高田由紀子さんが、新刊をだされました。
クローバーが美しくてかわいい表紙です。でも、テーマはしっかい多様性の受け入れ方、現代的です。
転校生の風花ちゃんのおねえちゃん、実里ちゃんはダウン症。
どう理解していいか、わからない行動もとり、とまどう主人公のあおば・・・・・・。
わたしは、昼休み、あおばと風花が、四つ葉のクローバーをさがしながら、ダウン症のことを話す場面がとても心に残りました。
多様性、いろんな個性をうけいれようという時代の流れはすすんでいますが、実際、つきつけられると、どう受け入れていいか思いが整理できないこともあるでしょう。
そういう、せんさいな部分にもふれた、今、読んでほしい作品です。
さて、昨日は、ひさびさ国分寺の詩人、西沢杏子さんにお会いして、安東みきえさんの協会賞のお祝いをしました。
楽しい時間をありがとうございます。安東みきえさん、日本児童文学者協会・協会賞、おめでとうございます。
活躍がまぶしいです。