オーディオ愛好家の中で左右のスピーカーの間にテレビを(大型スクリーンでもいいが)設置されている方はどのくらいの割合なんだろうと思うことがときどきある。
言い換えるとオーディオシステムを「音楽を聴くためにだけある」派と「音楽やテレビ番組を幅広く聴く」派とに分けるとすればということだが、経験上これまで訪問させてもらった仲間たちの比率からいえば、5対1ぐらいに落ち着く。
つまり「音楽もテレビも両方聴く」派は圧倒的に少ない。
しかし、我が家では「両方聴く派」に属しており、紀行番組を含めたドキュメンタリー番組や興味のある時事問題はシステムの音で視聴している。
したがって、我が家では時間がいくらあっても足りないほど忙しい(笑)。
それはいいとして、ソニー製のテレビ(55インチ)はとても綺麗な画像で満足しているが、「光出力端子」(TOS端子)が1個しかないのが残念。
我が家では2台のDAコンバーターに沿って2系統のシステムを組んでいるので不便なことこの上ない。そこで、重い腰を上げてようやくネットで光分配器(電源付き)を購入した。
入力1、出力3分配という代物だが不安は分配に伴う音質の劣化だけだが、お値段がビンボー人の手が届く範囲だったので「ダメ元」で購入してみた。
現物が到着後にさっそく接続してみた。
光ケーブルが3本(入力1本、出力2本)要るが、既に「SAEC」製を持っていたのでOK。ちなみに、この分配器はたった1本の光ケーブルの1/3ほどのお値段だったので大助かり(笑)。
興味津々でテレビから音出ししたところ、音質の劣化は当然あるのだろうが、自分には差異が分からなかったので「ああ、よかった。購入して正解!」。こんなことなら早く買っておけばよかった。
これで、「ブルーレイ・レコーダー」→HDMIケーブル→「ソニー製のテレビ」→光ケーブル→分配器(2分配)→2本の光ケーブル→2台のDAコンバーターという「黄金ルート」が出来上がった。
なぜ「黄金ルート」かというと、この4月に購入したブルーレイ・レコーダーのHDDに取り込んだ「CDの音」がかなりいいのである。
DAコンバーター側で「192KHz」へとアップサンプリングしているせいもあるが、「CDトラポと聴き比べてもそれほどそん色がありませんよ」とは仲間の評である。
HDDに取り込んだ気に入った音楽を2系統のシステムのどちらでも簡単なクリック操作により聴けるようになったのだから便利なことこの上ない。
CDを聴くときの一連の動作が段々歳を取ってくると億劫になるのはおそらく自分だけではあるまい(笑)。
つまり、「ジャケットからCDを取り出す」→「CDトラポのトレイを開ける・載せる・閉じる」→「プレイボタンを押す」→「終わってジャケットに収める」といった一連の動作が、テレビ画面を観ながら頭出しは簡単そのものだし、リモコン・ボタンのクリック一つで実現可能だからたまらない!
デジタル機器(ブルーレイやDAコンバーターなど)の技術の日進月歩はメチャ凄くて、もう中級以下のCDトラポは不要かもしれませんね。
こういうことに気付かされるのも「音楽・テレビの共用派」だからこそだろう。
そういうわけで、現在のところ暇さえあれば我が家のめぼしいCDをすべてブルーレイレコーダーのHDDにぶち込んでいる真っ最中だ。
CD1枚当たり10分程度かかるので、もう毎日が忙しくて忙しくて・・(笑)
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