昨日は読書会でした。
テキストは翻訳物です。『エレベーター』ジェイソン・レナルズ 。たくさん受賞をされて話題作。
詩でつづられた作品。ラップのようだと評した人がいましたが、そのとおりなのでしょう。
その詩のページの配置も話題や、装丁も話題に。
たばこの煙がとても効果的。エレベーターのせまい空間での主人公の息苦しさがよくあらわれています。
そして、なんていっても、柱は暴力。銃社会のこわさが、よくでています。
ただ、わたしは長いきれいな文章が好きなので、いまひとつ、なじめなかったです。
芥川賞、直木賞が発表されましたが、読んだことのない作家でした。
これから文学はどこに行くのか? 行き場はあるのか?
そんなことを思いながら、電車に揺られて帰りました。