日本児童文学者協会のわたしは組織部というところにいて、その関係で地方セミナーの企画お手伝い、応援をしています。
来年2024年はその地方セミナーの年で、岡山で地方セミナーをおこなうべく、今、いろいろ決めているところです。
日程は2024年 11月23日
岡山、いいですよね。「ハレの国、岡山」っていうくらい晴れた日が多いってうらやましい。
メイン講師は内田良さんなのですが、児童文学の作家さんにも登場してもらうので、わたしも準備として、岡山が舞台になっている作品を読んでいます。
まず、『奉還町ラプソディー』 村中李衣さん、
岡山駅のそばにある、奉還町商店街を舞台にした作品です。
お年寄りが多いちょっとレトロな商店街だけど、お年寄りを見る子どもたちの思いがやさしく、ほのぼのそておもしろいです。
自然体で、空気がふきぬけるような文体で、ほっとする作品です。
また、
こちらは新人の天川栄人さんの作品です。
岡山で夏におこなわれる、うらじゃ というお祭りを題材にした中学生たちのストーリーです。
地元のうらじゃという鬼の伝説も書かれていて、まさに、岡山が主題になっているような作品。
天川栄人さんは、新人とは思えない文章のうまさ、キャラがそれぞれ、とてもいきいき書かれていました。
力がある新人が次々でてきますよね。
岡山セミナーは岡山支部の人が決めてくださるのですが、盛り上がるように、組織部も応援していきます。
とはいえ、夢基金を申請するため、一年前に決めないといけないって、ちょっとキツイですね。
でも、岡山支部の方々、とてもがんばってくれています。
そして、明日は、本多公民館の絵本づくり講座の最終日。
みなさんの完成品が見られる日です。とっても楽しみ。どんな作品になっているでしょうか!