視といいますか、いると思ってました・・・・笑
館跡探訪をしている身ですから、中世遠野でもこんな櫓が館に造られていたのだな・・・・と思わず本気になって考えておりました。
そして一番は・・・・
要所要所の施設で解説くださった係員の方々。
皆さん、ほんとに綺麗で可愛くて目と心が癒されました。
各見所を見学しながら消防設備等の説明を受けて、現地15時過ぎに帰途につき、遠野は16時30分に無事到着となりました。
参加された皆さん、ご苦労様でした。
ご案内いただきました関係者の皆さん、ありがとうございました。
おまけ
平安貴族の食事とか?
結構良いものを食べていたことが伺われますが、気になるものがございませんか?・・・なんだろう・・・?
これだっ・・・
まさか・・・汗
おまけ2・・・・お知らせ
12月11日(火)午後6時から、上組町の全国展開居酒屋チェーン○○の瀧で遠野ぶれんど大忘年会を行います。
今年はぶれんど仲間もさらに増え、なんといってもブログ画像展の開催等、遠野ぶれんどとしては動きのあった1年だったのではないでしょうか。
平日ということ、また忘年会シーズン真っ只中、師走のご多忙の時節柄ではありますが、今年の反省も含めて、大いに親睦を図りたいと思っております。
遠野ぶれんどの皆さん、そして遠野でブログを開設されている皆さん、どうぞ万障繰り合わせの上、ご参加くださるようお願いします。
大幹事は宝飯爺氏と座敷親父氏なっております。
よろしくお願いします。
会費は掛かった分を割勘、女性はさらにお安くすると思います。
中尊寺金色堂
今朝の遠野は雪交じり、奥州市江刺区まではそれなりに積雪もあったり・・・しかし、だんだん空に青空が広がり出し、奥州市水沢区辺りから良いお天気、しかも前沢区からは雪は皆無・・・・平泉中尊寺金色堂の雪景色を期待していたが、画像のとおり・・・・。
さて、某団体の研修視察に参加、研修場所は平泉の中尊寺、奥州区江刺区の藤原の郷の2箇所、観光目的と思われる方々も多いと思いますが、れっきとした研修視察であります。
チャーターした市内某バスでいざ出発・・・総勢21名
今回の研修、某団体の会員である菩提寺でどうしても日程的都合がつかず、不参加を表明していたが、東北が誇る大寺院である中尊寺の防火管理体制の研修、菩提寺でもたいへん興味があったのは確か、それと某団体の会員ではありますが、ここ数年、事業等への参加が出来なくて心苦しく思っていたのも確かなようです。
某団体の研修視察としては、どうしても防火管理体制がしっかりしていて、施設や設備が整っている工場や事業所が対象となるのですが、寺院の防火管理体制を視察するというのは、割と珍しいことでもあり、私も何度か都合を調整して参加してはどうかと促していたのも事実でもありました。
しかし、これはなんともならず、そこで檀家から代表で参加というのはどうかという提案があり、白羽の矢は小生に・・・・・。
この某団体は、我職場で事務局をしておりまして、若い頃、小生も3年程担当していたこともありますが、今の小生にとっては、内部では担当外、しかし端からみれば同じ仲間内とみられるのは当然、どっちつかずの立場ながらも菩提寺からすればこの分野で指導的立場の小生が見聞きし伝えるということは、菩提寺にとっては良い事という考えでもあり、それと個人的ながらついでに歴史的なこと等も同時に学ぶことができる絶好の機会ということで、ひとつ返事でお受けした次第です。
遠野では大寺院である我菩提寺、国宝やら重要文化財を多数所有する中尊寺とでは歴史的にも、そして全体からみる価値は全く違うものと思いますが、しかし、檀家、信徒、そして地域にすればその価値観の差は当てはまらないと思ってますし、その思いは同等であると信じてますので、これらを火災から守る、火災を出さない、この一念でもあります・・・・いや、そうありたいです。
本堂の鐘楼
今年も大晦日、正月恒例番組「行く年来る年」でテレビ放映されるとのこと。
菩提寺にも鐘楼がありますが、観光客が興味本位で時折、鐘を衝くことがございます。
菩提寺、福泉寺では朝6時に時の鐘として衝いており、後は除夜の鐘と例大祭時の大祈祷会開始を告げる意味合いで鐘を衝いております。
中尊寺でも同じですが、やはり観光客が鐘を衝く場面に出会い、係員に厳しく注意を受けておりました。
寺域面積が広い寺院で、決まった時間外に鐘が鳴るということは、何かの大事が発生したことを告げる意味でもあり、皆さん、お気をつけください。
先代の鐘楼
中に収められている鐘は鎌倉時代に造られたとのこと。
平泉といえば奥州藤原氏、この時代も大いに興味がありますが、私とすればそれ以前の安倍時代が気になるところですが、源頼朝によって滅ぼされた奥州藤原氏、奥州一円を影響下に置き、栄華4代に渡る黄金文化を築いたことはあまりにも有名な史実、その軍事力も強大で、西の平家、関東の源氏、そして奥州の平泉と三国時代の様相も呈していたこと、奥州17万騎とも18万騎ともいわれた軍事力侮り難し・・・・鎌倉もそうは簡単に手出し出来ずにいたが、いよいよ鎌倉軍が奥州に攻め入ると迎撃したのは2万騎余りとか、あっという間に防御線は突破され、平泉は陥落、この時、中尊寺の大伽藍をはじめ兵火によって焼き尽くされたとも伝えられますが、実は、この戦いで焼かれてはいないとのこと。
鎌倉期に鋳造された梵鐘には鎌倉時代での野火が延焼して中尊寺が灰と化したことが刻まれているそうです。
金色堂がかつて入っていた覆堂
白山神社能楽堂
神仏分離で白山神社となる。
天台宗中尊寺と白山信仰の深い関りが伺われます。
研修的な画像・・・・。
中尊寺自衛消防の拠点
犬小屋?・・・砂置場?
ジャジャ~ン
放水銃格納庫・・・・。
世界遺産の登録を目指す平泉、その中心は中尊寺となりますが、赤色の消火栓、茶系のホース収納ボックス等・・・・景観上あまり好ましくないとのご意見もあったとか、そこで色々考えて小屋風に徐々に改修中とか・・・。
いずれ、世界遺産登録もそうですが、国宝や重要文化財を火災から守ること、消防設備、施設は最高レベル、それを扱う人間も訓練等を通じて士気が旺盛であること、見習う点は多数あったこと、これが素直な感想です。
平泉の後は「江刺歴史公園藤原の郷」の研修兼見学
復元政庁(多賀国府)
気になったもの・・・汗
最初、少し離れたところから見ていたら、本当に人が監視といいますか、いると思ってました・・・・笑
館跡探訪をしている身ですから、中世遠野でもこんな櫓が館に造られていたのだな・・・・と思わず本気になって考えておりました。
そして一番は・・・・
要所要所の施設で解説くださった係員の方々。
皆さん、ほんとに綺麗で可愛くて目と心が癒されました。
各見所を見学しながら消防設備等の説明を受けて、現地15時過ぎに帰途につき、遠野は16時30分に無事到着となりました。
参加された皆さん、ご苦労様でした。
ご案内いただきました関係者の皆さん、ありがとうございました。
おまけ
平安貴族の食事とか?
結構良いものを食べていたことが伺われますが、気になるものがございませんか?・・・なんだろう・・・?
これだっ・・・
まさか・・・汗
おまけ2・・・・お知らせ
12月11日(火)午後6時から、上組町の全国展開居酒屋チェーン○○の瀧で遠野ぶれんど大忘年会を行います。
今年はぶれんど仲間もさらに増え、なんといってもブログ画像展の開催等、遠野ぶれんどとしては動きのあった1年だったのではないでしょうか。
平日ということ、また忘年会シーズン真っ只中、師走のご多忙の時節柄ではありますが、今年の反省も含めて、大いに親睦を図りたいと思っております。
遠野ぶれんどの皆さん、そして遠野でブログを開設されている皆さん、どうぞ万障繰り合わせの上、ご参加くださるようお願いします。
大幹事は宝飯爺氏と座敷親父氏なっております。
よろしくお願いします。
会費は掛かった分を割勘、女性はさらにお安くすると思います。
12日も某団体の忘年会が有りますが、ノモーゼは最優先で参加いたします。
了解です。
当方も13日~15日まで忘年会や会合の予定ありですが、ぶれんどのノモー是は優先としております。
当日はよろしくお願いします。
遠野は遠い野でございますから致し方なしですね。
蔵元の料理屋で忘年会、研ぎ澄まされた切れ味鋭い酒でございるか?これはうらやましい・・・。
いつか機会は必ずくるものと思います、その際は遠野でもそちらでもいずれか是非に・・・・
雪がなければ釜石、大槌城跡探訪を計画しております、ブログでも結構ですからご教授のコメントよろしくお願いします。
「いつでば都合がいいべ?」って
知らねがったっす。
オイラも幹事だったなんて!
宝飯爺先輩にまかせっきりになってしまいやんした。
それまでは節制します・・・・その後もね。
記憶が飛んでしまえば・・・・
「♪そんなの関係ない!!」(;_+)
ちょっと前にえんでのおやびんから幹事長は宝飯爺さんと座敷親父さんにしましょうという内容を伺っておりやんした。
てっきりお二人であれこれと考えていたものとご推察しておりやしたが、そうでしたか、でも宝飯爺さんが色々と手配してくれたようでもあり、まずは大船に乗ったつもりで楽しくやりましょう。
色々と気苦労もあるようですね、健康第一ではありますが、普段は摂生しつつも、何かの時は楽しまなければ・・・・という小生もやはり今年も健康診断Cランクがあって再検査です・・・涙
楽しい一時、現実逃避でまずは忘年会、忘年会という意味をかみしめて楽しくやりましょう・・・。
防火のプロとして、歴史の町・平泉を散策。
いいですなあ。
いつか二人で行ってみたいといいながらなかなかできないでいますがそのうち行きたいものですなあ。
ぶれんどの忘年会、やはり参加できませんが、後ほどまたよろしくお願いします。
遠野来訪の際に忘年会的にやりましょう。
雪がなければいつもの館跡めぐり、湯っこと堪能していただき、そして忘年会の宴、お待ちしております。