キンちゃんの「マイコレ」partⅤ

果樹栽培、自然観察、・・・そして時々人間観察等です。

キリギリス

2012-06-30 17:34:05 | 
バッタ、イナゴ、キリギリス・・、あらためて違いを聞かれると・・。

草むらにいたのは、キリギリスの少年でしょうか。

(12/06/20撮影)
こちらに気付くと、茎の裏側に身体を回して隠れようとします。
しつこく覗き込むようにしていると・・、疲れたのか、諦めモードになっていました。
その仕草がカワイイ。

何故キリギリスと思ったか・・、と言うと、
キリギリスは、バッタとの比較すると「からだが短くて体高が高く、脚と触角が長い。」
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隠れ帯

2012-06-29 17:27:23 | 
ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)が出てくる時期になりました。

野菜畑で伸びた草むらにいっぱいいました。
ひと月前は巣を張る程の草丈でなかったので、幼い身体で、どこかからやって来たと言う事でしょうか。


Wikiによれば、
「隠れ帯(かくれおび)、白帯(はくたい)、スタビリメンタム(英:stabilimentum)は、クモの円網につけられた糸の装飾である。その機能は、多くの説がある。日本では、古くよりクモの姿を隠す効果があるとの判断から、隠れ帯の名が使われたが、そのような予見的判断を避けるため、専門用語としては白帯が使われる。」
との事です。

幼体の場合「隠れ帯」がないと見つけ難いのが個人的見解ですが、蜘蛛や獲物側からは・・、どのような意味があるのでしょうか。

幼体の隠れ帯は円形です。

(12/06/20撮影)

成体の隠れ帯は直線状(規則性無し)になりますが、これは過渡期なのでしょうか。


混合型もありました。


そして、肝心な獲物ゲットの機能も。
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紅小灰蝶

2012-06-28 17:57:10 | 
梅雨の雨が一休みして久し振りに青空が広がったら、気温がグンと上がりました。
雨は降るけど過ごしやすい気温が続いていましたが・・、暑い夏に身体がだんだん我慢できなくなっていくなぁ・・。

野菜畑の草もよく伸びます。
その草むらにベニシジミがいました。

(12/06/20撮影)
こちら側が翅の裏になるそうですが、ベニシジミのこちら側の色が好みです。
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美女鬼蜘蛛

2012-06-27 18:39:55 | 
ミカンの木で大きな獲物をゲットしていたクモは、初めて見る色合いでした。

(12/06/20撮影)
お腹の丸い姿はコガネグモ科ではないかと思いますが、名前が分かりません。
似たような姿ではワキグロサツマノミダマシをよく見かけますが、色が違います。
検索してみるとビジョオニグモと言う素敵な名前のクモにスタイルは似ていました・・、が、ファッションが違っていて残念でした。
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最後の収穫

2012-06-26 18:37:54 | 果樹
今期(前期?)から河内晩柑が生り始めました。
河内晩柑は「新緑の季節を過ぎるまで(4~7月)木に実らせたまま収穫できる珍しい柑橘です。」との事で、ズッと生らしていましたが、先日、ついに収穫しました。

(12/06/20撮影)
収穫時には、来期の実も一緒に記念撮影です。


実は「回青」により、色が青くなり始めていました。
「樹上で越冬し成熟期が初夏のカンキツ果実では、いったん低温を迎えて果皮中のクロロフィルが消失し、カロチノイドが発現して橙~黄色になる。樹上で春を迎えると果皮が二次生長し、クロロフィルが再現して緑色になる。
晩生カンキツ多くみられる現象で、日光を受ける果実ほど回青し、回青果実は一般に品質が低下する。」
との事なので、対策するとしたら袋掛け?
まあ、数年、様子を見ましょう。


皮が肉厚なので、中身は結構小さく感じます。
味はサッパリ系・・、残っている甘夏の方が甘味を含めて大分濃いです。
とは言っても、2~3年は味見をしてみないとハッキリ言えませんが・・。
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Rain lily

2012-06-25 18:52:46 | 
ミカン畑の見回りに行く途中、道端にサフランモドキが咲いていました。

(12/06/20撮影)


雨の後、何もなかった所に突然現れます。
そして数日後には花が咲いた気配も草むらに隠してしまって・・。

レイン・リリーの名は素敵ですが、リリーのイメージとは繋がり難くって・・。
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胡麻斑髪切

2012-06-25 03:32:21 | 
ミカンの木にゴマダラカミキリが・・、今期初登場です。

(12/06/20撮影)
ミカンの木を枯らす事のあるこの虫の対策・・、分かりません。
色々やってみましたが・・、今年は若木だけ株元に防除薬剤散布をする事にしました。

そして、この個体の行く末は、・・・です。
この数日後も数匹見つけて・・、今の所、全て・・・です。

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逆説の日本史 中世混沌編

2012-06-24 18:29:31 | 
一休みした雨が再び降りだして・・、当地でも被害の発生が心配されます。
が、とりあえず・・、アジサイを叩く雨音を聴きながら・・、雨読です。


室町時代は、よく解らない時代の印象がありましたが、この本を読んで少し視界が広がる気がします。

(12/06/24撮影)

尊氏、義満、一休さん、金閣寺、銀閣寺・・、それ以外にも盛り沢山であったようです。

「・・戦国大名第一号・・朝倉孝景・・」
「孝景は単に戦争に強かっただけではない。領国経営つまり政治家としても非凡な才能を見せた。その証拠が、孝景が本拠とした越前一乗谷と「朝倉孝景十七箇条」なのである。」
「実力主義と自由競争を宣言した「朝倉孝景十七箇条」」

「(山城)国一揆と一向一揆」
「・・山城国一揆がそれまでにない「自治共和国」を目指した時に、自らを「惣国」と呼んだのは、そうした意識が背景にあってのことだ。」
「・・惣国がわずか八年の寿命しかなかった最大の理由の一つに、カリスマ的リーダーの不在を挙げたい。」
「・・「ただの民衆」が国を治めていくこと、つまり「自治」を正当化する思想がないのである。」
「一向一揆とは・・、浄土真宗つまり本願寺教団の信徒たちによって組織された一揆である。」
「実は、本願寺はダメだったが、それ以外の真宗教団は隆盛の一途をたどり、蓮如が生まれた頃は、我が世の春を迎えていたのである。」
「極楽往生は阿弥陀如来の最も重要な誓願(本願)である。「私(阿弥陀)を信じ、私を念ずる者は必ず極楽浄土に生まれ変わる(往生する)」・・だから、本来は何もしなくていい。儀式も教団もいらないし、修業も作善も要らない。だから親鸞はこれら一切を否定した。・・人間はそれでは物足りないのである。」
「蓮如の教えに共鳴する信者が増えてくると、蓮如はさかんに信徒同士の集会を勧めた。・・こうしたグループのことを、蓮如は講と呼んだ。」
「講という蓮如が考えたシステムが、一向一揆という戦国最大の一揆の母体となるというところが、歴史の皮肉でもあり妙味でもある。」
「その転換点は、地方武士いわゆる土豪・国人クラスの一向宗への帰依にある。・・つまり中間管理職までが組合に加入し、経営者を追放し経営の実権を握った、というのが現代の組合闘争にたとえた一向一揆の構図なのである。」

「『平家物語』という亡霊が大活躍する「鎮魂の曲」は、なぜ琵琶法師によって語られねばならないのか。・・「死え」を扱う人間ながら僧侶は「ケガレの対象外」とされたことである。・・観世三郎元清の芸名がなぜ「世阿弥」なのか、・・名前に「阿弥」をつけるのは時宗の信者の習慣である。「観阿弥」なら「観阿弥陀仏」の略になる。」
「上演の間だけ怨霊が憑依し、終わったら憑依から脱する仕組みをつくればいい。・・その道具とは「仮面」である。すなわち能面なのだ。」

「日本の将棋の駒の名称が、・・玉(王将が出現したのは玉将の後のことである)、金、銀、桂(肉桂(シナモン))、香、という貨宝、すなわち物になっている・・」
「将棋は戦争ゲームではない・・外国人も直ちに「駒の再使用」あるいは「持ち駒」という概念を理解する・・「マネー・ゲーム」だと言えばいい・・」

その他にも、折り紙、風呂敷、花、茶など・・なかなか面白い考察が有りました。


今回も、興味深く読ませて頂きました。
コメント (2)
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蔓花茄子

2012-06-24 04:07:45 | 
通勤途上の山際に咲くツルハナナスには、清涼感を感じます。

(12/06/18撮影)


昨年初めて出会って投稿した写真は8/29撮影。
花期が長い花のようです。
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高接ぎ

2012-06-23 18:05:04 | 果樹
今年も何種類か柑橘の接ぎ木をして・・、結果が見えてきました。

薄皮の品種不明のネーブルの株が傷んできたので、種の保存の為にそばの温州に接ぎ木しましたが、順調です。

(12/06/15撮影)
どの様な実が生る様になるのか楽しみです。

昨年の初取り組みの結果が良好だった文旦、今年は活着率が下がりました。

やり方を変えた為か、穂木が悪かったか・・。

河内晩柑の活着率も文旦と似たようなものでした。


晩白柚(バンペイユ)は苗木植付け時に剪定した枝を接いでみました。

穂木が悪いのか全滅・・、と思ったら、一つだけ葉を伸ばしていました。
貧弱な穂木だったのに、良くぞ活着してくれて・・、元気に育って欲しい。
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生きるために

2012-06-23 03:28:42 | 
ミカンの葉の上に蜂がいました。

(12/06/15撮影)
キアシナガバチ(黄脚長蜂)のようですが、様子が不審です。
近付いてみると・・、イモムシを食べているようです。
キアシナガバチをネットで見ると、
「成虫,幼虫共にガの幼虫を食べます。ガの幼虫は毒針で仕留めるのではなく、噛み付いて殺します。幼虫を二つに噛み切り内臓を絞って捨てます。残った筋肉質の部分を食べ、後は肉団子にして巣に運びます。」
とありました。
まさに、その時だったようです。

周りを見てみると、小さなイモムシがいました。

名前は分かりませんが、サイズ的には、この仲間がやられたのかも知れません。

更に見回すと、大きいイモムシもいました。

エグリヅマエダシャク(抉褄枝尺)かなぁ。
こちらだと大き過ぎて手に負えなかったのでしょうか。
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黄斑せせり蝶

2012-06-22 17:36:40 | 
やっと晴れ間が見えて・・、良かった良かった。


先日畑を見回っていると、キマダラセセリが笹の葉の上にいました。

(12/06/15撮影)
幼虫の食草はイネ科植物のようなので、まだ幼いのかなぁ。
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2012-06-22 03:30:33 | 果樹
ナツメの花が咲いていました。

(12/06/15撮影)
目立たない花だけど・・、樹はまだまだ小さいけど、どれくらい結実するかなぁ。
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鼠黐と熊野水木と

2012-06-21 18:26:39 | 
雨が降り続いています。
一休みしてくれないと、あちこち心配な所も・・。


山の花木には白い花をつけるものが結構あって、今の時期もよく見かけます。
時々、白い花にはどんな理由があるのだろうと思います。

ネズミモチがミカン畑にも枝を伸ばしてきて・・、枝を横に広げるので、今度の冬は株から伐るか・・。

(12/06/15撮影)

山中の道沿いで目に付くのは、クマノミズキです。

(12/06/17撮影)
ミズキ(水木)とは花期と葉が対生か互生かで見分けますが、当地で見かけるのは、もっぱらクマノミズキです。

写真を撮る機会は失していますが、その他にもサンゴジュ(珊瑚樹)の白い花も良く見かけます。
山中では結構大木になっていて、庭木で見かけるのとは別の趣があります。
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フェイジョア

2012-06-21 03:26:08 | 果樹
フェイジョアの花が咲いていました。

(12/06/15撮影)
何度見ても、目が留まります。


連休も終わった・・。
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