《大滝信吾は、さる身の上を秘して、浅草寺の一角で寺子屋を開いている。源吉や三太、おさよなど多くは町人の子だ。そんな穏やかな春の日、子どもたちと縁側で握り飯をほおばっていたとき、源吉の姉が助けを求めて駆け込んできた―大切な人々を守るため、信吾は江戸の闇と真っ向から闘うことに。浅草の四季を舞台に、家族や友人、下町の人情に支えられながら、果たして信吾は天命を見つけられるのか。》
下町人情絡みの6話連作短編集で、読みやすい作品でした。
まとめ的な最終話の展開は・・、「安易かなぁ」と思いつつ・・、次作に出合った時も、たぶん読みます。
(画像借りました。)