赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

飛ぶ教室 27号

2011-11-06 15:00:09 | 日記
今日の雨は、しとしとと降ったりやんだり。
こんな日は、読書がぴったりで、案外、気持が落ち着き、ほっとします。
『飛ぶ教室27号』をぱらぱらめくりました。
あべ弘士と長谷川義史、ふたりの天才の対談。絵だけでなく、いうことも、文も気がきいています。



飛ぶ教室という雑誌は、エッセイから、本の紹介から、すみずみに「おいしい言葉」というか、「味わいのある表現」がちりばめられています。岩瀬成子さんの作品紹介なんて、ひとつ物語を読んだように、感銘しました。

とにかく、最後までざっと見ようとして、投稿作品のところで、目がとまりました。
今回の佳作の庭野雫さん。創作教室51期に来られていた方でした。
その頃から、いきとどいた、巧みな文章をかかれる方でした。今回の『赤い花咲いて』は、とても完成度が高いと思います。

佳作、おめでとうございます。当時からうまかったので、わたしが教えたってほどでもないのですが、知ってる方の作品が活字になるのはうれしいです。
同人誌にはいられて、春にお会いした時、ひとまわりも大きくなったように感じました。

あと一息だった方など、そのほかにも、みたような名前がありました。
みんながんばってるな~~。
出版不況ですが、書きたい人の意欲は、衰えるどころか、大きく膨らんでいっています。

ふしぎな夜の虫送り

2011-11-05 07:53:54 | 日記
一色悦子さんが、新刊を送ってくださいました。『ふしぎな夜の虫送り』金田卓也さんのあざやかな色彩がきれいな、趣のある一冊です。

虫送りという行事は、映画「八日目の蝉」の中にもでてきました。一度、みてみたいものだと思っていました。この作品はその不思議であやしく美しい世界観を、きれいに描いています。

いっしょに図録もついていました。古河文学館をやっているそうです。
たくさんの業績がおさめられていて、こんな風にまとめてもらえるのは、作家としてうれしいことだろうとうらやましく思いました。
図録の中には、一緒に旅行した写真もはいっていて、楽しかった時がよみがえってきました。
記念対談もあるそうで、くわしくは、文学館のホームページを。

あと、今年の「おはなしエンジェルこども創作コンクールの入賞者」が発表になりました。
児文協のブログをごらんください

ササンカ

2011-11-03 09:34:55 | 日記
今日、11月3日は、晴れの特異日。そして、故・手塚治虫氏の誕生日でもあります。また、『ゴルゴ13』で有名な さいとうたかをも誕生日だそうです。
なんでそれを知ってるかというと、わたしの○回目のバースディでもあるからです。(^_-)-☆
バースディも○回目となると、お祝いなんて気になりません。家族からは、何歳になったの?って、年を忘れられていたりもします。

今朝、家のまわりをほうきではいていたら、ササンカがきれいに咲いていました。

この木は、娘が生まれた時、市からの苗木プレゼントでもらったものです。大きな声ではいえませんが、長男の時もらったツツジは枯れてしまいました(-_-;)
このサザンカも、車庫を修理したさい、枯れそうになったりと、二度のひん死の状態をなんとかもちこたえ、今年も咲いてくれています。



こういう木や花の美しさが、以前にまして心にしみるようになりました。これも、年を重ねたということでしょうが、それならば、年をとるのも悪くないかもしれません。

小平9小に行ってきました☆

2011-11-02 08:46:22 | 日記
昨日は、Mさんのコーディネートで実現で、ゲストティチャーとして、小平9小に行ってきました。将来の職業を考える総合授業の一環です。

体育館でお話しさせていただきました。6年生は、目がきらきら。熱心に聞いてくれました。また、質問コーナーでは、たくさんの質問をいただきました。

けど、わたしはアドリブに弱いことを実感。考えてきたことをお話しするのは、まあ、できたのですが、とっさに質問には、右往左往。また、大人顔負けのすごい質問が飛び交ったのです。
「赤羽さんにとって、作家というのは、どういうものですか?」なんてね。
某国営放送のプロフェッショナルのインタビュアーがしそうな質問ですよね。
まだまだ勉強中のわたしとしては、顔が熱くなりました。けど、わたしが恥ずかしがっていると、わたしが書いた作品たちもがっかりしてしまうので、できるだけ胸をはって答えました。その思い、少しでも伝わったでしょうか?

9小の6年生の先生方も、大変協力的でした。若々しい先生方で、とても魅力的で、子どもたちに慕われていました。

また、校長先生が、なんとも素敵な方でした。心の広い、あったかなお人柄に、いっぺんでファンになってしまいました。わたしの拙著も読んでくれていて、大感動!それから、下の写真は、校長室の前にあったどんぐり工作。どうです、とってもかわいらしいでしょう?

学校開放週間で、わらべうたの「はにほへと」さんなどもまねかれていて、のぞかせてもらいましたが、わらべうたの、癒しのようなのんびりしたリズムで、子どもをぐいぐいひきこんでいました。
おしむらくは、保護者さんが少なかったこと。東京の母親はみなさん、忙しいのでしょうね。

とにもかくにも、聞いてくださった6年生のみなさん、コーディネートくださったMさん、先生方、ほんとうにありがとうございました。