赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

濱野京子さん新刊 『はじまりは一冊の本!』

2023-10-18 10:05:42 | その他

濱野京子さんの新刊がでました。

『アカシア書店営業中』からの本つながりのシリーズです。あかね書房さんですね。

今回は、本の内容より、本というものがいつからできたか?という視点で興味をもつところが、新鮮。

そして、卒業生がのこした特別な本もでてきます。

でも、わたしが注目したのは、柊斗と父親との関係。父親が自分の趣味を子どもに押しつけてしまうんですね。

こういう家庭、この頃、ちょくちょく聞きます。父親はキャンプ好きだけど、子どもはあんまり……とか。

でも、子どもは親に遠慮もあって、なかなか本音をいえないですよね。

親の理想に無意識でもあわせようとしたりします。

そのあたりのむずかしい空気をうまく書いてあります。

そして、印刷博物館に行きたくなりますよね。そして、柊斗もがんばって……。

それにしても、

濱野京子さん、とぎれず本が出版されてさすが。今年、あと一冊でるようですよ。

ネタがきれないというのが、すごいな~~。

 

今朝は涼しかったですね。

今週末は児文協は公開研究会ですが、わたしは法事なのでオンラインです。残念!

今年は、てづくり絵本の東京展にも行けませんでした。武藤先生、ごめんなさーい。

ゲームみたいに体力を補充できればいいのにと、思うこの頃です。


小平九小に行ってきました。

2023-10-16 17:27:44 | その他

今日は小平九小にゲストティーチャーとしておじゃましました。

そしたら、なんとヤギをかっていたんです。モミジがすきで、あげたら、バクバク食べてくれました。

 

校長先生が命を大切にする教育をしたいということで、飼われたそうです。

このヤギのほか、ウサギ ウコッケイ ウズラも飼っているそうです。

ウズラは、たまごからかえったばかりのヒナも見せてもらいました。小さかったです。

子どもたちは元気で想像力あふれて、たくさんの子が手をあげてくれました。

うれしかった~~。

でも、ちょっと元気のおされて、疲れたかな。今日はよく眠れそうです。

今月の押し花はコスモスを額にしました。


絵本講座、発表会

2023-10-12 09:12:04 | その他

10日に終わった、国分寺市本多公民館の手作り絵本講座の発表会を企画してもらえました。

みなさんがつくって絵本、たくさんの人に見ていただきたいです。

おかあさんたちの子どもを思う気持ちがぎゅっとつまった素敵な絵本たちです。

わたしも読み聞かせをします。うまくいったら、パネルシアターもします。よかったらぜひぜひ、来てください。

 

秋はイベントが多いです。

10月16日月曜日、ゲストティチャーとして、小平9小にいきます。

小平9小は、ヤギやウサギなど動物を飼っている小学校です。楽しみです。

小平市立小平第九小学校 (kodaira.ed.jp)

小平9小とのつながりも、ずいぶんと長くなりました。

元気な小学生と出会えるのが楽しみです。給食も食べさせてもらえるみたい!

 


来年の岡山セミナー

2023-10-09 18:25:30 | その他

日本児童文学者協会のわたしは組織部というところにいて、その関係で地方セミナーの企画お手伝い、応援をしています。

来年2024年はその地方セミナーの年で、岡山で地方セミナーをおこなうべく、今、いろいろ決めているところです。

日程は2024年 11月23日

岡山、いいですよね。「ハレの国、岡山」っていうくらい晴れた日が多いってうらやましい。

メイン講師は内田良さんなのですが、児童文学の作家さんにも登場してもらうので、わたしも準備として、岡山が舞台になっている作品を読んでいます。

まず、『奉還町ラプソディー』 村中李衣さん、

岡山駅のそばにある、奉還町商店街を舞台にした作品です。

お年寄りが多いちょっとレトロな商店街だけど、お年寄りを見る子どもたちの思いがやさしく、ほのぼのそておもしろいです。

自然体で、空気がふきぬけるような文体で、ほっとする作品です。

また、

こちらは新人の天川栄人さんの作品です。

岡山で夏におこなわれる、うらじゃ というお祭りを題材にした中学生たちのストーリーです。

地元のうらじゃという鬼の伝説も書かれていて、まさに、岡山が主題になっているような作品。

天川栄人さんは、新人とは思えない文章のうまさ、キャラがそれぞれ、とてもいきいき書かれていました。

力がある新人が次々でてきますよね。

 

岡山セミナーは岡山支部の人が決めてくださるのですが、盛り上がるように、組織部も応援していきます。

とはいえ、夢基金を申請するため、一年前に決めないといけないって、ちょっとキツイですね。

でも、岡山支部の方々、とてもがんばってくれています。

 

そして、明日は、本多公民館の絵本づくり講座の最終日。

みなさんの完成品が見られる日です。とっても楽しみ。どんな作品になっているでしょうか!

 


アンソロジー「感動文庫」

2023-10-06 11:58:56 | その他

光丘真里さんが書かれたアンソロジーがのっていると、本をいただきました。

これ、売れているようです。新星出版社という、児童書をださなかった本屋さんなのですが、表紙とか子どもの心をつかむのでしょうね。

一話10分というのも、朝読の時間といっしょでいいのかもしれません。

光丘さんの作品は、『あの横顔を追いかけて』というちょっとおしゃれな雰囲気がするファンタジーです。わたしは絵を見るのが好きなので、この作品、いいなーって思いました。ほかにも、読みやすい9作品がのっています。

 

さてさて、涼しくなってきましたが、今週のわたしはオンライン会議ばかり。

前からドライアイなのですが、それがさらに悪化。目がカサカサ、チカチカ。首もコリコリ、ズーンという感じです。

だめだよね。目がつかれても、本は読んじゃうんだから。

連休は目をつかわないことをいしょう!

そう思うけど……。