仏の座

青空が広がる良い天気でした。
が、視線を降ろしてくると少し黄ばみを帯びた春霞になっていて、どうしてもＰＭ2.5が浮かんできます。

気温も暖かくなって、ミカンの剪定をする鋏もパチパチと軽やかな音をたてます。

道端のホトケノザも元気づいているように感じます。

（13/02/28撮影）





さて、３月いっぱいは頑張らなくては・・、４月にかかるかなぁ・・。

ガリア戦記

「クローズアップ現代」を見ていたら、深海のレアアースを工業的に採取するのにフランスの特殊なフレキシブルチューブを使った採掘技術が活用できるかもしれないと紹介されていました。
そういえば、原発の高放射能排水処理にも確かフランスが・・。

何年か前、人を貶めたり自慢したりする事で自分の価値が上がると勘違いしている暴走老人政治家がフランスの文化レベルを蔑んでいるのを聞いて赤面しましたが、パスカルやデカルトだけでなく今の時代の技術においてもその優秀さを示しているようです。

カエサルの征服対象であったガリア、ゲルマン・・、離合集散しながら争ってきた３国・・、今回の選挙結果から見えるイタリアはドイツ、フランスの風下に立つことをプライドが許さないのでしょうか。
日中韓３国においても似たようなコンプレックスがあるようにも思えますが・・。

新車に乗って

乗れる人がいなくなって、実家には、もう何年も自転車がありませんでした。
なので、チョットした買い物にも車で行っていました。

近くのホームセンターで安いママチャリが売られていたので、買いました。
たしか・・、９千円弱。
さっそく、スーパーに買い物に行ってみました。

（13/02/25撮影）
往きは下りで楽ですが、帰りは上りで・・、いい運動です。

途中に公園があります。
そろそろかなと思って、寄ってみました。
河津桜・・、なんとか面会できました。


この公園にはジョギング人もいて・・、自転車で来て、ジョギングか散歩で一汗かいて帰るのもいいなぁ・・。

鵜の目鷹の目

イタリアの選挙結果に世界経済の混乱を懸念する報道がなされています。
少し前のギリシャでは再選挙の結果再建路線を進んでいるようですが、イタリアはどの様な道を選択するのでしょうか。

ギリシャの経済規模は承知しませんが、イタリアはユーロ圏第３位だそうです。
そのような話を聞くと、世界史上のギリシャとローマ帝国のスケール差を思います。

先日、テレビで「ハドリアヌスの壁」がチラッと流れて、「ローマ人の物語」を読んだ頃を思い出しました。
この壁の話を知ると、「万里の長城」を思い起こしてしまいます。
拡大路線からいずれ守りに入るというのは、人類共通の方向性のようにも思います。
その後、衰退の道を歩む・・、と言うのは、命の有限性に係わるのでしょうか。
そして、過去の栄光とフライドに拘る人達が残る。

イタリアの今後は、野次馬的に興味深いものです。
それ以上に、中国の今後は影響度の大きさから気になります。
そして、「パクス　アメリカーナ」の終焉も。
その時、日本はどの様な立場を選択するのでしょうか。

裏藪

裏の畑横の藪を、何年か振りで伐り払いました。

（13/02/25撮影）
子供の頃、この上に薪小屋があって、冬には何日か家族総出で山掃除をして1年分の薪を集めていたなぁ・・。
その頃の生活は大変だったが・・、エネルギー事情的にも理に適っている気がする。

今は、いつもの畑に運んで、ミカンの剪定屑と一緒に野焼きです。

大根二題

「逃げる大根」が話題だそうです。
形の面白い大根は割りとよく出現して、毎年のように新聞の地方版に写真が載ったりします。

影響を受けたわけでは有りませんが、大変お世話になっている大根に関する二題。
その１．再生

（13/02/22撮影）
霜が降りた寒い朝、近所の人が通りかかって「大根、要る」との事だったので、畑に行って引抜こうとしたら、凍っていたようで皮が剥けました。
とりあえずはそのままにして、別の大根を注意しながら引抜いて渡しましたが、数日後、剥けた皮は再生し始めていました。

その２．長身

（13/02/23撮影）
畝から横向きに伸びだした大根、引抜いてみると１．５倍くらいの長さに生長していました。

植物は植物なりに、生命活動は興味深いものです。

大犬の陰嚢

この日は、道端のオオイヌノフグリの青が存在を強く主張していました。

（13/02/22撮影）
花からは考えられない名前をつけられてしまっていますが、実の形がそれに似ているところからつけられたそうです。
が、実はこの植物の実は、先が尖り気味でそれほど似ているとは言えません。
同属のイヌノフグリの実は丸みを帯びていて、そこからの名だそうです。
ちなみに命名者は、変人（としか思えない）牧野富太郎博士だそうです。

野菜不足

今の時期、ダイコンは突き大根で毎日、蕪なら漬物で毎日食べます。
畑にあるのを、トウが立つ前に極力食べようとするからです。
と言う事で、食べる野菜に偏りがあって、野菜不足を感じています。

野菜ジュースのお試しセットが目に留まって、購入してみました。

（13/02/22撮影）
毎日飲むと１６１円／本だそうで・・、チョット高目かなぁ。
そう感じるのは、やはり効能がハッキリしないからか・・。

でも、目に留まるのは、身体が欲しているからかなぁ。
当面、店頭でもうチョット安目なものを探してみようか・・。

スッキリ

当県に「高田引越センター」という運送業者があります。
その会社が面白いＴＶＣＭを流しだして１０年位経つでしょうか。
今回のＣＭは芸能ニュースとタイミングを合わせたように女性モデルが丸刈りになる内容だった為に全国版で採り上げられたりしましたが、自分的には、これまでの一連のＣＭにもくすぐられています。
ホームページにはＣＭギャラリーがあるので興味のある方は、見てみて下さい。
但し、サビの部分だけなので、全体を見た時の面白さは伝わり難いとは思いますが・・。

さて、先日にも紹介したミカン畑のそばの台杉仕立状態の杉の木、全部伐採できて畑が明るくなりました。
スッキリ。

（13/02/20撮影）

白花蒲公英

ミカン園の剪定をしている時、足元に明るさを感じて視線を落としてみると、シロバナタンポポが咲いていました。

いっぱい咲いていましたが、寒さのせいか、みんな縮こまっていました。

（13/02/16撮影）



今日は、家のそばでウグイスが鳴いていました。
声に伸びはありませんが、一応、ホー・ホケキョでした。

「椿さん」も終わったし、伊予路の春は、もう、すぐそこに来ているようです。

コンクラーベ

今のローマ法王が決まる時に聞いた「コンクラーベ」を久し振りに聞きました。
初めて聞いた時は、その意味と言葉の響きに驚いたものです。

さて、経年劣化で膝や肩の関節に常々違和感を感じるようになりました。
と言う事で、１年程前ＣＭでよく聞くグルコサミン等の入ったサプリを３ヶ月ほど試してみました。
その後何度か案内書が届きましたが、効果をハッキリ感じる訳ではなく、継続飲用するかどうか迷っていました。

今回、「特別価格」の案内が来て、申し込む事にしました。
結局の所、害は無いだろうし、無料なら効果を期待して飲むだろうし・・、価格が決め手になったと言う事でしょう。

（13/02/19撮影）
同種のサプリを取り扱う業者も多いのでいずれ価格が下がるという読みと、効果があるなら早く始めた方が良さそうとの思いの競合の中での
「根比ーべ」だったのでしょうか。

できれば、医療費削減に結びつくような効果があれば良いのですが・・。

雪

昨日から降り続いていた雨が、１０時頃から雪まじりに変わりました。
垂れ下がった雲のもとで、山あいにも霧笛が聞こえてきます。

野良作業は出来ないので選果作業を少しした後で、いつもの鈍川温泉に寄ってから帰ることにしました。
気温が低い為か温泉の中は湯煙もうもうで、視程数メートルでした。

この温泉に立ち寄った後は、いつも峠越えで帰ります。
上り始めると、白くなった山が見え出しました。

（13/02/19撮影）

峠を抜けるトンネルに近付くと、結構白くなっていました。
雪国の人には申し訳ないけど、当地では、雪化粧をきれいに感じます。


夜間の雪ではないけど、山の上では明日の朝は凍結かなぁ・・。

独り占め

父の散髪が終わるまでの待ち時間、雨上がりのひんやりした空気の中を水仙と菜の花の群生畑に登ってみました。

（13/02/15撮影）


心地よい眺めを独り占めでした。

チェック

防寒用のサンテを掛けた「せとか」のそばを通った時、三つばかり外されていました。

（13/02/15撮影）
外しただけで齧っていないとは・・、よく登場する鳥獣達では考え難い仕業です。

「そろそろ収穫時期だよ」と教えてくれたのでしょうか。

非ユークリッド幾何学

「大科学実験」は当たり外れが大きい番組だと思いますが、今日は面白く見ました。
水中での音速が空中の約５倍で有ることを実測するものでした。

この番組を見ながらイメージ出来ることの重要性を感じました。

最近読んだ読物の中で、非ユークリッド幾何学がどうしても理解できません。
「あたえられた点を通ってあたえられた直線に平行な直線が少なくとも二本引ける」のロバチェフスキー、ボヤイ。
「あたえられた点を通ってあたえられた直線に平行な直線を引くことができない」のリーマン。
前者はトランペットの広いほうの口を合わせた曲面上、後者は球面上の幾何学として、雰囲気程度は分かった気になります。

アインシュタインの一般相対性理論では宇宙の構造が非ユークリッド幾何学的である事が証明されているそうです。
「この世で最も不思議なのは、この世界が人間の理解可能なようにできていることだ」アインシュタイン
この場合の人間は、極一部の・・だなぁ。