昨年、児童文学者協会、協会賞の安東みきえさんが新刊をだされました。
これは、子どもだけでなく大人も楽しめる童話です。牧野千穂さんの絵がとてもすてきで、手に面って歩いてもすてき。その挿絵がまた、いい分量ではいっていて、うるさくもなく、物語をもりあげてくれています。本のつくりがとてもていねいだと思いました。
また、いつも思うのですが、安東さんの文章は美しいですね。一つ一つの言葉が選びぬかれて、そこにあるって感じがします。
作品は短編で読みやすいのもいいですね。最後、そうだったのかってところ、味わってほしいです。
余韻が残りますよ。
さて、今日は風が強いです。だれのものかわからないタオルがうちの庭にとんできてしまっています。
こういうとき、どうするの? となりの家はいつも洗濯物を干さないから、もっと遠くからきてのかもしれないし・・・。
タオルをながめて、うーむとうなっています。